+tic mind

「模型道」に境界無し、「ジオラマの表現」に限界無し。

ボールジオラマ

2005年06月28日 20時25分04秒 | プラモマインド
というわけで。

先の日曜、座間ハーモニーホールで開催された「関東学生模型連合」(以下、関模連)。
私も現役最後ということで参加しました。

そうかぁ…もう4年も経つのかぁ…(郷愁モード

それはさておき、この関模連展示会では毎年「テーマ作品」として、ひとつのテーマに基づいた作品を各大学が制作し、競うという企画があります。
今年のテーマは「ボール」でした。
この「ボール」は、「玉」でも「球」でもなく、連邦軍のRB-79ボールです。
MGも発売されたことですし、タイムリーかと。

サークルの誰が作らなきゃいけない、ということも無かったのですが、個人的に「宇宙」のジオラマも作ってみたかったので、ユルユルと製作開始しました。

ホントは製作過程を一気にお見せしたいんですが、私のヤル気がもたないので(ォィ)、ジワジワと紹介していきます。
今日はアイデア捻出~ベースの製作(前半)をご紹介。


何は無くともまずアイデアを捻り出します。
ご存知のとおり、ボールは宇宙用の戦闘ポッドですので、場面は自ずと宇宙になります。
基本的にボールは遠距離での支援が主な運用形態だと思いますので、戦闘シーンの表現はムズイです。接近戦なら別ですが、ボールがタコ殴りにされてる情景しか思い浮かばないのでパス。

ボーっと考えること1日くらい(実はこの時間が一番楽しい)、「ア・バオア・クーでの決戦終了直後、回収する&されるボールと喜ぶ連邦兵」という情景が思い浮かびました。

というわけで描いたラフスケッチがこんなの↓

自己弁護するわけではありませんが下手とか汚いとかはこの際どうでもいいです。
「大体どんな感じにしたいのか」を実際に描くことで、漠然としたイメージが具体的になります。



後ろから見た図。
最近の製作スタンスとして「裏から見ても楽しいジオラマ」というテーマを掲げているので、裏面にも何か置きます。
ふと素組みプラモ群を見渡すと、ちょうどよくMGザクⅡが!
というわけで「半壊したザクが作業ハッチに漂ってきた」ところも盛り込みます。
ええ、絵が下手だということは認めましょう。



構図が決まったら、早速ベース製作開始です。
今回は額縁+スチレンボードを基部とし、100円ショップの木目調シートで覆っています。
また、地表の淵となる部分は、あらかじめスチレンボードで囲っておきます。
ザクが漂ってくるハッチの部分も同様にボードで囲っています。


とまぁ一回目はこんな感じです。

ほら長くなった(爆

やっぱり全部やらなくてよかったじゃん、俺(爆爆

ジムスナイパーⅡ一考

2005年06月21日 15時38分52秒 | プラモマインド
というわけで。

昨日のUOジムスナイパーⅡに関連して、今一度ジムスナイパーⅡを考えてみました。
以下、一部ネタバレを含みますので、漫画や小説を未読の方はご注意を。



・ポケ戦
ジムスナイパーⅡはこの作品で華々しくデビュー。
…のはずが、出てきた瞬間にケンプファーにより瞬殺
その性能を発揮する間もなく退場。
思えば、これによって以後の扱いが決定したような気も…

・小説版ガンダム戦記
物語の中盤くらいでラリーの搭乗機として登場しましたが、ジムスナⅡが運用された作戦においてアニッシュが負傷。
なんとも後味の悪い作戦でした。
まぁ、それによって隊の絆が深まったので結果オーライですが。

・漫画版ガンダム戦記
極めつけはこれ。やはり中盤でラリーの搭乗機として出てきますが、ジャブロー降下作戦において「敵は殺さないで投降させろ」という隊長の命令を忠実に守り、近づきすぎた敵機に強力なビームライフルを発砲できずに、そのままザクマシンガンで撃たれて戦死…
以降はアニッシュの搭乗機となったが、復讐心に燃えるアニッシュは殺戮じみた戦闘をする…と。
…悲しすぎます。


とまぁ、ざっとこの三つの作品が思いつきましたが、どれもジムスナイパーⅡの悲運を表しているようです。
悲劇とともに語られる悲しきMS、ジムスナイパーⅡ。
これが私が惚れる要因でもあるんですが。

そういや確か「コロニーの落ちた地で(小説版)」にも登場したと思いますが、ここでは何とも普通に活躍してましたけどね。


さらに不運なのが、今までキット化されていないという事実です。
一年戦争のジムの中ではトップクラスの性能を持ち(ブルーデスティニーは別)、狙撃も白兵戦もこなします。「ジムなのに強い」、これ重要。
外見もヒロイックかつスマート。狙撃バイザーを下ろした姿なんかたまりません。

にも関わらず立体化には恵まれていません。

焦らし?焦らしなのか?

HGUCでいいから出してくれないかなぁ。


ま、なければ作ればいいんですけどね。

UOジムスナイパーⅡ

2005年06月20日 19時31分48秒 | プラモマインド
「MSを一機持てるとしたら?」と聞かれれば、私はこう応えるでしょう。
ジムスナイパーⅡと(爆

というわけで、アルティメットオペレーション(以下UO)のジムスナイパーⅡです。
発売日にコンビニに買いに行ったんですが、どういうわけかどこもジオングと青フルアーマーが4個ずつとかいう変な陳列。
ソートの関係なんでしょうが、コレは酷い。
おかげでこのジムスナイパーⅡも必死に探し回ることに…
ちなみにハイゴッグなんて見かけてもいません。
店かメーカーの確信犯なんでしょうか。

といきなり愚痴ってしまいましたが、苦労しただけあってモノは良い出来です。


まず青スナイパー。
物凄くカッコいいです。
スナイパーⅡがマッシヴ&スマートなUOスタイルにベストマッチしてます。
というかライフルが長すぎて写真に納まりませんでした。


で、緑(迷彩)スナイパー。
こっちもスゲェ勢いでカッコいいです。
そういえばMS ERAにこの迷彩のスナイパーⅡがいましたね。
ちなみに商品にはバイザー開状態と閉状態の二種類+開き手と銃保持用の手が付いてきます。

UOは一個500円と少々高価なのですが、毎回出来がよいです。
ただ、1つ要望を出すとすれば、もっとモノを市場に出してください(懇願
このシリーズは、無い物はいつまでたっても無く、有るものはいつまでも置いてある、という状態が多いです。
ドムトローペンやガンタンクなんぞは普通に売ってるのを見たことがありません(秋葉原で4200円で売ってるのは見たことあります)が、ジョニーザクやシャアゲルググはどこでも売れ残ってましたし。
食玩の性質上仕方の無いことなのかもしれませんが、それならいっそ「食」を取っちゃえばいいのに、とか思います。
どうせ同じコンビニでGコレ売ってるんだし、どうせラムネじゃなくてガムなんだし。
どうすんだ、この大量のガム。文字通り消化できないって。


いやはや、図らずも愚痴だらけになってしまいました。
繰り返しますが出来はいいです。
見かけたら即・買ってください。

玉置成実2ndアルバム"Make Progress”

2005年06月14日 13時38分33秒 | ミュージックマインド
散々迷った挙句、買ってしまいました。
しかも初回限定版(爆
だってプロモーションビデオが見られるんですもの。そりゃあ買うしか。

2ndも1stに負けず劣らず良いです。
アルバム初出の曲のなかで「グッ!」と来たのは「暗闇物語」
初めて聴いたときは「盛り上がりに欠ける曲」という印象だったんですが、何回か聞いていくうちにダークサイド(違)な雰囲気とハードな旋律に酔うようになり、お気に入りの曲となりました。
曲名から「暗い曲なの?」という印象を受けますが、決して暗いわけではありませんので。

「-Fly Away-」「Future Step」「Daybreak」「You」もアルバムオリジナルですが、どれも「らしく」仕上がっていて、安心して聴けます。


続いて既出の曲たちを。
まず「DreamerS」
この曲はシングル(タイトル忘れた)のc/wだったので以前から知っていたんですが、聞いた時期が時期だけに「グッ!」ときましたね。

あとは「Distance」でしょうか。
この曲もc/wです。スピード感あふれる曲調で良い感じです。


ちょっと蛇足になりますが、今まで私は「曲をわざわざ~Remixにする必要もあるまいに」と思う節がありました。
しかし、このアルバムに入っている「Reason」のRemixを聴いて、この考えを改めることに。
歌詞が同じでも曲調が違えば、これだけ印象が違うのか…と納得。


そしてある意味、2005年前半期の私の精神を支えた最大の功労者(功労曲?)と言っても過言ではないのが「大胆にいきましょう ↑Heart&Soul↑」
ホンッと、この曲があったからこそツライ時期を乗り越えられたというか、元気付けられたというか…
とにかく私の行動指針となった曲であります。
いま現在ツライ状況にある方に、ぜひ聞いてほしい曲です。
歌詞だけでも「グッ!」と来ますので、「うたまっぷ」などで読んでみてください。


で、冒頭でも触れたプロモDVDについて。
普段なかなかプロモーションビデオを見る機会がないので(ボーリング場のレーザージュークぐらい?)、全部見ることが出来て満足でした。
特に「Reason」のダンスパフォーマンスにシビレっぱなし(爆

初回限定版はもう売ってないかもしれませんが、もし発見したら買っちゃってください(回し者?



そういえば。
SEED DESTINYの4thOP&EDはT.M.RevolutionCHEMISTRYらしいですね。
西川さんはともかくとして、ケミストリーを起用するとは…予想外でした。

フィギュアにも手をだしてみる ~その4~

2005年06月09日 19時18分43秒 | プラモマインド
というわけで。

ようやっとキラpinkyの全身公開です。
正直、もったいぶるほどの出来でもないんですが、そこはご愛嬌ということで(何


まず一枚目~


はい、以前紹介した途中経過の写真で使っていた顔(PK004)ですね。
キラ君の目は紫ということで今回の抜擢と相成りました。
表情も何となく愁いを帯びて遠くを見つめているような感じがしてて良いです。


つぎ二枚目~


キラ(ハツラツバージョン)です。
こっちはいたってノーマルな表情ですな。
目が青ですが、細かいことは気にしなければ無問題(マテ



フラッシュで色が飛んでますが、後ろはこんな塗り分けになってます。



胸部分アップ。
赤いラインと緑のラインは、それぞれMG付属のシールの端っこを適当に切ったものを貼り付けてます。
しかし近くで見ると筆ムラががががが…



というわけで、こんな感じに仕上がりました。
普段は「筆ムラ上等!」なミリタリー風仕上げで塗っていますが、さすがにフィギュアだとそうはいきません。
ここらへんは今後の課題ということで要一考です。

フィギュアにも手をだしてみる ~その3~

2005年06月05日 10時47分27秒 | プラモマインド
というわけで。

いよいよキラピンキーの塗装ですよ。
ホワイトサフ→傷消しを何度か繰り返したら、本塗装に移行です。
ちなみに、ホワイトサフにしたのは設定上白い部分を塗らないで済ませるためです。
(筆で白を塗る場合、余程うまく塗らない限りムラができてしまいますので)

さて、各部を見ていきましょう。


まず髪。
水性ホビーカラーのマホガニーをベタ塗りです。
右の写真は決してチョコボールではないのであしからず。



次に胴体。
青がムラだらけなのは塗装第一段階だからです。
はみ出しも多々見られますが、これは後でリタッチしたので大丈夫。

ちなみに、白い部分の配分がおかしかったので、結局あとで白を重ねて塗りなおしてます(爆
白サフ意味ねー。



ピンボケですが脚。
ズボンのスソの青い部分と靴下部分を塗装してます。
服ほど塗り分けが複雑ではないので助かりました。



靴です。
PK001の靴の段差を削り、サフを吹かずにグレー→黒というように塗り分けました。



塗装も終わり、次回こそ全身を発表できるか!?


決して焦らしているわけではありません。


ええ、勘のいい方ならもうお気づきのとおり、ネタの温存です(爆

フィギュアにも手を出してみる ~その2~

2005年06月01日 19時53分19秒 | プラモマインド
というわけで。

引き続きキラPinkyを製作中です。
ホントは塗装まで行ってるんですが、きちんと順を追って製作過程を見せないとと思い、今回は表面処理の段階の写真を公開します。



前回の状態からアートナイフやら鉄ヤスリやらで形を出し、紙ヤスリ(320番→400番)で水研ぎをして表面を整えます。

その際に出現した気泡や異種素材間の段差はタミヤの光硬化パテを使用して埋め、それで埋めきれない箇所や、肉厚にしたい部分にはタミヤの速硬化エポキシパテを盛っています(色の濃い部分)。

光硬化パテについてですが、蛍光灯で3~5分という速さで硬化し、プラパテに顕著だったヒケもないので、ちょっとした穴埋めなんかに非常に役立ちます。欠点は価格の高さですが、一本持っておくと便利かも。
注意書きに「硬化後は表面をラッカーシンナーで拭く」とありましたが、削るのであればそのままでも問題ないみたいです。

「どうにかこうにか」って感じですが、なんとか順調に進んでます。
意図したとおりの形が出たときにははやり嬉しいですね。