先日、とても印象的な夢を2つ見ました。
朝方、睡眠から覚醒へと向かう途中のような意識状態のときです。
すべてが一つという混沌とした状態の中から、”私”に戻る感覚を感じました。
大河から一滴のしずくが、ぽとりと産み落とされ、”私”になった感覚と言えばいいでしょうか。
これは非常に鮮烈な体験でした。
自他の区別がない一つの状態から”私”が生み出される感覚を初めて体験したのです。
そうやって目覚めた私は、妙な感動を感じていました。
私はその感動とともに、再度寝てしまったようです。
すると次にこんな夢を見ました。
顔はみんな”私”なのですが、さまざまな洋服やアクセサリーをまとったたくさんの人が輪になってくるくる回っています。
私はそれをただ眺めています。
その時、ようやくわかったのです。
これが他人だと思っているシステムなんだ!
他人だと思っている人達の顔がすべて私。
つまり他人は私の中のエッセンスの分量の違いにすぎない!!
だから「人は鏡」なのだ。
すべてが”私”なんだ!!
私は大河の一滴であり、大河なのだ。
その時、いろいろなものがつながり始めたようです。
私は、夢から醒めた夢を本当に生きていたのです。