映画、ドラマ、バラエティ番組、CM、写真集などの撮影で...
そしていつの間にやら「日本のアリゾナ」と。
「初秋...浄土平と酸ヶ平湿原と鎌沼、そして吾妻小富士を巡る(2023.8.27)#1」の続きです。
鎌沼の畔に咲く一部の花や実を撮り終えたら・・・
さて、今日は人が少ないので場所を選び放題。
どこで早過ぎるお昼休憩をしようかな...えっ?
ここでこんなに多くの石積み...
ケルンを見たのは初めてかも。
まるで賽の河原のよう。
「賽の河原の石積み」
親よりも先に亡くなった子供は、冥土の三途の河原で父母供養のために石を拾って積み上げ、石塔を作る。
しかし完成する直前に鬼が来て、積んだ石塔を崩してしまう・・・
風、雨...自然。
ここは磐梯朝日国立公園の中。何れ本来の意味を成さないケルンはパトロールによっても撤去されて元通りに。
足下に生えている吾妻山の固有種、そのアズマホシクサ(吾妻星草)を踏まないようにしながら・・・
気温はたぶん20℃もない。
早めの昼食はお湯を沸かし直してのカップラーメン。
そして食後にほうじ茶ラテを飲んでいると・・・
ガスが一瞬だけ晴れて、噴気が一切経山の登山道の方向に流れているのが見えた。
昼食の後片付けを済ませ、岩の上に腰掛けて穏やかな鎌沼の水面をのんびり眺めていたら・・・
ポツリポツリと雨が落ち始める。
まあ、このぐらいなら大丈夫かなと・・・
いや、結構な雨が降ってきた!
すぐにカメラをザックの中にしまったら...
雨具を取り出し、これまた急いで着込む。
さらにザックカバーも着けて・・・
鎌沼より撤収 10:55
それからたった5分後、酸ヶ平分岐まで戻ると雨が止んだ。
でも濡れた木道は滑りやすいので、このまま下山することに。
浄土平駐車場に戻って 11:38
それはそうと雨具をフルで着たのはいつ以来?
日光白根山、谷川岳、秋田駒ヶ岳、姫神山、蒲生岳、額取山、日山、湯ノ岳、一切経山、安達太良山など...あちらこちらで雨に降られているけれど😅
スマホで雨雲レーダーをチェックすれば...
この雨雲だったのか。
どうやら今の時間は雨雲が近くに無いようなので・・・
朝4時に登り始め、山頂で御来光を。
それからしばらく空の変化を楽しみ、7時頃に浄土平に下りる。
これにはまって何年も日中に吾妻小富士に登っていなかったけれど、ようやくその時が来た!?
※(ペルセウス座流星群は見ることができないけれど...)今年のお盆休みのこの計画は雨降りでおじゃんになったので、近くリベンジを果たしたい。
吾妻小富士登山口 12:06
リニューアルされた階段を登るのは初めて。
雲が晴れた一切経山をバックに...
標準コースタイムは10分だけれど、まだ全然元気なので5分でここまでは登り切った。
吾妻小富士火口縁 12:11
時計回りにお鉢巡り。
あの山頂に向かって。
今であれば一切経山山頂北端からは五色沼(魔女の瞳)が見えているはず。
一切経山大穴火口からの噴気。
磐梯吾妻スカイラインの涅槃坂と狐地獄、そして駱駝山、白トンガリ、シモフリ山...中天狗山も?
火山ガス発生のため(車は)窓を閉めて走行して下さいと...駐停車禁止区間。
そういえば一度だけ夜にここで長時間露光で写真を撮ったことがあるけれど、意外と良かった。
この先のがれきを越えれば坂道が少し急になり・・・
山地のメガソーラーは望まない。
8月31日...福島市の「ノーモアメガソーラー」宣言は、あの先達山のはげ山化がきっかけと。
徐々に雲に隠されていく一切経山をバックに、意外と辛い...
ざれて滑りやすい坂道を😅
ここを下るのは...「時計回り」がおすすめの理由。
吾妻小富士山頂(標高1707m) 12:34
溶岩塊の上に立ち、石祠跡だか標柱跡だか分からないけれど、そのコンクリートの土台に残されたボルトにタッチ!
なぜだか雲は桜本のメガソーラーと佐原のメガソーラー「あづま小富士第1発電所」を隠していない。
アートフィルター【ドラマチックトーン】
キアゲハさん、どう思う?
「初秋...浄土平と酸ヶ平湿原と鎌沼、そして吾妻小富士を巡る(2023.8.27)#3 福島市西部、その吾妻山麓のメガソーラーを見下ろす」に続きます。