Frank & Friends/MITSUKO 3月12日

昨日から始まりました、ワイルドホーン作品のコンサートに行ってきました！

簡単な感想です。
ネタバレありなので、ご注意を・・・。

まずは、Ｍｉｔｓｕｋｏですが、今回、Ｍａｔｅはハインリッヒという侯爵役ということで、
ビジュアル的に大丈夫かな？なんてちょっと心配してたのですが、ＯＫ！です。
素敵でした。　
髪も少しカットしたのかな、後ろに流すようにしてオールバック風。
髭も上品な紳士っぽくはやしていました。
衣装も長めのジャケットが似合っていて、大人な雰囲気で素敵でした。


全体にコンパクトなミュージカルにまとめられていますが、
足りない部分をナレーターが上手く代役を兼ねながらまとめています。

言葉は、やはり　ドイツ語、英語、日本語がミックス。
舞台の上の方に、字幕が出ます。

Mateが日本語で歌うものもあれば、井上君がドイツ語で歌うものもあったり、
本当に色々ミックスで不思議なミュージカルです。

テーマがミツコということで、ところどころ、和風な雰囲気も曲から感じられました。
衣装も着物姿で安欄さんが登場ですしね！
Ｍａｔｅの歌う曲は、優しい感じでいつものパワフルMateとはちょっと違う、
とても真面目で優しい歌声。
ちょっと抑え過ぎてないかな？と思うくらいになんか、おとなしいMateでした。(笑)

安欄さんも、井上君も、とてもよかったです。

井上くん、それほどファンでもなかったのですけど・・・
すごく上手になったなぁと思いました。
以前にルドルフやミスサイゴンで観た時よりも、表現力も声量も一回り成長したのでは？と、印象がアップしましたねー。

そして、アンサンブルの方たちも、みなさんお上手でとても聴きごたえがありました。

二部は、色々な演目からたくさんの曲を聴くことができて、楽しかった！
去年のスーパーライブの二部は、選曲が　ややおもちゃ箱っぽくて
今、考えてみると、なんかまとまりないというか、
いまいちだったかな～と思ったのですが、今回はやはり、ミュージカル曲をたっぷり聴けるので、かなり聴きごたえがありました。

鹿賀さんとマルシアのジキルとハイドも、迫力があってカッコよかったです。
特に、マルシアが、想像以上に良くて、見なおしてしまいました。
すごく色気があるし、張りのある地声で高音まで通せる方って、割に日本には少ないですものね。

私的には、ルドルフの曲が好きなので、何曲か聴けて嬉しかったし、
スカーレットピンパーネルも！安欄さんが、宝塚時代の感じで登場されて、
もう、あのスラッとしたパンツスタイルがかっこよくて～！
宝塚ファンじゃないのに、おぉ！と惚れぼれしました。
歌もさすがでした。

Mateは、スカピンから、私の好きな「What's the girl」を歌ってくれました。
切なくて、すごく素敵でした～。


ワイルドホーンのピアノ伴奏での色々ソロコーナーもあったりで、
楽しかったのですが。
ひとかけらの勇気なんて、ピアノのイントロ聴いたら、なんかとても素敵で、
ウルウルしてしまいました。この曲は良いですね～。

しかし！しかしですよ！
二部のMateの扱いがあまりに・・・嘘でしょ！って感じに、出番ない。


ゲストが多いから、日によっても出番が違ってくるようですが、
今日なんて、Mate、二部でまともに歌ったのは一曲でした。
まるで、脇役。せっかくウィーンから来日しているのにー！
フリートークのコーナーもなかったし、本当におとなしい～ままのMateでしたよ。
嘘みたいに・・・。(笑)

別に、ふざけてほしいわけではないですが、あまりに出番が少なくて
また今年も、Mate不足！！と思わざるをえませんでした。

Mateが歌った曲、どれも素敵でしたが、どちらかというと優しい系。
Mateの歌うバラードは好きですから、それはそれで、いいのですけれどね。
でも、足りない。
ウィーンミュージカルコンサートの時に歌ったような
ヴァンパイアの「抑えがたき欲望」とか、モーツァルトのコロレド司教の歌とか、
トートの歌とか・・
あーいうパッションのあるギラギラした歌が一曲もなかったので、な～んかいつものMateの魅力がもう一歩っていうか、物足りなさは残りました。

明日は、ゲストに鹿賀さんがいらっしゃらないので、
ジキハイの「This is the moment」はMateが歌うのだと思いますので、
期待したいと思います。

公演後、Mateのサイン会に参加してきました。
かなりたくさんの人数が並んでいましたが、一人一人、目を見て笑顔で
ありがとう、とサインしてくれていましたよ。

カメラは禁止、
私はサイン用のカードを用意していったのに、ＣＤかパンフでなくてはダメ、と言われました。段々厳しくなりますね。

そこで、慌ててパンフレットを出してバサバサとMateの写真のページを探す間
じっと待っていてくれました。
サインするMateに、「Your　ハインリッヒ　was so cool ! Thank you!」と声をかけました。
嬉しそうににっこりして、「Oh ! Thank you !」と返してくれました。
ス・・・素敵。

今回、衝立などで、仕切られてはいなかったので、
自分のサインが終わった後も、ずーーーっと友人と一緒に見てました。(笑)


最後まで終わって、お見送り・・・
ありがとう、バイバイ！と去っていくMate。
ジーンズにスニーカー、水色のジャージ風上着。
かっこよかった～！

また、明日も楽しみです。