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”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

滋賀県木之本一人旅と米原の駅弁

夏に家族旅行で訪れた滋賀県、木之本…。

秋になって、今度は同じ場所に一人旅です。

 

夏に訪れた時は、”サラダパン”目当てでした。

パンの中にマヨネーズで和えた”たくあん”が

入っている滋賀県の”ご当地グルメ”です。

 

今回は、木之本地蔵院の門前町であり、

北国街道の宿場町である、木之本の古い

街並みをゆっくり見て歩きたいと思いました。

 

 

でも、今回、もう一つの目的が…!

途中の乗り換え駅、米原には家族みんなの

大好きな駅弁”湖北のおはなし”があります。

 

鴨ローストが主役で、滋賀県の郷土料理が

いろいろ詰まった、少し地味なお弁当です。

でもこのお弁当、ファンが多いようですね。

 

人気があるのか、数量限定で販売されるのか、

タイミングが悪いのか、売り切れの時が多く、

前回ゲットできなかったお弁当(?)でした。

今回こそ…!残っていて欲しいです。

 

 

さて、まず木之本に着いたら地蔵院へ…。

”日本三大地蔵”の一つだそうです。

”日本三大地蔵”…と聞くと、他の2つの

お地蔵さんの寺、いったいどこなのでしょうか。

 

このお寺は”木之本地蔵大縁日”で有名です。

8月の縁日、いつも賑わうそうです。この日は

とても静かで、ゆっくりお参りできました。

 

 

境内に入ると、大きなお地蔵さまの像が…!

秘仏であるご本尊を模したものだとか…。

 

このお地蔵さまは、昔から”目の仏様”として

信仰されています。ここに蛙が住んでいて

眼病患者さんが回復するようにと、片目を

つむって暮しているという伝説があります。

 

 

”身代わり蛙”がたくさん奉納されています。

蛙さん、眼病平癒のご利益があるそうです。

大きなお地蔵さんの周囲は、蛙だらけです。

 

さて、戦国時代のこと、賤ケ岳の戦いでは、

この辺りに羽柴秀吉が本陣を敷きました。

そのため戦火を受けて、木之本地蔵院の

建物は焼失してしまったそうです。

 

 

その後、豊臣秀頼の命で、片桐且元が

再建したと伝えられています。また、

江戸時代になってからも再び火災で焼失…。

現在の壮大な建物は、火災の後、

江戸時代に再建されたものだそうです。

 

本堂の奥にも、古い重厚な建物があり、

信仰の寺としての長い歴史を感じました。

 

 

境内をぶらぶら、隅々まで歩いたあと、

木之本の街歩きをスタートしました。

 

北国街道沿いには、酒屋さん、醤油屋さん、

古い看板のある薬屋さんが、昔のままの姿で

立ち並んでいました。

 

 

あ~っ、郷土料理の店を発見しました…!

古民家(?)郷土料理の店、”みちくさ”です。

 

ちょうどランチの時間になりました。入ります。

”焼き鯖そうめん”が看板メニューのようですが、

お客さんはみんな、郷土料理ではなくて、

ごくごく普通の日替わりランチを食べている…。

 

 

休日は、郷土料理目当ての観光客が来て、

平日は、日替わりランチ目当ての地元の方が

やってきて、賑わっているのかな…?

では、日替わりランチ、私もそれにしましょう。

 

あじフライがメインの日替わりランチです。

季節の野菜の天ぷら、煮豆など盛り付けられ、

ご飯とお味噌汁…。おいしくいただきました。

 

 

ランチの後は、また街並みウォッチングです。

郷土料理のお店”みちくさ”さんのお隣は、

江戸時代から続くお醤油屋さんです。

”白木屋”さん、昔のままの姿のようです。

 

元庄屋さんの建物や、酒屋さんの建物…。

街道筋には歴史あるお店が並んでいました。

 

 

元銀行だったという木之本交遊館の建物は、

イベントやコンサート会場としても使われる

風格あるレトロな建物でした。閉まっています。

 

古い酒屋さんもいくつかありました。

”桑酒”のお店、”山路酒造さん”の建物です。

 

 

 

伝統ある”桑酒”を生かしたスイーツや、

新しいお酒も生み出されています。

 

新しい味、”桑酒モヒート”のPR写真も…。

店頭に飾られたレシピと写真、心惹かれます。

桑酒+ソーダ+ミント+レモンだそうです。

 

 

お店で味わってみることもできるようです。

でも…。ここで昼間っから酔っぱらうわけには

いかないですよね~。ちょっと残念です…。

 

木之本駅に戻り、米原駅に向かいます。

お弁当が売り切れないよう、米原駅には

早い時間に到着することにしました。

無事、お弁当”湖北のおはなし”ゲット…!

 

 

お弁当”湖北のおはなし”は、随分昔からある

ロングセラー商品だそうです。

鴨ロースト、チキンの焼いたの、こんにゃく、

ネギとあげの”ぬた”、小芋の煮物、卵焼き、

そして季節のおこわが、実にいい感じです。

 

そして、デザートにサイコロの小箱に入った

飴が添えられています。これも面白い…。

 

 

「サイコロといえば、JR西日本に”サイコロ切符”

というモノがあって、サイコロを振って出た目で

行き先が決まる切符があるそうだ。」

 

「運がいいと、5000円で新大阪から博多まで

行けちゃうらしい…。それって、すごくねぇ…?」

主人がそんな情報をゲットしてきたようです。

 

「JR東海もそれ、真似して欲しいよね。」

「5000円で東京行きたいよ~っ…!」

そんな話題で盛り上がった我が家でした。

コメント一覧

hatamotoooshimake52
FUSAさんコメントありがとうございます。
30年前の懐かしい街並みだったのですね。
私、木之本は今年の夏初めて訪れた街なのですが
どこか懐かしい感じのする街並みでした。
FUSA
30年前にたびたび通った懐かしい街並みです。
写真を拝見しながら当時を思い出しています。
ありがとうございます。
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