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平方録

寝坊するほどの快適さ

今朝は20分ほど寝坊した。

原因は「夜のしのぎやすさ」だと思う。

日中は山の神に従い、食事などはエアコンの効いたリビングでとるが、"滞在時間"は知れていて、長居はしない。

夜は夜で冷房を好まないボクは寝るときも窓を少し透かして自然の空気を取り入れるだけ。

それで我慢できないときは扇風機を体に当てないようにして使うが、幸いというべきか、たいてい海風が吹いているし、周りは緑に囲まれているので都会のヒートアイランド現象とも無縁で何とか乗り切ってきた。

しかし、今夏の暑さを振り返ると、それも限界に近付いているかな、と思わないでもない気持ちに傾きかけている。

寝るときに冷房を使ったのは「超大型台風襲来!」と鳴り物入りで騒いだ台風7号が房総半島をかすめて通り過ぎた夜だけ。

上陸を免れたためそれほどでもなかったが、それでもそこそこの風雨があって窓を開けられないので止むを得ず使っただけだが、思い返せば快適な晩だったかな…とは思う。

今朝の寝坊もまた、熟睡のできる快適な室温によるところが大きいと思う。

実際、いつものように自然の風を頼りに午後10時に寝て、トイレに起きたのが午前2時。

トイレから戻り「あと2時間か」と目を閉じたところまでは覚えているが…

目が覚めたのは「肌寒さ」を感じたからだった。体に巻き付けていたはずのタオルケットをまさぐりながら、ラジオのデジタル時刻表示をちらっと見たら「4:18」という数字が光っていたというわけである。

目覚まし代わりに午前4時のNHKラジオのニュースが鳴り出す設定にしているが、まったくの白河夜船だった。

このところの3日間は、朝晩はもちろん、日中もこれまで盛んに使われた「危険なくらいの暑さ」という表現とは無縁の"いつもの晩夏"が戻ってきていることを実感している。

ニュースなど見ていると、こうした傾向はまだ限られた地域のものかもしれないと思いつつ、これから熟睡できる夜が増えそうだ♪と思う反面、春先に続いて、また寝坊の季節到来でもあるなぁ…と早起きジジイは若干身構えるのである。

 

暑さも何のその… 今年の百日紅の花はどこもきれいだっだ


白花然り
 

時々見かける薄紫色然り


ここ2、3日の涼しさを敏感に感じ取ったか、ハギがちらほら咲きだした


大きな株にまだ数えるほどだが…


ここに2輪…

こっちで1輪
 

5:05の東の空
 
 
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