Now only 100 days later, Japan’s new political leaders, theDemocratic Party and its Premier Yukio Hatoyama are in deep trouble,dogged by scandals and broken campaign promises.
(夏の選挙の勝利から)僅か100日で、日本の政権与党である民主党と鳩山首相は深刻なトラブルに見舞われている。政治資金規正法にかかわる金銭スキャンダルから選挙公約を果たせない予算編成など問題が山積する。
(略、来年度予算が大幅な赤字国債依存で、しかもなお選挙公約を果たせない事情の説明など)
No doubt the Liberal Democrat establishment has calculated that inorder to prove that it is the natural party of government, it needsto give Hatoyama’s administration a decently extended period ofpower. During that time it will do whatever it takes to ensure thatnone of the new man’s initiatives succeeds to any extent. Whethervoters will wake up to this covert obstruction remains to be seen,but the Hatoyama’s present troubles are surely only the start.
自民党のエスタブリッシュメントが鳩山政権の国家運営能力の無さを証明するために、計算ずくで民主党に政権を明け渡したであろうことには疑いが無い。そのために、民主党政権下では、どんな政策イニシアチブであろうが、成功することはないように、必要なことは何でもするのであろう。有権者が、その隠された破壊(の意図)について、どう見るのかは暫くわからない。しかし、鳩山首相の現在のトラブルは、まだ始まりに過ぎないことは確かである。
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アラブのエスタブリッシュメントから見れば、長年権力の座にあって財界や産業界他のコネクションの深い自民党があっさり政権交代したのは、民主党に能力のないことを有権者にわからせるため(の戦略)だ、というふうに解釈される。権力維持が生死に関わりかねない中東の常識からすれば、そういう解釈しか無いのかもしれない。彼らから見ると鳩山政権の成功のチャンスは限りなくゼロに近いので、今の日本政府に親しくしない方が良い、ということになりそうな。