言い訳大好き

私たちは、何か問題を抱えている時、勇気を持って解決することよりも、
他人が納得してくれて、同情してくれるような言い訳を作ることの方が得意のようです。


「働きたいのですが、病気があって・・・（働けません）」
「本当は○○したいけど、夫が許してくれないから・・・（できません）」
「学校へ行きたかったが、家が貧乏だったからチャンスがなかった・・・（勉強していません）」
「登校拒否になったのは、いじめられたから・・・（学校へ行きません）」
「時間がないから、○○できない・・・（しない・できない）」

このような言い訳を一度は口に出したことがないでしょうか。

もちろん、いろいろな条件があって現在出来ないことがあるのは事実です。

しかし、出来ない正当な理由をいくら並べても、出来るようにはなりません。
大きな問題でないとき、ちょっと人に断りたいとき、言い訳も方便です。


でも、本当に人生を変えたいときは、厳しい道を通った方が、
結果的に人生を自分で変える力を得ることができます。

つまり言い訳をしないということです。
言い訳には副作用があって、言い訳が上手くなればなるほど、
言い訳が現実となっていきます。


「働かない」
「それを選択しない」
「学校へ行かない」

それだけでいいのです。
誰のせいでもないし、罪悪感もいりません。
正しいも間違いもありません。


言い訳が上手くなればなるほど、堂々巡りの輪から離れられません。
一度、自分に正直になってしまうことで、次にどうしたいのか見えてきます。

選択しきれていないから、言い訳したくなるのです。。
本当に求めているものを知る方法は、言葉をシンプルにすることです。


「私は、本当にそれを選択したいのだろうか？」

現実という教師

考えてみれば、幼い頃から現在に至るまで、
私たちは、いろいろな教育を受けてきました。

でも、人生の根本的なこと、お金の使い方や、健康を維持する方法等、
何より心の建設的な使い方について、私たちは手探りで学んできました。

それらは、人生の土台でありながら、人によって様々な思い込みや信じ込みが積み重なっています。

だからこそ、それこそが人生だ、とも言えるのですが。


私たちは人生のデザイナーであり、創造者です。
しかしほんのちょっとしたコツを知らないばかりに、
遠回りしたり、足踏みしていることが実に多いのです。


苦労して身に付けたものこそ、本当に実感を伴って理解できるのも事実ですが、
同じパターンを繰り返してばかりいると、そこから出られなくなり、
他にやるべきことにエネルギーを使えません。

ですから一度自分のパターンを知るのも悪くないのです。

自分のパターンを知ったなら、選択し直すことも出来ます。
認識できないことは、選択できません。


「汝自身を知れ」とはよく言われるけれど、これがなかなか難しいは、
自分を知るために、もう一人の成熟した自分を育てる必要があるから。


周りの環境、自分の肉体、親しい人からの言葉、嫌いな人の言葉、ふるまい。
自分の周りに、たくさんのヒントが隠されています。



現実こそ、最高の教師です。

一人

私たちが一人いるとき、それは貴重な時間である。

時には孤独感や焦燥感を、感じるかもしれない。
世界に、自分一人取り残されたような、誰にも求められていないような。


しかし、いつも人と一緒では、見えないものもあるのだ。


自分の本当の気持ち、自信、自立。
悲しいかな、他人に評価されることで、本当の自信は生まれない。
そういった目に見えないけど大切なものは、一人あるときに熟成される気がする。


一人になることが怖いという理由で、スケジュール表を埋めるのをやめてみよう。
内面の違和感の声を聞いてみよう。


大丈夫。
一人（＝自分）としっかり付き合えたなら、孤独になることはないから。

思考が現実化する

「思考が現実化する」

自己啓発の世界では、現在常識となりつつある。
でも、人生で100％適用している人は多くない。

 

人間である限り、100％実感するということは、ある意味不可能なのかもしれない。
私たちは、普段表層意識でしか出来事を捉えることが出来ないのだから。
そこにはどうしても、分離感があり、認識には限界がある。

 

人生の目的が、成長するということなら、表層意識と深層意識が分離していることは意味がある。
私たちは、生まれたとき、泣くこと以外何もできない。

 

そこから、少しづつ成長することによって、「自分で」やれることが増えていく。
自分で考え、体験し、行動できるようになること、かつ周りと調和出来ることは、
人間にとって最大の喜びなのだ。

 

そのために、私たちは分離する。
小さな認識の窓から世界を見るようになる。

 

だけど、ちょっと忘却が長すぎたのかもしれない。

あなたが、どのような実感で今世界を見ていようとも、
100％自分の思考が現実化していると言われたらどうだろう？

 

嬉しい？
反論したい？

「人間が最も恐れているのは、自分のパワーだ」という言葉を聞いたことがある。
私たちは、全員がシナリオライターであり、映画監督であり、作家なのだ。

 

 

そして題名は「私の人生」。

 

人のせいにしている場合じゃない、のかも。

 

新しい月になりました。
今月もよろしくお願いします。