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平方録

春の嵐が吹き荒れる前に…

予報では今日はひどい風が吹き、次第に雨が降り出すという。

サクラの季節に「花に嵐」はつきもので、だから西行さんの「春風の花を散らすと見る夢は さめても胸のさわぐなりけり」という歌が生まれたわけだから、この悪天候は受け入れるよりほかはない。

幸いまだ花は咲き始めだから、多少の嵐には耐えうるだろう。

彼岸の最中、まるで真冬に戻ったかのような低い気温に加え、雨まで落ちてきて、所によってはまさかの積雪があったり…
お陰で春風に誘われてパトロールに出ようにもそれどころではなく、誠に気分のすぐれない日々を過ごさざるを得ない羽目に陥ってしまった。
そんな中でようやく迎えた春らしさ…と思ったら、一転の荒天予報である。
春の無常は花に限ったことじゃないってことか。
ただ不幸中の幸いというべきか、吹く風は南風で、このため太陽は顔をのぞかせなくても気温は20℃位にはなるというから、ヤレヤレな気分ではある。
 
そんなわけで鬼のいぬ間じゃないけれど、10日ぶりのパトロールに海辺の道を走ってそこそこに充電しておいた。
勿論、短パンで太ももは風にさらし、元気一杯に♪
 
 
ちょっとご無沙汰している間にハマダイコンの花が咲き始めていた


自転車道のすぐ脇にも


こちらはハマヒルガオの群生地(茅ケ崎市柳島海岸) 


この辺りの浜は相模湾内でも有数の群生地だと思う


この日の自転車道には「運動しに来たんですよ」といわんばかりの元気印の老人たちの姿が目に付いた(まぁ、ボクも国の統計上は「老人」の部類に入ってるらしいけどね)
で、腰を下ろせるものを見つけてはのんびりした春の海を眺めながら一息入れてるんでしょうな(右端で立っている人もどこかに座りたいんだろうけど…)


相模川左岸河口でUターン


河口越しに見る湘南平の鉄塔の背後に富士山の姿があるのだが、肉眼ではかすかに見えたが写真には写っていなかった


春の海 春の浜


画竜点睛を欠く やっぱり富士山が見えないと物足りないね


学校が春休みに入ったにしては浜辺の賑わいが今一つ(片瀬西浜の水族館前)
 

昼飯は握り飯を浜辺で食べることが多いが、たまにはラーメン(貝でだしを取ったというところがウリ)
小田急片瀬江ノ島駅(画面の奥の右側に見える薄緑色の屋根)の前の境川べりの店で


自宅近くの畑で咲いていたルッコラと菜の花


春めいた景色ではありました
 
 
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