【概要】
飲食店勤務の女性(28)がホストクラブで痛飲した後に帰宅途中の自動車で起こした交通死亡事故。
事故当時、上尾市原市在住の刺青師女性H(28)は当時飲食店(キャバクラ)勤務の実態がありましたが,自身の精神疾患等を理由に生活保護を受給していました。
また、刺青師として弟子を抱えていたと言いますから、刺青師としても少なからぬ収入があった事が推測出来ます。
刺青師と飲食店勤務の2つの収入があったのですから生活に困窮する理由は見当たりません。
被告人は市への届出上は母子家庭で息子と2人でアパートに居住していた事になっていました。ですから、生活保護に加え母子家庭手当も上尾市から受給していました。
また,生活保護では自家用車を所有出来ませんので、本人の名義ではなく、近所に住む実母名義で米国製高級車「きゃでらっく」を購入し乗り回していました。(当の母親は軽自動車に乗っていました。)
他方、後述しますが自動車保険適用のため生活拠点はきゃでらっくの登録名義人である両親とともにあったと、主張していますので、この時点で不正受給は確定。実際にも両親と居住していた様です。
【被告人質問】
Q : なぜ車が必要?
A:精神疾患(うつ病?による対人恐怖?)の為に公共交通機関を利用できない。
→勤務先のキャバクラへの通勤に使用。(蕨駅前に路上駐車)
Q :なぜキャデラック?
A:以前から気に入っていた。(同車で「きゃでらっく」所有は3台目でした)
息子とドライブする為に必要とも言っていました。
平成23年6月に勤務の後(ホストクラブで)飲酒したうえ、同車で交通死亡事故を起こしてしまいます。
事故後の飲酒検知では呼気1リットル中0.7ミリグラムのアルコールが検出されていますから、かなりの泥酔状態です。
犯行車両である「きゃでらっく」は車検が切れていました、ですから自賠責保険も同じく期限切れ(未加入)の状態でした。
別途,任意保険の加入はありましたが、先述のとおり母親名義で登録された車の保険加入であった為に、いくら家族限定(運転者を契約名義人の家族に限定する事で掛け金が安くなる)の保険でも、市への届出上住居が別であるHには別所帯と判断され、保険が適用されず被害者遺族への被害弁償の保険適用は保険会社から拒絶されました。ですので,先に述べた様に両親と同居が真の実態であると進んで白状している訳です。が、世の中そんなに甘くはありませんでした。
ですから、死亡した被害者遺族への被害弁償は行われていない様です。当然、被害弁償していない事は量刑上考慮されます。
すると、今度は先述精神疾患で服用していた向精神薬の副作用によって意識障害があったための事故であり、事故当時の記憶が全く無いと主張していました。
仮にこの場合でも、薬を服用して自動車の運転はすべきではありませんから、きわめて悪質です。
=注意:過去に傍聴した事件ですので、リアルタイムではありませんし、一部欠損がある事をご理解ください。=
飲食店勤務の女性(28)がホストクラブで痛飲した後に帰宅途中の自動車で起こした交通死亡事故。
事故当時、上尾市原市在住の刺青師女性H(28)は当時飲食店(キャバクラ)勤務の実態がありましたが,自身の精神疾患等を理由に生活保護を受給していました。
また、刺青師として弟子を抱えていたと言いますから、刺青師としても少なからぬ収入があった事が推測出来ます。
刺青師と飲食店勤務の2つの収入があったのですから生活に困窮する理由は見当たりません。
被告人は市への届出上は母子家庭で息子と2人でアパートに居住していた事になっていました。ですから、生活保護に加え母子家庭手当も上尾市から受給していました。
また,生活保護では自家用車を所有出来ませんので、本人の名義ではなく、近所に住む実母名義で米国製高級車「きゃでらっく」を購入し乗り回していました。(当の母親は軽自動車に乗っていました。)
他方、後述しますが自動車保険適用のため生活拠点はきゃでらっくの登録名義人である両親とともにあったと、主張していますので、この時点で不正受給は確定。実際にも両親と居住していた様です。
【被告人質問】
Q : なぜ車が必要?
A:精神疾患(うつ病?による対人恐怖?)の為に公共交通機関を利用できない。
→勤務先のキャバクラへの通勤に使用。(蕨駅前に路上駐車)
Q :なぜキャデラック?
A:以前から気に入っていた。(同車で「きゃでらっく」所有は3台目でした)
息子とドライブする為に必要とも言っていました。
平成23年6月に勤務の後(ホストクラブで)飲酒したうえ、同車で交通死亡事故を起こしてしまいます。
事故後の飲酒検知では呼気1リットル中0.7ミリグラムのアルコールが検出されていますから、かなりの泥酔状態です。
犯行車両である「きゃでらっく」は車検が切れていました、ですから自賠責保険も同じく期限切れ(未加入)の状態でした。
別途,任意保険の加入はありましたが、先述のとおり母親名義で登録された車の保険加入であった為に、いくら家族限定(運転者を契約名義人の家族に限定する事で掛け金が安くなる)の保険でも、市への届出上住居が別であるHには別所帯と判断され、保険が適用されず被害者遺族への被害弁償の保険適用は保険会社から拒絶されました。ですので,先に述べた様に両親と同居が真の実態であると進んで白状している訳です。が、世の中そんなに甘くはありませんでした。
ですから、死亡した被害者遺族への被害弁償は行われていない様です。当然、被害弁償していない事は量刑上考慮されます。
すると、今度は先述精神疾患で服用していた向精神薬の副作用によって意識障害があったための事故であり、事故当時の記憶が全く無いと主張していました。
仮にこの場合でも、薬を服用して自動車の運転はすべきではありませんから、きわめて悪質です。
=注意:過去に傍聴した事件ですので、リアルタイムではありませんし、一部欠損がある事をご理解ください。=