1:03 生まれました。
(ママの回想)
(何度目かの診察の時) 先生が「この調子だと20時か21時頃産まれるかも」とおっしゃった。少しホッとして眠くなってしまい、陣痛が遠のいた。十分な睡眠をとっておかないと陣痛は進まないし、産んだ後の3時間ごとの授乳がきつい (と思った)。結局時間がかかり、(出産するのが) 日付をまたいでしまった。
(パパの回想)
夕方疲れてしまって、二人ともそれぞれの姿勢で寝てしまった。
といっても、30分くらいの話だ。
それでも、この結果、陣痛の間隔が少し長くなって、結局 23時になっても分娩台に行くことはなかった。元々破水したために病院に来た。破水するとベイビー君は出てこないと弱ってしまう。そのため、そんなに長い間陣痛が来るのを待っていられないらしい。
そういうことで、何時頃だったか、陣痛促進剤を点滴で投与することになった。そんなに問題がない薬らしいのだが、ちょっとは心配した。それでも帝王切開するよりは、身体に負担が小さいかなと考えて、二人で同意書にサインした。
ちなみに、その後切開のための同意書というのも、念のため事前にサインした。
それでも、切る前には必ず言いますから、その時点で判断してくださいと言われた。
この辺は、病院側もリスクを回避するためにきちんとした手続きをとっているなあという感じ。でも、説明を省いているとか、面倒くさがっている様子もなく、そういうスタッフが揃っていることが、いい病院だなあと思った。
ママが横になっている間も、何時間かおきに、30分くらいずつ検査器を取り付けて、ベイビー君の鼓動などを調べていたが、まったく問題がないとのこと。自然分娩が一番なので、今は待ちましょう、と言われて、たぶん、あんまり思考能力は残っていなかったと思うが、それでよかっただろうなあと思った。ちなみにこの検査は、22時を過ぎる頃から、時間がかかりすぎるということで、ずっと着けっぱなしにしてあったが、それでも最後までベイビー君の体力の方はまったく問題がなかったらしい。ほんとに健康だ。
(何度目かの診察の時) 先生が「この調子だと20時か21時頃産まれるかも」とおっしゃった。少しホッとして眠くなってしまい、陣痛が遠のいた。十分な睡眠をとっておかないと陣痛は進まないし、産んだ後の3時間ごとの授乳がきつい (と思った)。結局時間がかかり、(出産するのが) 日付をまたいでしまった。
(パパの回想)
夕方疲れてしまって、二人ともそれぞれの姿勢で寝てしまった。
といっても、30分くらいの話だ。
それでも、この結果、陣痛の間隔が少し長くなって、結局 23時になっても分娩台に行くことはなかった。元々破水したために病院に来た。破水するとベイビー君は出てこないと弱ってしまう。そのため、そんなに長い間陣痛が来るのを待っていられないらしい。
そういうことで、何時頃だったか、陣痛促進剤を点滴で投与することになった。そんなに問題がない薬らしいのだが、ちょっとは心配した。それでも帝王切開するよりは、身体に負担が小さいかなと考えて、二人で同意書にサインした。
ちなみに、その後切開のための同意書というのも、念のため事前にサインした。
それでも、切る前には必ず言いますから、その時点で判断してくださいと言われた。
この辺は、病院側もリスクを回避するためにきちんとした手続きをとっているなあという感じ。でも、説明を省いているとか、面倒くさがっている様子もなく、そういうスタッフが揃っていることが、いい病院だなあと思った。
ママが横になっている間も、何時間かおきに、30分くらいずつ検査器を取り付けて、ベイビー君の鼓動などを調べていたが、まったく問題がないとのこと。自然分娩が一番なので、今は待ちましょう、と言われて、たぶん、あんまり思考能力は残っていなかったと思うが、それでよかっただろうなあと思った。ちなみにこの検査は、22時を過ぎる頃から、時間がかかりすぎるということで、ずっと着けっぱなしにしてあったが、それでも最後までベイビー君の体力の方はまったく問題がなかったらしい。ほんとに健康だ。
(ママの回想)
隣の陣痛室から何時間もうめいている声が聞こえた。あれだけの声を長時間出すだけでも、相当疲れると思った。「十分な栄養をとった方がいい」とは、このことだと思った。
(出産の) 2日後、その(うめいていた) 人に会ったが、「苦しくて声を出さずにはいられなかった」とのこと。
「陣痛がつらくて途中でやめたいと言い出す人がいる」と聞いていたが、本当にやめたくなった。
夜ご飯。きつくて3割しか食べられなかった。
今までの人生で、最もあり得ない経験だと思ったのが、バンジージャンプと、50分間難曲を弾き続ける公開グレードと、出産。そのうちバンジーとグレードは、途中でやめたければやめられるけど、陣痛はどんなにきつくてもやめることができない。その意味で、人生で最もきつい経験だったかも。
二度とやりたくないと思えるほど痛かったが、後で先生からは「安産でよかったね」と言われた。
痛みをやわらげるための、テニスボールとゴルフボールが陣痛室に置いてあった。
夫が痛い所にテニスボールを当てて、両手で力一杯押してくれたが、まだまだ足りなかった。「そんなんじゃ足りない」と何度も言った。
(パパの回想)
夕方ママの陣痛は 10分おきくらいにやってくるようになった。
2分おきとか 1分置きにならないと、分娩室へは行かないんだそうだ。
その都度、ウチワで扇いでほしいとか、どこかをさすってほしい、押してほしい、などリクエストが飛んでくる。いつもだったら、そんなリクエストにはイチイチ応えないのだけど、何といっても一生に一度の体験だ。できることは何でもやってあげようと思った。
ちなみに、ママが書いている通り、テニスボールやゴルフボールを指定の場所に当てて、両手で腰を入れて思い切り押し込むのは結構大変だった。
思い切り押し込むと、ママのお尻とか、背中にめり込む感触があるのだが、それでも、もっと押し込んでほしいと言われるのだ。特にお尻に当てる時は、押し戻されながら、「でちゃうでちゃう」とママが叫ぶ。これが確か 4分置きの陣痛の時。これを 3-4時間続けていた計算になるのかな。すっかり疲れてしまった。
隣の陣痛室から何時間もうめいている声が聞こえた。あれだけの声を長時間出すだけでも、相当疲れると思った。「十分な栄養をとった方がいい」とは、このことだと思った。
(出産の) 2日後、その(うめいていた) 人に会ったが、「苦しくて声を出さずにはいられなかった」とのこと。
「陣痛がつらくて途中でやめたいと言い出す人がいる」と聞いていたが、本当にやめたくなった。
夜ご飯。きつくて3割しか食べられなかった。
今までの人生で、最もあり得ない経験だと思ったのが、バンジージャンプと、50分間難曲を弾き続ける公開グレードと、出産。そのうちバンジーとグレードは、途中でやめたければやめられるけど、陣痛はどんなにきつくてもやめることができない。その意味で、人生で最もきつい経験だったかも。
二度とやりたくないと思えるほど痛かったが、後で先生からは「安産でよかったね」と言われた。
痛みをやわらげるための、テニスボールとゴルフボールが陣痛室に置いてあった。
夫が痛い所にテニスボールを当てて、両手で力一杯押してくれたが、まだまだ足りなかった。「そんなんじゃ足りない」と何度も言った。
(パパの回想)
夕方ママの陣痛は 10分おきくらいにやってくるようになった。
2分おきとか 1分置きにならないと、分娩室へは行かないんだそうだ。
その都度、ウチワで扇いでほしいとか、どこかをさすってほしい、押してほしい、などリクエストが飛んでくる。いつもだったら、そんなリクエストにはイチイチ応えないのだけど、何といっても一生に一度の体験だ。できることは何でもやってあげようと思った。
ちなみに、ママが書いている通り、テニスボールやゴルフボールを指定の場所に当てて、両手で腰を入れて思い切り押し込むのは結構大変だった。
思い切り押し込むと、ママのお尻とか、背中にめり込む感触があるのだが、それでも、もっと押し込んでほしいと言われるのだ。特にお尻に当てる時は、押し戻されながら、「でちゃうでちゃう」とママが叫ぶ。これが確か 4分置きの陣痛の時。これを 3-4時間続けていた計算になるのかな。すっかり疲れてしまった。
(ママの回想)
昼ご飯。余裕で完食。
(パパの一時帰宅)
パパは病院の前から、バスに乗って、最寄り駅の近くまで帰り、そこから徒歩で自宅に向かった。
平日の昼間に、自分の町を歩くことなんかなくて、ちょっと刺激的。
朝は最寄り駅から電車に乗る人と、降りる人の数は同じくらいで、結構オフィスなんかも多いのかなと思っていたけれども、ランチタイムでもそんなに人は多く歩いていない。この辺が都心の大手町とか丸の内あたりと違うところだなあ。あくまで、この町のサービスを維持するための人が働きにきている感じなんだろうなあと思った。
近くの公園では、子どもとお母さんが遊んでいたりした。
これは土日にみる光景と同じだけど、土日はパパが遊んでいることが多いので、ちょっと新鮮。
そんなことを考えながら、家に帰って、シャワーを浴びて、宅配便の再送を依頼。来るのに 1時間くらいかかるらしい。
その他にも、ママからちょこちょこメールが届く。
＞ 携帯充電器と電池よろしく
家中探すハメに…。もう一つ書留送れとか言っていたが、そんな暇ない。
続いて、
＞ 持って来なくていいもの 赤いがらがら
これは、ママが入院のだいぶ前から用意していたスーツケース。
中には自分の下着や、部屋着。
それからベイビー君の着替えなんかが、詰められていた。
結構準備がいいママなのでした。
そうこう準備しているうちに、
＞今何しているの？
＞またきつい痛みが来た
とのメール。とりあえず電話してみたところでは、今すぐ産まれるという状態ではないようだけど、早く戻ってきてほしそうな感じ。先ほどはタクシーで行ったところを、今度は自転車に乗って、頼まれたものを持って、病院へ。
昼ご飯。余裕で完食。
(パパの一時帰宅)
パパは病院の前から、バスに乗って、最寄り駅の近くまで帰り、そこから徒歩で自宅に向かった。
平日の昼間に、自分の町を歩くことなんかなくて、ちょっと刺激的。
朝は最寄り駅から電車に乗る人と、降りる人の数は同じくらいで、結構オフィスなんかも多いのかなと思っていたけれども、ランチタイムでもそんなに人は多く歩いていない。この辺が都心の大手町とか丸の内あたりと違うところだなあ。あくまで、この町のサービスを維持するための人が働きにきている感じなんだろうなあと思った。
近くの公園では、子どもとお母さんが遊んでいたりした。
これは土日にみる光景と同じだけど、土日はパパが遊んでいることが多いので、ちょっと新鮮。
そんなことを考えながら、家に帰って、シャワーを浴びて、宅配便の再送を依頼。来るのに 1時間くらいかかるらしい。
その他にも、ママからちょこちょこメールが届く。
＞ 携帯充電器と電池よろしく
家中探すハメに…。もう一つ書留送れとか言っていたが、そんな暇ない。
続いて、
＞ 持って来なくていいもの 赤いがらがら
これは、ママが入院のだいぶ前から用意していたスーツケース。
中には自分の下着や、部屋着。
それからベイビー君の着替えなんかが、詰められていた。
結構準備がいいママなのでした。
そうこう準備しているうちに、
＞今何しているの？
＞またきつい痛みが来た
とのメール。とりあえず電話してみたところでは、今すぐ産まれるという状態ではないようだけど、早く戻ってきてほしそうな感じ。先ほどはタクシーで行ったところを、今度は自転車に乗って、頼まれたものを持って、病院へ。
(ママの回想)
陣痛が始まる前、分娩室を見たら誰もいなかったので、助産師さんに「どんな所か見てもいいですか」と聞いたら、「どうぞ」と言われた。
「分娩台に乗ってみてもいいですか」と聞いたら、「どうぞ」と言われたが、高すぎて乗るのはかなり大変だった。
「両足開くのは恥ずかしいんですけど」と言ったら、「それを言っているうちは産まれないです」と言われた。
「いきんだ勢いで、小も大も出るらしいと聞いたんですけど、本当ですか」と聞いたら、「それは気にしなくていい」と言われた。本当に出るんだと思った。
10：30、最初の陣痛。まだ30分間隔。
(パパの補足)
ママの自覚はなかったかもしれないけど、この時もなんか声がうわずり気味で、落ち着いているようで、妙な高揚状態でちょっと心配。産む前に疲れちゃったら嫌だなあと思っていた。
分娩室の前室は、至って静かなんだけど、隣からは、痛がっている声が。
わざと声を出しているのが分かるので、頑張れーと思いつつ、ずっと聞いていたら、なんか気が滅入る。
ちなみに、入院した後、メールで宅配便の到着の知らせが届いた。
まだ、産まれると思っていなかったから、最後の駆け込みで、3件も頼んでいたらしい。
受け取ってほしいと言われたので、いったん自分だけは自宅に戻ることにした。
その前に、11:30頃病院内の食堂で昼食。
ステーキ丼 1,200円なり。
なんか、病院とは思えないメニューに興味を持って頼んでみた。
味は、美味しいとは言えないけど、それなり。少なくとも残さずに食べられるくらいの味。
11:30 という時間帯もあってか、そんなに混雑はしていなかった。
部屋に戻ると 11:50頃。ちょうどバスの時間が 12:05 とかだったので、そこで切り上げた。
ママもまだまだ元気だし、陣痛もほとんど来ていないっぽくて。
陣痛が始まる前、分娩室を見たら誰もいなかったので、助産師さんに「どんな所か見てもいいですか」と聞いたら、「どうぞ」と言われた。
「分娩台に乗ってみてもいいですか」と聞いたら、「どうぞ」と言われたが、高すぎて乗るのはかなり大変だった。
「両足開くのは恥ずかしいんですけど」と言ったら、「それを言っているうちは産まれないです」と言われた。
「いきんだ勢いで、小も大も出るらしいと聞いたんですけど、本当ですか」と聞いたら、「それは気にしなくていい」と言われた。本当に出るんだと思った。
10：30、最初の陣痛。まだ30分間隔。
(パパの補足)
ママの自覚はなかったかもしれないけど、この時もなんか声がうわずり気味で、落ち着いているようで、妙な高揚状態でちょっと心配。産む前に疲れちゃったら嫌だなあと思っていた。
分娩室の前室は、至って静かなんだけど、隣からは、痛がっている声が。
わざと声を出しているのが分かるので、頑張れーと思いつつ、ずっと聞いていたら、なんか気が滅入る。
ちなみに、入院した後、メールで宅配便の到着の知らせが届いた。
まだ、産まれると思っていなかったから、最後の駆け込みで、3件も頼んでいたらしい。
受け取ってほしいと言われたので、いったん自分だけは自宅に戻ることにした。
その前に、11:30頃病院内の食堂で昼食。
ステーキ丼 1,200円なり。
なんか、病院とは思えないメニューに興味を持って頼んでみた。
味は、美味しいとは言えないけど、それなり。少なくとも残さずに食べられるくらいの味。
11:30 という時間帯もあってか、そんなに混雑はしていなかった。
部屋に戻ると 11:50頃。ちょうどバスの時間が 12:05 とかだったので、そこで切り上げた。
ママもまだまだ元気だし、陣痛もほとんど来ていないっぽくて。