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心に寛容の精神をもつ

2013-05-24 | 日記
作家の乙武洋匡さんが、
予約して訪れたレストランで車椅子のために入店拒否された、
という話がご自身のtwitterにツイートされ、
おとといは、衆院の厚労委員会でも取り上げられる話となりました。
結局、両者謝罪という形になりましたが、
一時は、HPやtwitterが大炎上していました。


私は、
バリアフリーが、民間施設には、努力義務でしかない、
という状態が、一番の問題だと考えています。
現在、政府が国会に提出している、障がい者差別解消法案の中でも、
依然、民間事業者に対して、障がい者への合理的な配慮が努力義務を求めています。


もともと「バリアフリー」とは、
建築用語で「バリア(障壁)」を「フリー(のぞく)、」
つまり障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることを意味します。
建物内の段差など、物理的な障壁の除去という意味合いから、
最近では、より広い意味で、
社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なバリアの除去
という意味でも用いられています。


物理的な「バリアー」の完全除去のためには、
民間事業者に努力義務を課すだけでは、不十分です。
法の整備や、資金注入など、政治の介入が必要です。
国は、公共施設だけでなく、民間の施設にも資金を投入し、
「バリアー」の除去につとめるべきです。

しかし、事業者側としては、
バリアフリーは社会全体で取り組むものだから、
十分な施設やスタッフが整っていない、
だから何もしなくてよい、わけではないと思います。
さまざまなお客様の来店を考え、
「どうにかして訪れてもらおう」
と、対策を考えておくことは必要だったでしょう。

訪問する客側が車いす使用であることを伝える義務はありません。
伝えた方がよりスムーズだ、というだけです。
今回の話は、車いすを使うお客様が来店されるかも・・・
と、対策を考えておかなかった店側の問題が、多分にあると思います。


おとといの国会の答弁で、厚労大臣が
「過度に無理がなければ、障がい者に協力し、
普通に生活できるよう、お手伝いしなければならない」
と言っていましたが、
「ともに生きる」ために法が必要なのです。


障がいのあるの人が、助けを必要とする場合がありますが、
他人の手を必要としたいと思う場合は、健常者でも起こります。
大きな荷物を持っている、キャリアバックを使っている、ベビーカーを押している、
場所をとったり、周りの人に迷惑をかけたりする経験は
多くの方が経験されていると思います。
今回の話は、これと同じような話に思えるのですが・・・・。



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