実際、色々人をバカにしたり、変な野次馬精神でもって人のことを探ろうとするような人には、トップレベルの人はいないですね。
もちろん、そのような人の中で、それなりの結果を出している人もいるし、むしろ全く結果を出せてないような人はあまり人をバカにもしないような印象ですが(これには例えば僕みたいな最底辺の人はそもそもバカにする対象が存在しないからという理由もあるでしょう 笑)、自分より実力が下の(ように見える)人をバカにする背景には、自分が頑張ってもトップにはなれないから、下を見て自尊心を満たす、というような心理的背景があるように思います。
上を見ても勝てないから、下を見て満足しているのでしょうね。
一方で、トップレベルの人というものは更なる高みを目指しているものですから、(僕みたいな)底辺の馬鹿なんてそもそも眼中にないのだと思われます。
基本的に、「人を下に見る」ということはそれが正しい認識の上に立つものであれば悪くないし、自分に実力があるのであればそれは尚更でしょうが、しかし人のことを容易に馬鹿にして侮ってしまうことは、その人に思わぬところで足元をすくわれる結果に結び付きかねないと思います。
特に、人が成長途中であればあるほど、たとえある段階で実力のない人であったとしても、それが何年後かにも同じように実力のないままであるという保証は全くありませんからね。
まあ、ずっと多くの人に認められる成果を出せない人というのはいるのかもしれませんが、それでも人というものは生きている以上、なんらかの変化をしていくものですから、他人に対する評価というものは、その時その時で、しっかりと接した上で見極める必要がある訳です。
でも、自分より下を見てしまうというのは、人の性ではありますよね。
人の心の中の差別心というものは、どうしてもなくすことはできないものであると思います。
だからこそ、その心を正しくコントロールできる人間の存在が、他の人間に比べて光る訳です。
自分の力をしっかりと見極め、同時に他人の力も正しく把握して、不用意に人を侮ることないような人間が世の中を動かしているのかもしれません。
読んで下さり、ありがとうございました。
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