工場長のFゲレンデシュポルト

東日本大震災でバイクを津波にながされF800GSが廃車になるも
今度はBMW F800STで再デビュー

平成25年 謹賀新年

2013年01月06日 | BIKE
震災でF800GSを無くして以来既に2年弱の期間が過ぎようとしています。
アーカイブにするつもりで書き出した震災日記も書いているうちに当時の事が脳裏に生々しく思い出され書く事が苦痛になり僅か数回で書くことをやめてしまいました。
楽しみにしておられた方がいらっしゃいましたら申し訳ないことです。

生き残ったCT110は最終的にはキャブレターとタンクを交換し現在好調に走っております。
バイク屋さんにその代金を払いにいった際、2階の中古車コーナーに何故か足を運んでしまいました。
そこに走行距離がごく僅かなBMW F800STが陳列されておりました。
何故走行距離が少ないのか聞いたところ、震災の際に倒れてしまい多少キズがついたためと営業の方が教えてくれました。
何故か、急にその震災を乗り越えたバイクが欲しくなってしまいました。
そして契約。
当初9月に買うつもりでいたのですが、知り合いの方がその直後バイクで怪我をされたと知らせを聞き多少、縁起担ぎと言うほどのものであはありませんが、前金を払い契約を1月にしてもらいました。
当初は青いF800STを購入するつもりでしたが、黒いF800STのほうが程度が良いとのことで最終的に黒の2009年式BMW F800STとなりました。
黒のF800STも青のF800ST同様震災を乗り越えたバイクだそうです。
オプションでパニアケースとETCを装着したので、高速道路を使ったツーリングも楽しくなりそうです。
また、F800GSの形見分けでAMBのクラッチ&ブレーキレバーを移設することにしました。
納車は凍結の心配が無くなった4月頃を予定しています。それまではバイク屋さんの倉庫で保管してもらいます。

震災でもウエア類の殆どは家に置いていたため無事でしたが、グローブはトップケースに入れたままでバイクと一緒に津波にやられてしまい使い物にならなくなってしまったのでCT110用に夏用は買ったもののウインターグローブがないなと思っていたところ、新春初売りでBMW純正ゴアテックスのウインターグローブが出ていたのを見つけ購入しました。こちら東北は5月でも夕方になるとまだまだ寒いので初売りグローブは重宝しそうです。

今度の相棒F800STの美点はなんと言っても両足が地面に着くこと。
GSは片足つま先でしたから初心者にはキツい面も多々あったので、今回の両足着地はかなり心理的ストレスには効果がありそうです。
そしてチューブレスタイアなのでパンク修理の面でも応急修理が簡単ですから、ツーリングの荷物も少なくなります。

春頃から投稿が増えてくると思いますが皆様今年も宜しくお願いいたします。

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