今回、Audi A5シリーズがマイナーチェンジ!フロントデザインが大幅に刷新されまして、最新世代のAudiに準じ、よりスポーティに進化しています。最新のインフォテインメントシステムMIB3や12Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)も導入に-。
新型Audi A5 Sportback 45 TFSI quattro Advanced
>>ボディカラー:マンハッタングレーメタリック
新型A5 Sportbackは、新たなグレード構成として、標準グレード「advanced」とスポーティグレード「S line」の2つの個性が設定されています。今回導入された「Advanced」は、従来モデルの「S line」よりもさらにスポーティな内外装仕様に仕上げられ、S lineもRS5に準じたデザイン構成が導入となり、A5シリーズ全体でキャラクターがよりスポーティに!
フロントデザインには、新たに「ハニカムメッシュグリル」と、往年のAudi Sport quattroを彷彿とさせる「ボンネットスリット」が採用されました。従来モデルでは横型フィンが配されていましたが、新型では新世代モデルに準じ、ハニカムメッシュを基調とするデザイン構成に。
また、新デザインのマトリクスLEDヘッドライトも上部のアイライン部分が太く設定され、横方向のラインが強調され、シャープさを高めています(クラス初のレーザーライトパッケージがオプション設定されたのもポイント!)。また、フロントバンパーもAdvancedグレードでは、ロアグリル全体を囲むように配置された大型フロントブレードレートが備わりますので力強く!
サイドでは、「ボディ一体型サイドスカート」が新たに採用されています。こちらは、従来モデルではサイドスカートの下部にブラック素地仕上げの樹脂パーツが備わっていたのですが、新型ではボディ同色の一体型に変更されましてスマートに。パネル構成はシンプルになる一方で、足元に備わるアルミホイールの造形が細かくなり、サイドビューを引き立てます。→Advancedグレードでは、新デザインの「5VスポークYデザイン 8.5Jx18」が標準設定。
リヤデザインも刷新されていまして、リヤコンビネーションランプは新デザインとなり、従来モデルでは内側に窪む形状となっていましたが、新型では表面に出っ張った形状に変更となりました。また、新デザインのリヤバンパーも採用されていまして、アンダーガーニッシュも立体造形(新たに中央部分にディフューザー形状が導入!)となったほか、バンパー一体型マフラーカッター(スクエアデザイン)が採用となっています。
←2.0 TFSI + MHEV + 7速Sトロニック
続いて、パワートレインですが、新型A5シリーズでは、新たに「12Vハイブリッドシステム(MHEV)」が搭載されまして電動化となりました(AWDクラッチ付quattro四輪駆動システム搭載)。→「ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)」と「12Vリチウムイオンバッテリー」が組み合わされた「12Vマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)」が導入されています。エネルギー回生機能が向上したと同時に、コースティング(惰力走行:約55~160km/h間)時にエンジン停止することが可能。
MHEV用の12Vリチウムイオンバッテリーは、新型A4シリーズ同様に、ラゲッジフロア下に搭載されています。また、今回のマイナーチェンジにてリヤガラス右下側に貼付されていました「燃費基準達成車ステッカー」や「低排出ガス車認定ステッカー」が廃止されています。
続きまして、「Advanced」のインテリアは、「plus パッケージ」を選択しますと、「デコラティブパネルピアノブラック(Audi exclusive)」と「ブラックグラスルックコンソールパネル」が装着されます。こちらも新型A5シリーズの特徴的な装備となっていまして、センターコンソール等に高品位なブラック塗装が施されることで、モダンでエレガントな印象に-。
新型A5 Sportback Advance@内装→
新型A5シリーズには、新型A4同様に、最新のインフォテインメントシステム「MIB3」が採用されています。こちらのセンターディスプレイは、10.1インチに大型化と同時に、タッチパネル式に変更されたことで、視認性と操作性が向上していますよ~!MMIナビゲーションシステムも最新世代の仕様へとアップグレードされていますので注目!
こちらの最新仕様のMMIでは、新たにUSBポート(Type-C)が追加されまして、CD/DVDプレーヤーが非装着化となりました(同時にSDカードスロットも廃止)。また、タッチパネル式ディスプレイが導入されたことで、センターコンソール中央に備わっていたMMIコントローラーも廃止されています(小物入れに変更。plusパッケージを選択しますと蓋付きとなります)ので要チェックですよ~!
この他、ステアリングデザインも最新仕様のスポークデザインが導入となり、アーティフィシャルレザーのセンターコンソールやドアアームレストが採用されていまして、細かな部分で質感が高められています。→展示車両では、ドアトリム上部のデコラティブパネルもピアノブラックとなっていますので印象も少し引き締まった印象に-。
※こちらの展示車両は、2.0L直列4気筒直噴ターボエンジン+12Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる「45 TFSI quattro」の中でも、標準系グレードの「Advanced」です。ちなみに、こちらのグレード「45 TFSI quattro Advanced」は、日本未導入モデルでして、当初、日本への導入が予定されていたのですが、正式導入の発表時に、45 TFSI quattroは「S line」のみの設定に変更となっています-。