こんにちは~イワンです。
気付けばこのEGガンダム製作記も12回というかなり長いものになっていました(^^;
思ってもない状況にビックリですが、話を進めていこうと思います。
前回デカールを貼った後にまた塗装するために持ち手を付けた状態でしたね。
せっかくシールを貼ったのにその上に塗料を塗ると、せっかく貼ったデカールが隠れてしまうだろう?
と、思うのが普通ですよね?
まあ、至極当然の意見です。
一体何色を塗るのかというと・・・。
クリア塗料ですね。
つまりデカールの上に塗装しても色は着きません。
何でそんな無駄なことをするのか?
と思われるでしょう。
しかしながら、艶有りとつや消しなどありますが、このクリア塗料。
私に言わせれば「魔法の塗料」なんです。
これがあるとですね・・・。
使い方次第で・・・。
たとえ筆で塗りまくった筆ムラのある状態の作品でもまともな仕上がりにできるのです。
とは言っても、今回エアブラシで塗装していますので、筆ムラを消す目的ではありません。
今回写真の艶有りクリアを吹く目的は2つです。
1つは貼り付けたデカールの表面保護。
表面をクリア塗料でコーティングすることで表面の擦れから守れます。
2つめは表面処理のため。
今回自作のデカールを使用していますので、必然的に1つずつ切り取ることになるのは前回説明しましたが・・・。
デザインナイフで切り取ったデカールをそのままコーティングすると、表面とデカールの段差が目立ってしまい、見た目的に問題がありますので、仕上げ塗装の前に研ぎ出し作業を行うために塗膜の丈夫なクリアを吹きます。
という訳で、早速クリア塗料を吹いてみたのですが・・・。
盾の中央部、連邦のマークにカットした所が光っていますね。
しっかりと段差になっています。
そこで研ぎ出し作業を行うわけです。
下手な図で申し訳ないですが・・・。
図のとおり、デカールを貼った部分だけクリア塗料が盛り上がっています。
それをですね・・・。
盛り上がった部分にサンドペーパーをかけて平らにしようということです。
こんな感じですね。
サンドペーパーは普段は1500番を使っているのですが、今回は、横着して 実験で1200番を使います。
そうして削ったものが・・・。
この写真です。段差が消えていますね(^^
もう1枚。
研ぎ出し作業が終わったら、簡単にスミイレして細かな部分の塗装をします。
そして今度はつや消し塗料で仕上げ塗装です。
塗料が乾燥したら最終組み立てをして完成です。
次回は完成品をお見せしたいと思います。
それでは~