りんごの木

Harmonyメンバーのりんごさんの子育日記。笑いあり涙あり。子供とのふれあいにジーンとしてしまいます。

ここちよさ

2009年09月16日 | 自分について。

夏休みも終わり、
今年はちょっと早めの秋の気配・・・

子供たちのいない
静かな我が家の中にすーっと通る風や
夕方子供たちを迎えに行くときに
家の外に出たときの風の動き、
ちょっと湿った緑の匂い・・・
そして夜の虫の声とすっと吹き抜ける風。

日本人宇宙飛行士の方が地球に帰ってきたとき
「宇宙には風がないので、
今寒いけれどこの風が気持ちいい。」
というインタビューにはっとしました。

風のここちよさ、淡い空の色、匂い、虫の声、
そしてお風呂に入ったときに体の緩む感じ。

みんな五感で感じること。

体があるからこそ、感じられるこの感覚。
五感で感じることのここちよさ。

私はスピリチュアルな話しが大好きなんですが、
江原啓之さんが
体験するために体を持ち
今ここに生まれてきて生きている、、、
というこを よく言われていて、、、。


その意味が分かるようで
分かっていなかったことに気がつく。

最近私はソフトバレーで捻挫をし、
その1ヶ月前ぐらいにチームの 友達も怪我をした。

その時は本当にかわいそうで、
何か力になってあげたい!と思ったものの
メールをするぐらいのことしかしなかった私。

そして自分が捻挫してみて、
彼女の痛みや、寂しい気持ちや残念な気持ち、
歩けなくなることの苦労、、、、

彼女に比べたら軽傷ながらも色んな気持ちが
自分の中にも湧いてきていることへの気づきがあり。

彼女は今の私の気持ちを本当に理解してくれて、
痛い思いをしながらも寄り添って
くれる人がいるだけでこんなにも違うものなんだ
ということをしみじみと感じる。
(今回は病院にも連れて行ってもらい、心より感謝)

これが体験することの意味だな、、、、。
痛い思いをしたものの、
想像だけでは分からない
感情の動きが同じように自分に
来ることで、本当に「理解する」
ということができたという気がする。

今回は、はたから見たらない方が
いい体験だったけど、
心にいろんな記憶となり
経験として蓄積されたことに気がつく。
これが経験するってことなんだなーとしみじみ。

ちょっぴりだけど人の痛みが理解できた私です。

弱ると人の優しさに触れられ
心温かな一週間でした。
(皆様ありがとう。)