明けましておめでとうございます。
2021年の初詣、愛知県一宮市にある
尾張国一宮、真清田神社に参拝しました。
ちょうど行った時、いつものような
本殿前の長い行列はありませんでした。
例年より、混雑は少なかったようです。
それでも境内には屋台も並んでいて、
お正月らしい賑わいはありました。
ご本殿に参拝した後、摂社末社など、
境内をいろいろ回って参拝しています。
摂社末社は、本殿が混雑している時も
心静かにお参りができることが多いです。
私の場合、境内のお社にお参りすると、
不思議に、”思ってもみなかった言葉”が
心にふと、思い浮かぶことがあります。
2019年の”年末詣で”のことです。
お参りしていると、ふと心の中に、
「関ヶ原の戦い、島津の退き口、
敵中突破」 こんな不思議な言葉が、
心の中に何回も浮かんできました。
これ、どういうことだろうか…?
これ、何を意味するのだろうか…?
ちょっと、いや、とても気になりました。
この言葉、「関ヶ原の戦い、島津の
敵中突破」は、歴史マニアの間では
よく話題になる話です。
一日であっけなく終わった関ヶ原の戦い…。
午前中は、激戦が繰り返されましたが、
午後には次第に西軍が崩れていきました。
西軍のほとんどが敗走しているその時、
まだ積極的に戦っていないのに(?)、
いつの間にか、敵に包囲されて戦場に
取り残されていた軍勢がありました。
1500名余りの島津の軍勢です。
その島津軍が、敵に囲まれた状況から
一転して、敵の陣のど真ん中を通って
追って来る敵たちと激しく戦いながら、
猛烈な勢いで逃げて帰った話しです。
多くの犠牲はありましたが、島津の殿様は
なんとか生きて帰ることができました。
このインスピレーションは何を意味する…?
まず思いついたことは…、
2020年は、「関ヶ原の戦い」の興味の対象が
「島津の退き口(敵中突破)」に広がり、
この研究に自分が深く関わることになる…。
推し武将(?)大嶋雲八だけではなく、
関ヶ原の戦いで注目されている島津に
興味の対象が広がるのでしょうか…?
次に思いついたことは…、
2020年は、自分を囲む環境が、「島津の
退き口(敵中突破)のような状態になる…。
”いつの間にか、敵に囲まれていた”
”敵から必死で逃げる状況になった”…。
関ヶ原の戦いにおける島津軍の退却と
似たような状況になるのでしょうか…?
結果的に私は2020年、「島津の退き口」と
あまり深く関わることもなく過ぎました。
しかし、当たっていたのは…、
2番目に思いついたことだったかも…。
予期しなかった新型コロナウイルス蔓延は、
自分の周りの環境、いや世界中のどこもが
「島津の退き口」と似たような状況に
なっていたのかもしれないです。
蔓延したコロナウイルスと戦って、
逃げまくる状況だったかも…。
ふと心に浮かんだ言葉は、少し気に留めて
大切にするべきなのかもしれないです。
今年も不思議なインスピレーションが
心の中に湧いてきました。その言葉は…、
「晴れやかにある。晴れやかにある。」
これは、「どんな困難な状況にあっても
心は晴れやかでいましょう…!」かな…?
それとも、「今年は心が晴ばれとする
よい年になるでしょう…!」ということ…?
その時、灰色の雲に厚く覆われた空から、
一瞬、明るい陽の光がさし込んできました。
ま、急に晴れたので、「晴れやかにある。」
そんな言葉が心に浮かんだのでしょうか。
晴れやかなよい年になりますように…。
とても心に残る真清田神社初詣でした。