村長の勇断！ 「豊丘村の教育理念を貫く」

豊丘村では子供たちの義務教育の期間　小学校の1年に入学したときから中学を卒業するまで毎月　村長さんが誕生月の一人一人の児童、生徒に対し1冊づつ言葉を添えて本をプレゼントしてきた。　この様なことを長きに渡って行っている村はほかに聞いたことがない。
とかく無駄なことをやっているという声も聞かれる中、明日の子供たちをどう育てていきたいか　農耕民族そのままの地道に黙々と畑を耕し、種をまき、世話をやき　じっくりと稔りをまつ　促成栽培ならぬ速成栽培を考えないそんな姿勢で望む教育方針だ。　
しかしながら、今年は厳しかった　嵐のような「費用対効果の台風」が吹き荒れ　教育現場も例外ではなかった。　一度は、縮小して見直していこうとも決断した村当局も教育委員会の強い存続の意向を受け村長が決断した。「豊丘村の明日のために独自の教育方針を貫いていく」と。　
子供たちもいつか育った豊丘村を考えるとき　自分たちをどんな思いで育ててくれたかきっと振り返ってくれるときがくると信じている。
私はこんな村を誇りに思います。　吉川村長　偉い！　自分自身も村が何をしてくれるのかではなく自分が村に対し何ができるか　そんな生き方をしていきたい。