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傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

【追記】レイプはしていません(春日部市)

2018年08月30日 | 刑事事件
平成30年(わ)第773号 

池田 匠(20)

強制性交等

【概要】
春日部の漫画喫茶で一人カラオケ中の被害女性(29)の個室に入り込み、「1人なの?」「ヤラせてよ」「ヤラせてくれたら何もシないから」と話しかけ、「嫌です」と明確に拒否した女性が呆気に取られている隙に顔を押さえて無理矢理接吻をして、着衣を脱がせてその場で交尾した住所不定無職男です

【認否】
被害女性との間で性交に関して同意が有ったから、「レイプはしていません」と承諾が有ったので無罪だとの主張ですが、そうであれば、何故被害者に被害申告されて、起訴されているのでしょうか?
どうやら、現在は前刑(住居侵入?要確認)の執行猶予中らしく、少年時には強制わいせつで保護観察処分を受けていた様ですから、無罪を主張しないと後が無いのが、真相の様です
この様に、普通なら厳に行動を慎む場面ですが、被告人は性欲が理性に勝る◯ ◯ ◯ ◯だった様です

少年は可塑性に期待出来るトカ言って生温い処分で済ませた結果が、犯行態様が一段と悪質・凶悪化した本件犯行ではないかとの印象です
結果的に被告人が、些細な理由で勤務先を辞めてしまい住居不定のネカフェ生活になった不安定な生活の中で起きた本件犯行は、前刑判決で社会内更生の機会を被告人に与えた事に何の利益が有ったのかと考えてしまいます

「衣住」が保証された施設でキチンとした教育を受ける機会を与えることが更生には必要だったのではないでしょうか

【私的見解】
少年時代の強制わいせつと今回の強制交尾ですから、前刑の住居侵入も「わいせつ目的」だったのではないかと邪推してしまいますよ


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