_「前半でVガン5話を観ていて、泣ける場面が出てきました」
「放映当時に観ていても、そのシーンでは多分泣けなかったでしょう」
「僕は再放送をビデオに録画して、観てた口ですがその時でさえスルーしてました」
「恐らくはレジスタンスの視点を、コードギアス無印の11話」
「成田攻防戦で得た事で、無常観みたいなものに触れていた事も大きいかと思います」
_「恐らくはルルーシュ(コードギアス)の常識人としての素養が、ロロ(コードギアスR2)を戦わせる事に躊躇いを隠せなかった事」
「これとカテジナ(Vガンダム)がリガミリティア内で浮く事が分かっていながらも、現状に流されるのを良しとしなかった美学は重なるのだと思います」
「カテジナはカテジナなりの憤りをもって動いたというなら、彼女を動かしたのは心無い人々への怨嗟というより?」
「戦争という状況が生み出すモンスターそのものを、彼女なりに早急に仕留めるつもりで動いていたのかもしれません」
「そして、何時からか?」
「ウッソ(Vガンダム)そのものにモンスターを見出してしまった事で、彼女の対応が『ブレブレになって壊れていってしまった』というお話という解釈も出来るでしょう」
_「ルルーシュ的には、大切なモノを守る為に悪魔(C.C.)と契約してまで力を手に入れ?」
「手段を選ばずに、闘ってきた末にロロに命を救われるという結末を全く受け入れられない自分が居た訳です」
「ルルーシュ的には、ここで全てが一度終わってしまった事で新しいスタートを切らざるを得なかったと言えます」
「そのための力がまだルルーシュには残されていて、カテジナには最初から何も無かった事を痛い程に思い知らされるという…………」
「力の無さが人を狂わすという事を散々観てきて、『ああはなるまい』と散々戒めてきたのに?」
「いざ自分の身では、ロロ如きの命でそれが勝手に結実した事」
「その絶望と呼んでも、リアリティすら無い感情に飲まれてしまったのがルルーシュなのかもしれない」
「『なんだ、俺はロロ一人居なくなったらダメな弱い存在だったんじゃないか?』そんな気付きたくもない自分の弱さと、向き合う事を強いられてしまったのだと…………」
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