でも人生は選択の連続です。(だから生き難いと感じていました)
職業、住む場所、誰と付き合うか、小さなことでは、今日何を食べるか、着るか。
私は、いつも迷っていました。
一つを選ぶと、選ばなかったものの良いところが目につきます。
すると選んだもののマイナス面がクローズアップされ、後悔の気持ちが起こります。
あちらを選んでいたら今頃どうなっていたかしら・・・。
頭の中で選ばなかった人生が妄想されるので、選択した人生を存分に味わい尽くすことが出来ません。
結局どちらを選んでも、中途半端な経験しか出来ないわけです。
そのようにして、だんだん何かを選ぶということが難しくなっていきます。
ある時、ナビのクラスでこんなアドバイスを頂きました。
「迷う人は、あれもいいな、これもいいなと欲張りなのです。そして自分の思考エネルギーを無駄に使っています。
思考が現実化するのだから、どれでもいいから一つを選択してそこにエネルギーを注ぎ続ければ必ずそれは現実化(=成功)します。
エネルギー量は誰でも一定なのだから、エネルギーを分散すればするほど、どれも平凡な結果しか生まれません。
なんでもいいから行動してみればいい。選択出来ないのは、人生に魔法のスケールがあると思い込んでいるから。
そのようなものはないのです。」
その言葉で、私の中の何かがふっきれました。
私が欲しいものが「満足感や達成感」ならば、どのような職業を選んだとしても必ずその感情は得られるはずです。
すべてのものにはプラス面とマイナス面があると知ってから、私は楽に選べるようになりました。