しろちゃん、お家が決まったよ
し: う~ん、マタタビキックコーン ケリケリケリ・・・
し:のび~ん
いや、そうじゃなくて
し:この前の方でしょ☆ 黒猫兄さんが居るんでしょ
どんな兄さんかなぁ、楽しみだなぁ☆
お母さんもお姉さんも、ボクの可愛さにメロメロだったね
どんなお家かな、オモチャあるかな☆ 楽しみだな☆
先住猫1:そう、とうとう決まったの。おめでとう
先住猫1:アンタは甘えん坊だからね・・・
黒猫兄さんにかわいがってもらいなさいよ
今回、しろちゃんの教育は、この先住猫2にお願いしました。
君達はいつも猫部屋で一緒に居たからね。
一緒に遊んで一緒に寝て一緒にごはん食べて・・。
オス同士、仲良くしてたね。
しろちゃんには、新しいお兄さんがいるけど
2号には、淋しい思いをさせちゃうかな・・・。
先住猫2:「大丈夫だよ。どうせまた次が来るでしょ。」
ぎくっ
そうよね、今頃産まれてるのが、あと2ヶ月くらいしたら
捨てられる・・・??
猫を捨てるのは、動物愛護法違反で立派な「犯罪」です。
保健所に持ち込むよりは良いと、私個人は思ってますけど
でも、遺棄を認める訳ではありません。
いつも、あの場所に捨てている人へ。
遺棄は絶対に認めません。
でもどうしても捨てざるを得ないというなら
バラバラに捨てないで、手渡しでまとめて私に下さい。
バラバラに散ってる仔猫たちを集めて保護する事が
どんなに大変な事か!!!
そして、母猫の避妊手術をさせろ~~~っ!!!
しろちゃん、今日の午後、里親さんのお宅に行きます。
寒い冬の中、たった1匹で捨てられ、
食べるものも無く、非常に過酷な生活を強いられていました。
正直、私は、このコは保護しても助からないかもしれないと
思っていました。
でも、猫の神様が、生きさせてくれました。
どうかこのコを生涯大切に、かけがえのない家族の一員として、
可愛がってあげて下さい。
しろちゃんの命を、どうぞ、よろしくお願い致します。
先住猫2: 「元気でニャ」