葬儀を通して日々考える、鈴木葬儀社社長BLOG

葬儀を通して日々思ったことや感じたことを書いてます

葬儀も仏縁って...

2012年12月19日 10時46分08秒 | 多分、愚痴w
最近は少なくなったけれども、葬儀屋に営業に来るお坊さんが結構いた。
(今は派遣会社に登録していて直接的に葬儀屋に営業に来るのは派遣会社が増えている様に思う)

そのお坊さんが言うのだが、葬儀も仏縁と...

確かに、そうなんだけれども!
やはり最初に如何に生きるべきかと言う「問い」があって仏教に接して人生の最後に仏式の葬儀と言う順番の様に思う。
(ま~本当は仏式の葬儀というのもなんか仏教的ではないと思ってはいるけれどもw)

しかし、現状では一般の多くの方は何方がお亡くなりなられると、葬儀=仏教=お坊さんという思考回路が定着しているのも事実で、現在の仏教寺院を継続していくには葬儀でのお布施を頂くのが手っ取り早いと言う事になる。

もう~これは事実だと思うが(^_^;)

仏教が好きな私としては、少々残念な事で仏教離れの原因でもある様な気がする。
(葬儀屋なので色々と難しい思いがあるんだけれどもw)

以前、どこかで読んだのだが...

カルピスの販売量が落ち売り上げが減り困った
色々な新商品を作りがんばったのだけれども効果は少ない。
で、カルピスソーダと言う商品を販売したら、何気に売れたらしい。

元々と言うか、自分たち本来の商品に少し変化を加えてみたら良かったとの事。
原点回帰と言うのだろうか...

仏教も原点回帰が必要な気がする。
そして、ホンの少しだけ今の時代にあわせて変化するというか...

元々仏教は生きる事は苦しみを伴うが、その苦しみを如何にして失くすというか超越するかを考え実践する人生哲学だと個人的には思っている。
その基本的な考え方や生きる事によって生まれる苦しみや悩みから解脱する方法を自ら体得し、それを求める人々にも方法を指し示すのが教団の存在意義だと思う。
(あくまでも個人的な考えw)

なんか今は中途半端に葬儀と言う死に接した遺族等に説法している様に思う。
別に悪い訳ではないのだが...

現実的には色々とあるのは事実だけれども、これで良いのが仏教~って思う今日この頃です。
頑張っているお坊さんは沢山いるのにな~と思うのだけどもさ~

ま~いききって、仏教=葬儀でブイブイ逝くのも良いだろうとは思うが(^_^;)
無責任な葬儀屋のオッサンの戯言でしたm(_ _)m
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