1948年7月20日に公布・施行された「国民の祝日に関する法律」の第2条によれば、今日21日の「春分の日」の意義について「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ためと記されている。
まっ、正直言って誰もそんなことは意識して今日という日を迎えているわけじゃないだろうが、ボク的にはこの日を境に日がどんどん伸びて夜の時間より昼間の時間が長くなっていくというのが何よりうれしい。
部屋の中の机の前に座って仕事をしたり、家に籠ってグダグダ過ごすより、太陽の明るい光を浴びながら身体を動かしている方がどれだけ楽しいか…
そういう野遊び型人間からすると、これからの季節はまさに天国といっていい♪
太陽が真東から登って真西に沈む…たったそれだけのことなのだが、今年は長く寒い冬に見舞われたおかげで、日が伸びるという当たり前の事実をいつもの年以上に待ちわびていた気がする。
真東から登った太陽が真西に沈むということは、昼間と夜間の時間が同じということを意味ずるのだが、実は今日の東京地方の日の出は05:45、日の入りが17:54だから、夜の時間より昼間の時間のほうが9分も長くなっている。
17日に昼夜同じ12時間ずつきっちり分け合っていたが、18日には2分だけ昼が逆転し、今日に至っているというわけである。
何でそうなるのかなどという細かいことは天文台に任せておいて、われらは素直に「どんどん日が伸びていく♪」で十分だと思う。
昼と夜の長さをきっちり12時間ずつ分け合っていた17日の北鎌倉・円覚寺総門前
円覚寺を建立した8代執権北条時宗を祀る佛日庵のハクモクレンの咲き具合を見に行った
中国の作家・魯迅から贈られたハクモクレンは佛日庵の大きな屋根と背比べするまでに大きく枝を伸ばしている
だいぶほころんできてはいるが花開いているのはほんの数えるほどしかない
今年も花付きはよさそうである
佛日庵の対面にある如意庵の山門と階段
花を踏んづけないように注意して歩く
門より中には入れないが、山門の内側にウメとツバキが重なり合っている 少し前だったらウメもまだ咲いていたろうに
唐子咲きの「卜伴」(ぼくはん)
黄梅院では去年のアジサイが残っている
居士林に咲くバイモ
失礼して覗かせてもらうと意外におしゃれでシック♪