宮城

　今日は宮城くんの命日でした。気づくと宮城くんの年をはるかに超えてしまったな。
僕が宮城くんを知ったのは中３か高１の頃、微熱な気分のシングルだったな。当時はBLACK CATSとかTHE BOTS,STRAY CATSが好きだったので、少しもの足りない感じがした。その後に聞いたファーストアルバムも当時の僕には物足りなかった。当時結構雑誌にものっていたのでその度にチェックしてはいたが僕のなかに強烈な印象は残らなかった。
　強烈な印象は残念ながら宮城君が亡くなった後のHILLBILLY BOPSのベストを聞いた時だった。
ちょうど高校卒業の時期だった。新聞にのっていた。なぜ死んでしまったのかがさっぱりわからなかった。　
　ユウジからベストを借りた。その内容がとても素晴らしかった。ロカビリーだけじゃない楽曲のクオリティーそしてBLUE MOON OF KENTUCKYを聞いて
びびった。　
　そこから僕の中で宮城君の存在が大きくなった。ビデオとか昔のライブのテープとかヒルビリーザキッドとか宮城くんが何を考えどう感情表現しどうMCをしてたのか、ヴォ－カルスタイルではじめて意識した人だと思う。SIDE-ONEの時もズボンの後ろポケットに花さしたりした。もちろんモリッシ－のマネだが僕は宮城君のマネのつもりだった。

　そして今まだ生きてたら一番話してみたい人だったと思う。
　
　SIDE-ONE以前に僕がやっていたバンドで二人の為の甘いバラードをカバーしていたんだけどけっこう自分で言うのもなんだけどいいカバーだったんだよね。19の頃です。
　あれからかなりの時間がたちましたが
　僕のちょっとした夢は武道館とかドームクラスの大きな会場のど真ん中で思いっきりアコーステイックなセットであえて
　BLUE MOON OF KENNTUCKYを歌ってみたいのです。