葬儀を通して日々考える、鈴木葬儀社社長BLOG

葬儀を通して日々思ったことや感じたことを書いてます

「そこに至るまでの過程全体を想像してみてください~」と絶叫したいw

2012年01月15日 09時49分43秒 | 多分、愚痴w
故人様の搬送の問い合わせがありました。

色々な葬儀社に問い合わせをされて金額が予想よりも高く困っている模様。

喪主さんは空輸をお考えだった様で、航空会社に直接問い合わせをして目的地の空港までの料金を調べられていたご様子。

電話の内容は下記の様な感じです。

お客様「○○空港まで○○航空会社は○○万円で運んでくれると聞きました」

葬儀社「はい、多分それぐらいの料金だと思います」

お客様「棺に入った状態で持ってきてくれと言われたのでやってほいいのだが、料金はいくらぐらいですか?」

葬儀社「○○病院へ迎えに行き、納棺して羽田から○○空港までで、おおよそ○○万円ぐらいです」

お客様「他よりも安いけど、航空会社の金額と比べると高過ぎないか?」

葬儀社「弊社と致しましても○○万円ほど頂かないと成り立ちませんので...」

お客様「そうですか~わかりました...」

と言う様な感じで終了。

以前はそこに至る為の過程を細かく説明していたのですが、理解して頂ける確率が低いので説明するモチベーションがなく...
自分の説明能力の不足を横において(^_^;)

ま~私自身も内容がわからない状態で航空会社の料金を先に聞いてしまうと、葬儀社の料金は全体だとしても高いと感じてしまうとは思うのです。

しかし、故人様の空輸の全体の流れで見ると、航空会社の仕事がメインでも故人様を納棺された状態で空港まで運ぶまでのハードルはかなり高いのです。

深夜早朝の電話等への対応
病院への寝台車での迎え
棺を用意して納棺して空輸用のパッキング
航空会社へ便の予約
受け取り先葬儀社との打ち合わせ
棺(故人様)の空港までの搬送

などなど

表面的に見えやすい所だけではなく、その状態になるまでの過程全体をみないと色々と問題が出るのですが...
葬祭業に関する事ではよくある事なのですが(^_^;)

そういえば、遺影写真でもあった様な...

お宅の遺影写真の価格は高すぎるとの事。
ま~確かに高いよな~とは私自身も思うがw

なんせ、今はphotoshopですぐに加工だけは出来るからw

でも、
原稿を取りに行く
原稿を選ぶ助言をする
着替のデータの用意
切取後の背景データの用意
写真をスキャニングして切り貼りの加工
額を用意して額にはめる
式場に遺影写真を持っていく
という過程があります。

ここで、遺影の写真の加工だけしか見えていない人には...(^_^;)

今後も増えそうな予感w
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