昨日は午後5時過ぎに雨の中を帰宅し、湯船に湯を満たしてしばし身をゆだねた。
夏至を過ぎて以降、シャワーで済ませてきたから、湯船に浸かるのは3か月ぶりである。
シャワーでは味わうことができない、湯のぬくもりが体全体にしみわたっていくような感じが誠に心地いい♪
足をまっすぐ伸ばして入れるので、それひとつとっても心身はのびのびとしてくる。
湯温はぬるめの38℃♪ (ただし冬場は39℃に上げている)
ボクは比較的長風呂だが、このぬるめの湯というのがその秘密で、この湯温だと長く入っていられる。
たいがい防水ラジオをつけ、それを聞きながら15~20分、ラジオの話が面白かったりすると終わるまで浸っている。
こうして安上がりの方法で心をもみほぐすようにしている。
何せジジイには時間はたっぷりあるから。
全国各地の名湯と呼ばれる温泉の中には相当湯温が高いところがあり、ボクにしてみればそんなものは名湯でも何でもない。
歯を食いしばって入るようなアッチッチの湯が、どうして名湯なのさ、地獄の釜茹でじゃないの。
旅先でそういう湯に当たってしまうと心底がっかりする。
今日も雨の一日で気温もしのぎやすそうだから"湯船日和"じゃないか?
どこかに出かけられるような天候でなし、"自宅の名湯"でほっこりしようじゃないの♪
東京と神奈川の境を流れる多摩川に洪水警戒警報とやらが出たと、午前4時過ぎにスマホのニュースで流れた。
流域の人口密集ぶりを考えると"もし…たら"一大事だ。
しかも、今日も明日も雨は一日中切れ間なく降り続く予報になっている…
台風10号は今朝6時の推定位置が大分県由布市付近だそうで、豊後水道を渡って四国に上陸してもノロノロノロノロ進むそうだから、何をかいわんやである。
いったいいつまで続くんだ?
わが俳句結社「二合会」は昨日、句会を開いた
お開きの後、有志で反省会を催すべく"この町一番人気"の立ち飲み屋に寄ると大異変に遭遇した
午後3時半ころの店内の様子
普段は平日だろうが休日だろうが、この時刻はカウンターにとりつくのが無理なくらいの人でごった返しているのだが…
水商売風のオネエさん2人と3、4人の初老の男が寂しそうに一人ずつ突っ立っているだけで、ガラガラ
自販機を操作して食券を出そうとしているのは、わが同人の貧乏旅行作家氏だし…
こんな不景気な天候の日に、いくら人気店だといっても、わざわざ立ち飲み屋に立ち寄ろうなんて人はいないのだ
用事があって家を出てきた人も用事を終えるとさっさと帰ったのだと思う
われらさっさと切り上げる
ボクはショーチューをトマトジュースで割ったトマト杯をジョッキで1杯飲んだだけ
今回、ボクの提出句(兼題は「立秋」)
秋立つ日列島真っ赤に染まりけり
歳時記や「立秋削除」の日は近し
朝ぼらけ蝉の音またまた遠ざかり
蚊も蝉も嗚呼夏なのに夏なのに
向かっ腹波打つ稲穂で鎮めけり
「秋立つ日…」の句は互選の結果、ほかの同人の作品と「天」を分け合ったが、ボク的には二番目の「立秋削除」をひそかに一押しにしていたんだけど、1票も入らなかった