さて早速旅の感想を書いていこうと思います。
今回は「自転車を使っての旅」について
今までも2,3回自転車を使って1泊~2週間程度の旅をしたことはあったのですが、さすがに一ヶ月以上は初、そして自ら峠に挑んだのも実は初めてでした(^-^;)
実は僕、チャリダーと言っても進んで自転車で長い距離を走ったりはしません。
休みがあるからサイクリング!ってこともしませんし、運動もしないです。休みの日は主に寝てますw
つまり別にチャリダーやってない皆さんと同じかそれ以下(ってここ見てくれてる方は多分旅人多いですね)、普段は用事があってどこかへ行く時だけ自転車を使い、そしてなぜか突然自転車で旅に出て、坂道で砕ける(笑)
そんな一般人に限りなく近いヘタレチャリダーheatsの自転車旅の見解、少々語ってみようかと思います。今回自転車で旅をしてて一番思ったこと、それは肩身が狭い!ということでした。
大量の荷物を積んでの走行、それは体力的にもつらいですがそれ以上にを「走る場所を探す」というのが非常に困難でした。横幅が大きすぎて狭い歩道は走れないし、何より歩道は段差が多く走りにくいため必然的に車道を走ることになります。
しかし車道も当然大きな路肩があるところばかりではないです。
中には片側一車線でトラックが多い上に路肩がない、なんていう恐ろしい道もありました。僕が走ったのが愛知~千葉のあたりだったというのもあるのかもしれませんが、自転車って意外と不便な事も多いんですよねぇ・・・
さらに言うなら自転車のために作られた自転車道ですら荷物を積んでいると車止めに通れないひっかかって通れない!な~んていう箇所もありました。
あと、整備を怠ったり、運が悪かったりするとすぐに自転車の各部に異常がでます。
僕は整備を怠った上に運が悪いというのが重なり、2,3日に一回はどこかしらおかしくなってました。普通は自分で直せる知識があるか、そんなに異常がでることはないんですけどね・・・(^-^;)
なんだか書いてみたら悪いことばかりになってしまいましたが、自転車で旅をしてみて楽しいこともたくさんありました。
綺麗な景色をゆっくりと眺めながら走れる、ペースが遅いから人との交流がとりやすい、などいろいろな利点がありますが、その中でも僕が一番好きだと思ったのが目的地へと走りきったときに生まれる「達成感」です。
自転車を使っているので体一つ、というわけにはいきませんが原動力は自分自身。
峠越えや県を越えたときの「自分の足でここまでこれたんだ!」という達成感は本当に素晴らしいです。それに肌で直にその土地の空気を感じられるというのも非常に気持ちよかったです。
デメリットありますが、達成感がそれを補っても余りあるメリットを作り出していると思います。苦しいこともありましたが、やっぱり楽しいことも多かったです。
旅をする手段は人それぞれですが、自転車旅というのもやってみると面白いんじゃない?と僕は思います。
さて、次は「野宿をして思ったこと」を書いてみようと思います。