11日の水曜日のことだから、もう1週間前のことになるが、散歩の途中の運動公園にあるカワヅザクラのつぼみが膨らんでいるのに気付いた。
3、4日もすれば開花するんだろうなと思っていたが、その後、散歩日和の日はほとんどなく、土曜日以降は冷たい雨に降り込められ、すっかり「コタツのシミ」になって散歩どころではなかった。
やっと晴れたのは火曜日。それも午後遅くなってからだったが、気分転換にと件のカワヅザクラの様子を見に行った。
他のサクラに先駆けて咲くカワヅザクラは独特の濃いピンク色をしているが、まさに、その特徴通り濃い目のピンク色の花を4輪確認した。
それぞれ違った枝に1輪ずつ。
開いたもの以外にも「あと少し…」という、開きかけているものも何輪かあった。
毎年東京のサクラの開花宣言を出している気象庁は靖国神社にある特定のソメイヨシノを標準木として、5~6輪開いた段階で「開花」としているようだが、わが運動公園のカワヅザクラの4輪では「開花宣言」は見送りだろうな…などと思う。
それにしても、あの氷雨のような冷たい雨が降りしきる中で開いたんだろうか…
雨が止んでから開いたにしても、気温は平年より低かったはずである。
近くにあるソメイヨシノの梢にはまだ何の兆しも無く、冬ごもりの姿のままで春は今だし…は1月の半ばならば当然だろう。
しかも、昨日あたりから寒波が南下してきて気温が下がってきた。
来週にかけて居座るらしいから開花速度にもブレーキがかかるんだろうが、それでもこのカワヅザクラのように植物は寒中だろうが、そんなことは気にもかけず確実に歩みを前に進めている。
ボク自身はまだ目撃していないが、近隣にお住いの2人のブロ友さんがウグイスカグラの花が咲いている様子を写真とともに紹介されていた。
月が替わればたどたどしい鳴き声でウグイスが囀り始めるだろう。
雪には縁遠い関東地方だが、週間天気予報の月曜日の欄に今冬初めて雪だるまが登場しているのを見かけた。
関東の雪は春の兆しである。
埼玉県にお住いの自転車乗りさんのブログではセツブンソウが咲き始めたのを知った。
鎌倉のあの寺とあの寺にも毎年咲く。
ボチボチ覗きに行ってみようかなと思う。
近所の運動公園のカワヅザクラが開いた