”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

冬の木之本へ、また一人旅…!

今日は滋賀県、木之本へ一人旅です。

家族みんなに、「この寒い時期に木之本は

ちょっと勘弁して…!」…と言われました。

じゃぁ、また一人旅にしましょうか…。

 

 

木之本に行くのはこれが4回目です。

”寒い時期の木之本”は初めてとなりました。

 

今日の目的は、木之本駅の前にある

明治時代から120年続く、私設図書館

”江北図書館”に行って、レトロな建物を

鑑賞し、歴史図書をいろいろ見る…!

 

 

そして木之本地蔵の前、2022年の年末に

オープンしたという、ガレットとクレープの

専門店、”あたらしやカフェ”に行ってみる…!

 

また、前はいつも立ち寄る時間がなかった

駅直結のお土産屋さん”ふれあいステーション

おかん”に行って、戦国武将グッズを見て

之本エリアのお土産をゲットする…!

 

 

そして帰りには、大垣駅で途中下車して、

93歳で関ヶ原の戦いに参戦した武将、

大嶋雲八みたいに、”大垣城を攻める…!”

一応、こんな計画を立ててみました。

 

木之本駅では、先に”ふれあいステーション

おかん”に立ち寄ります。帰りの列車待ちの

時間に、と思うとまたパスになっちゃいそう…。

 

 

お店は木之本エリアのお土産、特産品が

並んでいます。野菜果物などもありました。

”甘じょっパイ”、見つけました。面白そう…。

 

木之本地蔵院の前のお菓子やさんと

地元の古くからあるお醤油やさんの

コラボレーションで創作したお菓子です。

 

 

さっそくこれをゲットして、珈琲と一緒に

お店の中の休憩所でいただきました。

リーフパイに熟成醤油を塗ったものです。

 

醤油の香ばしい香り、サクサクのパイ…。

今日のお土産はコレに決まりですね。

5枚入りの小さな箱をゲットしました。

 

 

戦国武将グッズは、”賤ヶ岳の七本槍”に

登場する武将のものばかり…。推し武将の

雲八さんのものは、発見できませんでした。

 

では木之本の街歩きスタートです。

まず木之本地蔵院にお参りしました。

寒い時期なので、参拝客は少なめでした。

 

 

それでも本堂は、お線香の香りが漂い、

たくさんの蝋燭が灯され、熱心に祈る人の

姿がありました。眼病平癒のご利益で

古くから地元の人に信仰されています。

落ち着いてお参りできる雰囲気でした。

 

 

街道筋を歩いて、古い町並みウォッチング…。

今日は”えび豆”を売っている本屋さんは

休みでしたが、同じ通りのちょっと先にある

”あいたくて書房”がオープンしていました。

ちょっと変わった名前の古本屋さんでした。

 

では、新しくできたガレットとクレープの

専門店に行きましょう。木之本地蔵院前に

ありました。オシャレな感じのお店です。

 

 

”厚切りベーコンときのこのクリームガレット”

そして、ホットコーヒーを注文しました。

昔ながらのお店の多い中、新鮮な感じです。

 

信州産のそば粉を製粉したというガレットは、

そばの香りが生きていました。ぶ厚く切った

ベーコンとエリンギの食感がいいですね。

ランチのスープもとても体が温まる感じです。

 

 

このカフェの名前は”あたらしや”です。

文字に変換すると、”atR48”となるそうです。

なんとなく、オシャレな感覚に変わりますね。

 

以前オーナーさんのお母様はこの場所で、

”あたらしや”という洋品店を営んでいた…。

しばらくお店を閉めていましたが、息子の

オーナーさんが、同じ”あたらしや”の名前で

"atR48"カフェをオープンしたそうです。

 

 

これは”atR48”さんのメニューの表紙です。

写真は琵琶湖を見下ろす賤ケ岳の風景…。

オーナーさんご自身が撮影されたそうです。

 

通りには洋品店時代の”あたらしや”さんの

プレートも残されていました。時代って

どんどん変わっていくのに、こんなところに

ちょっと昔の面影が残っているのですね。

 

 

次は、”江北図書館”へ…。駅前にある

ちょっと気になる古い建物がそれでした。

 

この図書館は、今から120年前に誕生して

今日まで現役(?)でいる私設図書館です。

現在の建物は、昭和12年に建てられた

郡農会の庁舎だったレトロな建物でした。

 

 

この建物を昭和50年から図書館として

活用しているそうです。築85年以上経ち、

ぱっと見た感じ、かなり老朽化しています。

 

では、建物の中を探検してみましょう。玄関で

靴を脱いで、スリッパに履き替えて入ります。

 

 

ドラマに出てくるような”昔の図書館”の

雰囲気です。この雰囲気、いいですね。

では、歴史図書のコーナーに進みます。

 

新しい本は少ないですが、古い珍しい本が

いろいろ並んでいます。室内は少し暗めで

寒いですが、倉庫の中で宝さがしするような

ちょっとしたワクワク感(?)がありました。

 

 

歴史コーナーは地元、滋賀県の武将に

関して充実していました。ただし、93歳で

関ヶ原の合戦に参戦した伝説の戦国武将、

大嶋雲八に関する新たな発見はなかった。

マイナー武将、それを求める方が無理か…。

 

今、この図書館の修理&保存のために

クラウドファンディングで寄付を集めている

そうです。昭和初期からの汲み取り式トイレの

改修と、老朽化した部分の緊急修繕費の

一部として1500万円を募っているそうです。

 

 

レトロな建物を、次の世代に伝えたい…!

この想い、多くの人に届くといいですね。

 

この後、木之本駅に戻り、JR普通列車で

米原へ。東海道線に乗り換え、大垣駅に

向かいました。ではまた次のブログ記事で…。

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