檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

ポルトガルリゾート地で英国人マデリンちゃん誘拐事件から4年経過 (Madeleine McCann)

2011年05月12日 16時35分06秒 | 報道+News な話題について

_wikipedia 記事では、あまり内容が分かりませんでした。

参考ブログ記事

 


 

小林恭子の英国メディア・ウオッチ 

 

   2007年 09月 27日 

 

マデリンちゃん事件の経過と背景

 

 

 

 マデリンちゃん報道の英紙が謝罪+罰金払い

 


 

妖精と風

 

2007年11月04日

 

マデリンちゃん失踪、両親が礼拝


 

 2012年5月12日、午前中に海外のテレビ番組で経済ニュースの後に放送されていました。

偶然、そのままチャンネルを変えなかったのでこの事件を知る事になりました。

 

 父親が英国の医者であり、ベビーシッターを雇う金銭的問題が無いのにも関わらず……。

 

なんで、雇わなかったのかとインタビューアーに問われてました。

 

いろいろ、詰問に近い厳しい質問が飛んでいた訳で……。

 

僕がこの事件をその時知ったばかりで、混乱しました。

 

ある種の結論として、どうもメディアは世界的に……。

 

子育てをする夫婦へ、プレッシャーを煽っているのではないかと考えました。

 


 

 日本でも災後に、「被災地で赤ちゃんの泣き声が迷惑になる」等と決めつける文章をニュースで読みあげていました。

 

それを聞いた僕は、御電話で抗議しました。

 

このインタビューアーは、こう話してました。

 

「私には子供が3人居ますが……」

 

「子供の姿が2分見えないだけでも、とても不安な気持ちになる」

 

それに対抗してか、この誘拐被害にあった夫妻はこう返していました。

 

「数秒見えないだけでも、不安な気持ちになる」

 

これは、事件後は子供をとても神経質に注意深く守っているというアピールなのでしょうか……。

 


 

 誘拐が本当にあったかどうかまでも、疑問視されてしまっていたというこの事件。

 

あれだけメディアが救出キャンペーンを行った場合、誘拐が組織だった犯行である場合は……。

 

生存している場合には、何処からか情報提供があって然るべきなのです。

 

僕は当時を全く知らないので、想像でしか補えません。

 

しかし、4年という歳月も経過した今。

 

何の手掛かりも掴めないというのは、この世に存在するとしても……。

 

別の名前を持ち、考え付かない様な場所で生活している事になるでしょう。

 


 

 問題は、両親の姿勢にあります。

 

ブログ記事を読むと、住宅ローンの支払いについて書かれていました。

 

どうやら、借金する位なのでお金にはそれ程余裕が無いのかもしれません。

 

ベビーシッターを雇わなかった正当な理由は、意外に経済的事情があるのかもしれません。

 

英メディアも、そういった経済的事情を重く見て……。

 

夫妻の犯人に仕立て上げるキャンペーンを行った結果、名誉棄損で訴えられます。

 

結局、ブログ記事で情報が出ていたエクスプレス社だけでも……。

 

55万ポンドもの、慰謝料を払う事で決着が着いた様です。

 


 

  なお、マデリンちゃん報道の英紙が謝罪+罰金払い ブログ記事のコメントを読むと……。

 

 2008-04-09 06:03 マッドマン さんという方のコメントです。

 

「この報道は、英国メディアのイラク戦争とかへの懺悔とアピール、そして国民を外交とか経済とかの問題の目からそむけるためにはヒューマンネーチャー家族ものが一番いいからという、戦略だと思います」

 

 

大変、納得のいく情報が寄せられてました。

 

 


 遡(さかのぼ)ると、一番最初のブログ記事でのコメントも気になりました。

 

マデリンちゃん事件 他

 

cazorla at 2007-09-21 18:36

 

「はじめまして」
「マデリンちゃんが失踪して警察に連絡する15分前に 新聞社に電話してるそうですね」

 

「IRAとも 接触があるし ピノチェトを助けた弁護士にも依頼しているし・・・」

 

「ゴードンブラウンとも仲良しだし」

 

「英国内のカトリックグループの問題も絡んでいるので、関心も高いのかと思ってました」

 

 


 どうも、行方不明になる前となった後での……。

 

御両親の金銭感覚に、かなり隔たりがある様に感じられます。

様々な有能な人物に仕事を依頼するに当たって、確実にベビーシッターよりも費用がかかりますからね。

それとも、親族からの援助を受けられたから出来た出費だったのでしょうか?

どちらにしろ、行方不明の事件発生後からお金が動いている様子を推察するに……。

事件後に、まとまった現金を用意出来た可能性があります。


 

 

 警察よりも、新聞社に連絡をしてしまう両親はどうかしてるとも考えてしまいます。

 

 

情報を秘匿するなら、メディアは以(もっ)ての外ですからね。

 

 

誘拐事件ならば、身代金の要求が出そうな時間までは事を公にするのは控えると思います。

 

 

もし仮に生きていたとしても、メディアに情報を出した時点で被害者は生命の危機に晒されますからね。

 

 


 事件最中(さなか)の両親と、事件後の両親とでは……。

 

行動のプライオリティーも、知性も大きくかけ離れている印象があります。

 

それだけ、事件が起きた時の行動は酷いと言えます。

 

逆に事件後の行動の方が、彼等らしいと言えるでしょう。

 

事件が起こるまで、リゾート地で……。

 

50M先の飲食店で、御酒を飲む晩が連日続いていたそうです。

 

インタビューアーのこの問いに対して、旦那さんはこう答えています。

庭みたいな感覚で、あったんだと……。

「つまり、庭で食事をする際にベビーシッターをわざわざ雇わないですよね?」

 

 

 

……と、逆に質問していました。

50m歩いた先の店舗内を、庭と言い放ってしまうのは……。

ヤハリ、反省の色が全く無い気がします。

 

インタビューアーアは、さらに追及していました。

「事件前に連日、夜にその飲食店に足を運ぶという事」

「スケージュールにあった事なら、前もってベビーシッターを雇う事が出来た筈だ」

「そして、その宿泊していた建物には誰でも立ち入る事が出来た訳ですよね」

つまり、セキュリティーの甘い建物に家を空ける事が分かっていながら……。

連日、飲食店には行っていたという訳です。

それに対し、父親は……。

「私達は、安全だと思っていた」

と弁解しますが、インタビューアーは……。

「しかし、実際には安全ではありませんでしたよね」

「誰でも、敷地に入る事が出来る状態だった訳ですし」

今度は奥さんは……。

「私達が子供達(双子の二人)のそばを離れたのは、後悔しています」

みたいな言葉で、締めていた様に記憶しています。

 

基本的に考えて、ベビーシッターを雇いたくなかった理由。

明かされていない理由が、ありそうです。

 


最後に……。

 この事件の解決云々よりも、やはり報道を通じた情報統制の匂い。

これは、隠しきれないとだけ申し上げておきます。

 

 

 

 2013年7月30日 タイプミス訂正


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 文字の色分けガイダンス | トップ | 日月警備保障のH.P.から得ら... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

報道+News な話題について」カテゴリの最新記事