昨日の拙ブログは今年初めて蚊取り線香の煙に助けられながら書いたことを報告した。
その後、朝ごはんを食べ、新聞をじっくり読み終えた後、気になっていた花壇の雑草取りに庭に下りた。
その時チラッと脳裏をよぎったのは、2階のベランダに蚊がいたのだから草花が生い茂る庭にこそ手ぐすね引いた不埒者が待ち構えているに決まっている…と踏んで、植物由来の成分で作られた「虫よけ」を短パンとポロシャツからにょっきりと出た足と腕と顔に塗って用心したのだ。
案の定、ものの3分もしないうちに顔の周りにあのブゥ~ンという不快な羽音が響き、あろうことか瞬きする睫毛に不埒者の羽が触れたり、鼻先を飛びまわったり、うるさいったらありゃしない。
しかし、さすがは虫よけだね、接近こそすれ、肌に取りついて血を吸うってところまでは許さず、敵は顔の周りを飛び回るだけ。
悔しかったろうなぁ~、こんなはずじゃないって ♪
それでも、しつこく飛び回るので朝方使った蚊取り線香の残りを持ってきて近くに置いて草取りを続けたら、煙に巻かれて気絶でもしたか、ようやくて静かになった。
お陰で庭にいた2時間余りで血の一滴も提供せずに済んだのは、それこそ備えあれば憂いなしって見本だね。胸を反らせて威張るほどの事じゃないけど…
それにしたって、緊急事態宣言が解除されると同時に出てくるってどぉ~いうことよ。
タイミングを計っていたとすればまったくもってケシカラン話だ。
もっとも、コロナの脅威に比べたら、今の蚊がもたらすのはマラリヤとかデング熱とか日本脳炎なんてのもあったけど、いずれも治療薬があるからそれほど深刻じゃない。
ましてやここは南関東。蚊が媒介する風土病なんてのもついぞ聞いたことはない。
あの羽音の不愉快さが極まる以外は痒いのが癪にさわるが、蚊取り線香で専守防衛に努め、それでも攻撃してくるなら個別自衛権を発動して平手と平手で勢いよく叩き潰すだけである。
襲来する敵を首尾よくピシャっと叩き潰すのも快感の一種なのだ。
それにしても「五月蠅い」と書いて「うるさい」と読ませるが、「五月蚊い」と書けば「しつこくてうるさくて、実に不愉快」と読ませるって、国語審議会が答申してたよなぁ、あれ何時の事だっけ ?
わが家のバラから
先ずは「ニュー・ドーン」 見出し写真は「伽羅奢(ガラシャ)」
「ル・ポール・ロマンティーク」
「バーガンディー・アイスバーグ」