忘備録

年をとると忘れやすくなる。過去、これからのことを書き綴る。

着うたフル奮闘記(#4)

2006-01-03 02:19:41 | Weblog
KMF(TAR)ファイルの作成は出来たが本当に着うたフルとして携帯で聞けるのか?
其の前に準備X2
1:ダウンロードするにあたってパケ代がどれ位かかるのか?
 ファイルサイズが1MBとして計算してみると、1024*1024/128*0.21=1728
 え、ヤバ!!パケ代で倒産や、
 携帯に付加している割引サービスを調べってと一台はダブル定額
 もう一台はありゃパケの割引サービスがついてないわ早速ダブル定額に変更
2:サーバの準備
 使っているプロバイダーのウエブサービスを調べると.htaccessが
 サポートされてない。
 うーん困った、たかが着うたフルごときに有料のレンタルサーバを
 使うのも考えものだし、無料もあるが、、
 確か息子が何台かサーバをレンタルしてるようなこと以前言っていたような、
 聞いてみるとラッキー全部が.htaccessサポートされてるってことで、
 その内の一台に間借りさしてもらい、これで準備OK

サーバにテスト用のデレクトリを作成し、HTML,.htaccess置いて、あとは携帯にダウンしテスト開始と、しかし大変でした(汗)

テスト用の.htaccess
 W32SA用
  AddType application/x-kddi-ezmusic .kmf
 PENCK用
  AddType audio/3gpp2 .kmf
テスト用の**.html
 W32SA用
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<body>
<object data="http://movie.ezweb.ne.jp@***.co.jp/test/sa/data/test.kmf" type="application/x-kddi-ezmusic" copyright="no" standby="Download!!">
<param name="disposition" value="devcufz" valuetype="data" />
<param name="checkout" value="1" valuetype="data" />
<param name="title" value="test" valuetype="data" />
</object>
</body>
</html>
 
 PENCK用
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd">
<html>
<body>
<object data="test.kmf" type="audio/3gpp2" copyright="no" standby="Download!!">
<param name="disposition" value="devmpzz" valuetype="data" />
<param name="checkout" value="1" valuetype="data" />
<param name="title" value="test" valuetype="data" />
</object>
</body>
</html>

注1:"checkout" paramが無いとminiSDに移動は不可
注2:作成した3g2ファイルに前処理としてAU独自の[uuidcpgd][uuidioed]アトム
   を付け加える必要がある。

QTPROで作成した3g2では
 W32SA -> 再生、着うた保存不可(着うた保存から再生のみ)
 PENCK -> 再生可、着うた保存不可
あれれ、なんか変だけど一応ダウンロードはできる、携帯によって状態が違うとなると、テストが面倒やなー、、、
Xenon2Proで作成した3g2では(Start File指定)
 W32SA -> 再生、着うた保存可
 PENCK -> 再生、着うた保存可
ありゃ、すんなりいけた(嬉)なんじゃいこれは単純に3g2ファイルの問題だけじゃないか!!
昔(そんな昔ではないが)作成したAtomCheckerで可、不可の3g2の違いを調べると
エンコードがHE-AACとAAC-LCの違いだけと判明、
そこで世の中にばらまれている各HE-AACエンコードについて検証して見る。
但しW32SAとPENCKだが、

1:QTPRO6or7 -> HE-AAC 作成不可
  原因:AAC-LCのみサポート
  注:AACすどうしは可だが断片化の場合15秒で音切れあり
2:aacenc32でHE-AAC作りmp4creator60で変換したMP4ファイルは不可
  原因:aac.cpp内で使用関数の間違い
  MP4AV_AacGetConfiguration_SBR関数を使用すべきところを
  MP4AV_AacGetConfiguration関数を使用してる為であり修正後可
3:WinAmp aacplusV2 可
  注:パラメトリックステレオの場合モノラルになる。
4:helix 48 Kbps Stereo - RA 10 with aacPlus 可
5:Xenon2Pro 可
  注:Start File指定なしの場合不正なデータとなる場合あり

まだ五本しか検証していないが個人で使用するには、これで充分X2
携帯で広沢虎造(浪曲)聞けるなんて誰が想像したであろうか、50分の浪曲を6分割でダウンし、ミュージックプレイヤー聞くなんて、、、

これで昔の楽曲等が着うた登録出来るが、W32SAは3g2(512k以内)そのものをダウンロードすれば着うた登録出来るので、着うたフルから着うた保存するより楽だし、
ま、個人レベルの問題かな
しかし、最初は出来たらいいやと思っていたのが、人間ちゅう奴は出来たら出来たでもっと楽に作られないかと欲がでてくる。そこで面倒なことはマシンにさせようとソフトを作ってみた。
WAV,AAC,3GPP,3GPP2ファイルから一発でKMFを作る。考えてみれば何が必要かの解がでれば別になーんも難しいもんでないしと、せこせことコードを暇を見つけ書くこと三週間、うーん未だ何かが足らないなーとすぐ欲がでる。ん、MP3ファイルからの変換がない!!ま、いいかと思いつつ未だにコードを書いてる暇人である(笑)。

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