My Favorites

好きなことがたくさんあると毎日の暮らしがちょっと幸せ。好きなこと、好きな人について語る気ままな日記です。chiharu 

2年ぶりのエビータ観劇

2012年02月02日 | Musical

2年ぶりにエビータを観てきました。


2年前、金田さんを追いかけていた私はたくさん観に行きました。
本当はチェ役を期待していたのですが、まさかのペロン役。
歌も少ないし、年齢も合ってないしで、かなーり残念ではあったのですが、それでも、あの美声に会いたくて。

本当は、今年の再演は観に行くつもりなかったのですが、(エビータ役がどうしてもうーんだったので )
芝さんファンの友人に観ましょうよ~と誘われて・・・
そうね~ 芝さんのチェは観たいし、佐野さんのペロンはどんなだろう?・・・と思って行くことにしたのでした。

去年の春 ジーザス以来の自由劇場・・・
こじんまりとして、好きな劇場です。
大門からの道のり・・・そして、自由劇場へ入るかわいい小道・・・
そこをたどると、どうも2年前の気持ちを思い出して、なんとも言えない気持ちになります。

今回、初めて、前日予約をしてみました。
ほとんど2時ぴったりに電話をしてみたら 6列センター席が買えました!
前日でこんな良い席がもらえるなんて!
あの頃は、四季のシステムをよく知らなかったから、残念な思いをたくさんしたなぁ・・・ 

エビータはいつも、サイド席で、それでも結構前だったからよく見えたけれど、
一度もセンター席でみたことがなかったのです。
やはり、センターはいいですね!


2年前の公演が蘇ってきて、アンサンブルさんたちの魅力、
芝チェの存在感とよく通る気持ちのいい歌声、
素敵な楽曲、とても楽しめました。


芝さんは、やはり 素晴らしかった!
(韓国でなら、ヒュ~ひゅ~!って歓声あげちゃうところです。日本では出来ない・・・
チェ、本当によくお似合いです。 




ほとんど、私の中では、芝チェが主役と言ってもいいくらいでした。

野村さんのエバ、なるべく暖かい目で観ようとは思ったのですが・・・
エビータは、セリフがなくて、全部歌で進んでいく作品ですからね。
どうにも、歌が不安定で、気になって仕方がなくて・・・残念でした。


佐野さんのペロンは良かったです。
佐野さん、初見だったのですが、ファントムされるくらいの方ですし、
クラシック系のお声ですね。年齢的に落ち着いていたし。

ペロンの歌って、少ないのですがとても難しいメロディ。
レチタティーボ唱法というものが使われているんですね。
レチタティーボとは? 話し言葉のイントネーションを模倣し、または強調する声楽形式。
オペラなどで話すように歌う部分。レシタティーブ。叙唱。)

すごく音もリズムも取りにくそうなメロディとも言えないようなメロディ。
これが、佐野さんは、さすが余裕な感じがしましたね。

2年前の金田ペロンは、若すぎて野村エバとのバランスが悪かったですが、
やはり、立ち姿の美しさ、クラシック系とは違う、彼独特の美声は また違った魅力がありました。
「エリートのゲーム」という椅子取りゲームのシーンで、数人で同じ旋律を歌うのですが、
その時も、金田さんの声がひと際 浮き出て響いてきたのを懐かしく思い出しました。
(ある意味、アンサンブルには向かない声というのか・・・(笑))


野村エバ&金田ペロン (2010年)


 

あと、今日は、アンサンブルの佐藤夏木さんに注目していました。

実は、私は、息子の高校ののPTA(会報)をしている関係で、
OBインタビューという企画があり、昨年、夏木さんに取材させていただいたのです。
もう、四季ではかなりベテランの夏木さんは、最近は、
舞台よりも指導や作る側の仕事をされることも多いとお聞きしていたのですが、
今、エビータに出演されていると偶然知って、嬉しく拝見しました。

エビータの母親、貴族、労働者・・・と、たくさん出ていらっしゃって、嬉しかったです!
お顔を知っている方が出演されていると、それだけでも 楽しみがグンと増えますね。
アンサンブルさんの一人、一人の力がとても大事なんだな~と 改めて感じました。


行ってよかったな・・・

とにかく、芝さんのチェは最高~!    

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。