りんごの木

Harmonyメンバーのりんごさんの子育日記。笑いあり涙あり。子供とのふれあいにジーンとしてしまいます。

小6の息子のダイ。

2010年11月05日 | 子育て
ダイの手のひら、そして指先は、
かたーくなってる。
乾燥の季節を迎えて、ひび割れて。

ハンカチで手をふかない不精のせい
でもあるけれど、その手は毎日毎日
触っているバスケットのせいも
あるんだろうなーとぼんやりと思う。

あんなにも小さかった手も、足も、
今やほぼ私に追いつき
その手は私より厚みのある手になっている。
ずいぶんと大きくなったもんだな。

そのバスケット・・
3日の広島県のミニバスケット
広島地区大会では みごと優勝を果たした彼ら。

夏の大会では宿敵のチームに早々と
あたりワンゴールぐらいの差で 負けて、
下位リーグに押し込まれた。

この秋の全国大会への地区決勝
(これで県大会へのシードが決まる)
ゴールはまだ先だが・・・。
その宿敵を決勝で倒し優勝。

だが、この次にはまだまだ
県内の強豪が待っている。

これはまだまだ、全国大会への
スタートラインでしかなくて
喜び以上に気持ちが引き締まる。

優勝した彼らが控えに戻ってきたときに、
親子でハイタッチ!

満面の笑顔、笑顔、笑顔。そして
中には思春期に差し掛かり
恥ずかしそうになるべく
手を触れず通り過ぎる子。

親子が一つになってく感じ。
思いがとろける感じで温かい。

子供達の試合を見るとその真剣さに
思わず涙が出そうになるときがある。

追い詰められて、追いつきたくて、
焦り、それでも なんとかしてやる!
という真剣な眼差し。

ここでシュートを止めてやる
という気迫あふれるディフェンス(防御)。

バスケットゴールからこぼれ落ちる
ボールにくらいつく表情。

体の中から溢れ出す
・・・生命力のようなものが心を揺さぶる。
一瞬一瞬、張り詰めてる空気が心を揺さぶる。

もう自分の世界では体感することが
ないような感覚が懐かしく
そしてずっと成長を見守ってきた
子供達が本当にかわいくてしかたない。

どの子も少しずつ、少しずつ、
伸びたり、止まったり、
同じじゃなくてひとりひとり。

自分のペースで確実に精神も、
技術も、仲間意識も成長してる。
それが本当によくわかる。

小学生のスポーツにつく母を
とても面倒に思っていたけれど、
本当に本当に素晴らしい時間。

色んな考えがぶつかるけれどそれが
だんだんと一つに丸くなっていく。

いろんなことを乗り越えていく
心地よさがここにはある。
一つになるってかなり素敵。

最後には「全国行くぞ!おー!」
と母子で円陣組んできた子供達に便乗し、
青春少し味わってます!