本日頂いたお問い合せの中に、「テクニカル分析」について
紹介されているページはありますか？といったお電話があり
ました。テクニカル分析とはどのようなものかの紹介ページ
は北辰物産のHPに掲載されているんですが、個々の細かい
ご紹介まではされていませんでしたので、ここで少し紹介
してみようかと思います。
おおまかな紹介ですので、よりマニアックに知りたいといった
方は、お近くの書店などにいろいろと著書がありますので、
覗いてみてください。ネット調べるのもいいかもしれません。
ではまず手始めに「移動平均線」から。
超メジャーな分析手法です。ここを通らずしてテクニカルは
ないでしょといったところでしょうか。
この移動平均線では、トレンドの方向を見極めるために用い
られる手法です。また、同時に売り場・買い場を判断するとき
にも用いられます。見方として一番重要になってくるのが、
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜いたとき
（「ゴールデンクロス」）時と、逆に短期線が長期戦を下抜いた
（「デッドクロス」）時になります。このゴールデンクロスや
デッドクロス言葉を聴いたことが一度はあると思います。
ゴールデンクロスが現れたときは、下降相場が上昇相場へ転換。
デッドクロスはその逆を表すものとしてとらえます。
下の図での各線はそれぞれ、
黄色：短期線
緑色：長期線
青色：中期線
では短期線や長期線はどのようにして結ばれているか。
計算式はいたって単純です。上図の左上に「短期線（9）」と
書かれていますが、この(9)は「9日間」を表しており、当日から
数えて9日間の値段の平均値を求め、それを線で結んだものとなります。
長期線もこれと同様、(52)は52日間の平均値を線で結んだものとなります。
どうもこんにちは、SSです。
もう一つくらい紹介しようかなと思いましたが、次回のお楽しみに
しましょう。当社ではやく40種類の豊富なテクニカル分析をご用意
しております。さまざまな分析手法があるので、初めはどれを見たら
いいのか分からないと思いますが、いろいろ見ていくうちに、いずれ
これなら見やすいわ。とか、これは分かりやすい。といったものが
出て来るはずです。
分析手法を紹介しておいて、こんなことを言うのもなんですが、
「必ず当たる」といったテクニカル分析は存在しません。あくまでも
指標といいますか、取引をしていく上で、風見鶏くらいの感覚で捉える
のがよろしいんではないでしょうか。
この他の手法についてはこれからちょっとずつ、ご紹介していこうかと
思います。お楽しみに。
テクニカル分析とはなんぞや？という方はこちらをどうぞ。
ではまた来週。
