午前4時に飛び起きて東側の雨戸を開けると、正面の高い位置に下弦のやや太った三日月が雲一つない澄み切った空に浮かんでいる。
ベランダに出てみると、南東の中空にはオリオン座がこれまでにないくらい大きく展開して輝いている。
闇がまだ辺りを支配していて、日の出が随分と遅くなったということを強く実感させられる。
星の瞬きは東寄りの空に限らず全天に広がっていて「?」と思う。
予報では今日も曇り空のはずじゃなかったっけ…
スマホで予報を確認してみると、4時台と5時台に晴れマークがついている!
ひょっとすると朝日に染まる富士山を見ることができるかもしれない…いやっ、見えるはずだ…そう確信が湧くと後の行動は早かった。
ひげをそり、歯を磨き、顔を洗い、トイレを済ませ…身支度を整えるのに20分はかからなかった。
開け放したベランダのガラス戸を閉めようとして、ふと見上げる空に星が光っていないことに気付く。
エッ?! そんな…
東の空には薄雲が広がり始めていて、南中から西の方角では全く星が見えない。
いつの間に…と言ったって、身支度を整える間のわずかな時間にぞわぞわと雲が広がったわけで、その早業たるや自然界ってそんなに俊敏な動きをしたっけ…といささか驚きあきれる。
しかし、事実は事実。
富士山は雲の中と分かっていて自転車に打ちまたがって闇の中を出ていくのもアホらしいので、即決で止めっ、中止!
…という顛末がございまして、今朝は大いに出鼻をくじかれたのでございます。
今夏、まだ朝日に染まる雄大な富士山を見ていない。
今月はおろか、月が替わっても晴れマークの日ってのがないんだけれど…
山裾に追って伸びる散歩道にはハギに似た花が咲き始めていた
グーグルレンズで調べるとアレチヌスビトハギと出てきたが葉っぱが違う
その花のすぐ横で生っていた何かの実 なんだかおいしそうではある
これはドングリ
縄文人は食料にしたんだろうね
タカサゴユリ
ヤブミョウガの花
これもヤブミョウガ
野山には秋風が吹いていても人の手が入った寺の庭にはノウゼンカズラが咲き誇り、まだ夏が頑張っている♪
同じ庭ではフヨウも咲いて夏が展開中♪