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はじめようLinux

作者の学習進行状況をまとめたブログ
息抜き情報もあり

リダイレクト

2005年08月21日 | Linux【入門編】

私にとっては、かなり難しくなってきました・・

【リダイレクト】
キーボードから入力→標準入力/stdin
コマンドラインの画面から出力→標準出力  /stdout
コマンドラインの画面からエラー出力→標準エラー出力 /stderr
しかし、コマンドの実行結果を何度も参照したい場合はデータの出力先をファイルにした方が便利。
これを実行するのがリダイレクト。

コマンドからリダイレクトしてファイルへ入力する 
[コマンド] > [ファイル名]
ex) lsコマンドの結果の出力先をfileにする
ls > file

ファイルからリダイレクトしてコマンドに入力することも可能
[コマンド] < [ファイル名]

【echoコマンド】
コマンドのあとに並べられた文字列を標準出力に出力するコマンド

【trコマンド】
文字を置換するコマンド
ex) tr a-z A-Z < hello.txt

【|(パイプ)コマンド】
コマンドの標準出力をそのまま別のコマンドの標準入力に渡す
[コマンド1] | [コマンド2]

 

 

ジョブ

2005年08月21日 | Linux【入門編】

【ジョブ】
人間から見た時のコンピュータの仕事の単位であり,一般にはシェルが管理するひとかたまりのプロセスの集合のこと

【フォアグラウンドジョブ】
現在ユーザーが注目している実行中のプログラム
フォアグラウンドで実行できる仕事は1つのみ

【バックグラウンドジョブ】
現在ユーザーが注目しているプログラムとは別のプログラムがフォアグラウンドの後ろで動いている状態のこと
バックグラウンドでは複数の作業を実行できる

【フォアグラウンド⇔バックグラウンド】
[コマンド] &
バックグラウンドでジョブを実行させるには、普通のコマンド入力のあとに&(アンパサンド)をつけて実行する
ex) xclock &

【jobsコマンド】
起動しているジョブの一覧を表示

【jobs -lコマンド】
起動しているジョブにPID付で一覧を表示

結果:
状態    意味
Running   実行中
Stopped  一時停止中

ジョブ番号の後のマーク
マーク     意味
+      直前に実行したジョブ
-      直前の1つ前に実行したジョブ
無印    それ以前に実行したジョブ

【フォアグラウンドのジョブの一時停止】
フォアグラウンドを一時停止し、バックグラウンドジョブに切り替える
Ctrl + zキー

【fgコマンド】
バックグラウンドで動作または停止しているジョブをフォアグラウンドで実行できる
fg           直前のジョブを実行
fg %[ジョブ番号] ジョブ番号を指定して実行
※ジョブ番号はjobsで調べる
fg +(-)             +または-のついたジョブを実行

【bgコマンド】
バックグラウンドのままで停止しているジョブを再開できる
bg    直前のジョブをバックグラウンドで実行
bg %[ジョブ番号] ジョブ番号を指定して実行

【killコマンド】
ジョブの停止
kill [オプション] %[ジョブ番号]
※root出ない限り、他人のジョブを停止させることはできない

【topコマンド】
CPUへの負荷が多い順にプロセスを表示する
top

プロセス

2005年08月21日 | Linux【入門編】

【マルチタスク】
複数のプログラムを同時に実行させること

【プロセス】
実行するプログラムやコマンドを OS が管理する単位

【タイムシェアリング方式】
複数のプロセスが同時に動いているように見えるが、実際は細切れにして、短い時間で切り替えながら少しずつ複数のプロセスを実行している。このように処理するプロセスを一定時間ごとに切り替える方式のこと。

【プロセスの管理】
プロセスの実行はOSのカーネルにより管理されており、ツリー状の階層形式がとられている
                     ↓
プロセスは、それぞれのプロセスID(PID)という一意的な数字が割り振られており、これにより互いに区別ができる。

【pstreeコマンド】
プロセスの関係をみることができる
pstree
initが全てプロセスの頂点。initは起動時におけるシステム初期化など重要な役割を持つ(/sbin/init)

【psコマンド】
現在実行されているプロセスの一覧表を表示
ps
形式:
532 tty2 20:27:08 ps
PID ・・プロセスID
tty・・プロセスを制御している端末
time・・実行時間
CMD・・実行コマンド

【ps -aコマンド】
端末と結び付いている全てのプロセスを表示する

【ps -axコマンド】
起動しているすべてのプログラムの一覧を表示

【ps -auxコマンド】
起動しているすべてのプログラムの一覧を表示
※uを入力すると人の読みやすい形で表示される

形式:
root  1  0.0  0.6  3764  1240  ?  S  00:8  0:00 init

左から
USER  ユーザー名
%CPU CPUの使用率
%MEM メモリの使用率
VSZ  使用仮想メモリのサイズ
RSS  常駐セットの大きさ
TTY  仮想コンソールの番号
STAT 状態 (sはスリープ Rは実行可能)
START 
TIME
COMMAND

【killコマンド】
動いているプロセスを止める
rootは、全てのプログラムをkillできる。一般ユーザーは、自分が実行しているプロセスのみkill可能
kill [オプション] [プロセスID]

オプション:
値  シグナル       意味
-1  -SIGHUP     一度、プロセスを停止し、再起動
-9    -SIGKILL    プロセスを強制的に停止
-15  -SIGTERM   プロセスを停止
-18 -SIGCONT  一旦停止中のプロセス再開
-19  -SIGSTOP  プロセスの一旦停止
※SIGは省略可能

【kill -lコマンド】
定義されているシグナルの一覧が表示される
kill -l

【pstree -pコマンド】
PID付きでツリー構造を表示する
pstree -p

 

 

仮想コンソール

2005年08月20日 | Linux【入門編】

【仮想コンソール】
1つのコンピュータ上で6つの端末(コンソール)を利用することができる
要するに6つのコンピュータが1つのコンピュータ上で稼動しているようなもの。
もし、1つのコンソールがフリーズしても、他のコンソールから復旧できる可能性が高い
6つのコンソールの表し方: tty1 tty2 tty3 tty4 tty5 tty6
これらを切り替えるには、Altキー + F1~F6
x windowを立ち上げている時に別端末に移動するには、Ctrl + Alt +F1~F6
またx windowに戻るにはAltキー + F7

【tty】
今、どのttyにいるのかを確認する場合
tty と入力

 

エディタアプリケーション vi

2005年08月20日 | Linux【入門編】

【vi】
Windowsのメモ帳のこと
《Windowsと異なる点》
全てキーボードで操作
編集モードとコマンドモードがある
編集モード:
文字の入力のみ
コマンドモード:
文字列の編集作業

【vi】
viの起動・編集作成
vi [ファイル名]
※立ち上げ直後は、コマンドモードになっいる

【vi -R】
ファイルの参照のためだけに開く場合
vi -R [ファイル名]

【コマンドモード⇒編集モードへ移行】
iキー

【編集モード⇒コマンドモード】
escキー

【移動コマンド】
← hキー
↓ jキー
↑ kキー
→ lキー
最近は、矢印キーも使えるものが多い

【文字の削除】
x カーソル上の文字を削除
X カーソルの1つ前の文字削除

【行の削除】
dd
※行が存在しないと~マークが現れる

【行挿入】
o

【コピー】
yy

【カット】
dd

【ペースト】
p

【その他のコマンド】
u 元に戻す
:e 前回保存したところまで戻す
0 カーソル行の先頭に移動
$ カーソル行の末尾に移動
:l 開いているファイルの先頭に移動
:$ 開いているファイルの末尾に移動
w 1つ右の単語に移動
b 1つ左の単語に移動
:[行番号] 指定された行番号に移動
行番号の表示 :set number
行番号表示を解除 :set nonumber

【ファイルの保存】
:w [ファイル名]

【vi終了】
:q ファイルに保存しないで終了
:q! ファイルに保存しないで、強制終了
:wq ファイルを保存して終了
zzと入力しても保存して終了可

ファイル

2005年08月20日 | Linux【入門編】

【ファイルの種類】

  1. レギュラーファイル・・通常のファイル
  2. ディレクトリファイル・・ディレクトリ⇒その中に含まれるディレクトリやファイルの情報も含む
  3. リンクファイル
    ①シンボリックリンク Windowsでいうショートカットのこと                       
    ファイル本体とは全く別ファイルと認識されている。
    ファイル本体の位置情報を保管していて、その情報からファイル本体へ接続している
    本体が削除されたらエラーとなる
    ②ハードリンク
    本体が違うディレトクリにあっても、直接ファイルにリンクされている
    扱いとしては、あたかも同じファイルが2つあるように認識されている
    全てのリンクが削除されるまで、ファイルは完全に削除されない  
  4. 特殊デバイスファイル
    ディスプレイやキーボード等のハードウェア全てが、仮想的なファイルとして扱われており、/devや/procに置かれている

【ls -lコマンド】
ファイルの詳細を属性を含めて表示する
これらの情報は、それぞれのファイルに対応するi-nodeの中に格納されている

形式:
-w-r--r-- 1 root root  1024 8月28 2005 Movies

ファイルの型 上記ファイルの種類のこと
- レギュラーファイル
d ディレクリファイル
l リンクファイル
bまたはc 特殊デバイスファイル
パーミッション(利用権限) このファイルが誰に何を許可しているのか 下記【パーミッション】参照
w・・読み込みを許可するかしないか
r・・書き込みを許可するかしないか
x・・実行を許可するかしないか
リンク数
所有ユーザー
所有グループ
ファイルサイズ
最終更新日時
ファイル名

【ファイルモード】
ファイルの種類とファイルのパーミッションをあわせたものの呼び方

【chownコマンド】
ファイルの所有者を変更する
※rootユーザーとファイルの所有ユーザーのみ変更可
chown [所有ユーザー] [ファイルまたはディレトクリ]

ファイルの所有ユーザー・所有グループの変更
chown [所有ユーザー]:[所有グループ] [ファイルまたはディレトクリ]

ファイルの所有グループを変更
chown :[所有グループ][ファイルまたはディレクトリ]
※ディレクトリ内のファイルも全て変更するときは、オプション-Rを付ける

【chgrpコマンド】
所有グループを変更する
chgrp [所有グループ] [ファイルまたはディレトクリ]
※chown同様、サブディレクリ内を含む、全てのファイルに対して所有グループを変更する場合は、オプション-Rを付ける

【ファイルのパーミッション】
Linuxはマルチユーザーシステムなので、自分が作ったファイルを他人に見られる可能性がある。適切な権限を持ったユーザーのみがファイルを見たり、書き込んだりできるようにするのが、パーミッション。

  1. rwxを用いた表記
    rwx r-- r--

    所有ユーザー
    所有グループ
    第三者
    上記の場合、所有ユーザーは、書込み、読込、実行ができる
            所有グループは、書込みはできるが、その他は不可
            第三者も、書込みはできるが、その他に権限はない

  2. 3桁の数字を用いた表記
    r=4
    w=2
    x=1
    上記、rwxの例を数字に置き換えると、
    644 となる。
    最初の6は、所有ユーザー
    真ん中の4は、所有グループ
    最後の4は、第三者     を表している(8進数表記)。
    ※単純に権利があるものを足しているだけ

【chmodコマンド①】
パーミッションの変更
※所有ユーザーとrootのみ変更可能
chmod [ユーザーを表す記号] [+/-] [権限を表す記号] [ファイル名]

ユーザーを表す記号:
u: 所有ユーザー
g: 所有グループ
o: 第三者
a: 全てのユーザー

権限を表す記号:
r: 読込み権
w: 書込み権
x: 実行権

+ 権限を与える場合
- 権限をなくす場合

【chmodコマンド②】
chmod [パーミッションの8進数] [ファイル名]

【lnコマンド①】
ハードリンク作成
ln [リンク元のファイル] [任意のリンクの名前]

【lnコマンド②】
シンボリックリンクの作成
ln -s [リンク元のファイル] [任意のシンボリックリンク名]



【基本コマンド】グループ

2005年08月20日 | Linux【入門編】

 
※ここのコマンドは、一部を除きスーパーユーザー(root)のみが使用できます

 【groupaddコマンド】
グループを作成する
groupadd [作成するグループ名]

【groupsコマンド】
自分がどのグループに参加しているか調べる。
※ユーザーは、複数のグループに参加できる。
groups [ユーザー名]
ユーザー名は省ける

【グループ情報】
作成されたグループの情報は、/etc/groupに収納される
root:x:0:root

グループ名・・作成したグループ名
パスワード・・/etc/gshadowに暗号化されて収められている
グループID (GID)・・この番号がどのグループに該当するかは/etc/passwdに書かれている
参加ユーザー・・このグループに参加しているユーザー

【idコマンド】
UIDとGIDを表示
id [ユーザー名]

【マライマリグループ】
ユーザーは必ず1つのグループに参加している

【useradd -gコマンド】
※ユーザーをuseraddコマンドで作成するとき、自動的にユーザー名と同じグループも作成され、それがプライマリグループとなる
グループ名を指定してユーザー名を作成する
useradd -g [グループ名] [任意のユーザー名]
※グループ名は、すでに存在しているもののみ使用可能

【usermod コマンド】
既存ユーザーが参加するグループを変更する際に使用

  1. usermod -g プライマリグループの変更 
    usermod -g [プライマリグループ] [ユーザー名]
  2. usermod -G 参加しているグループの変更 
    usermod -G [参加グループ] [ユーザー名]
  3. usermod -g [プライマリグループ] -G [参加グループ] [ユーザー名] 
    プライマリグループと参加グループ両方変更

    ※参加グループが複数ある場合は、,(コンマ)で区切って入力 

【groupdelコマンド】
グループの削除
groupdel [グループ名]
※削除するグループをプライマリグループとしているユーザーが1つでもあると削除されない

【基本コマンド】ユーザー

2005年08月20日 | Linux【入門編】


※ここのコマンドは、一部を除きスーパーユーザー(root)のみが使用できます

【useraddコマンド】
新規ユーザーアカウントの作成
useradd [任意のユーザー名]

【passwdコマンド】
ユーザーを作成した後に必ずパスワードを作成する必要があります
passwd [先ほど作成したユーザー名]

設定するパスワードを求められる(2回)ので、任意のパスワードを入力
一般ユーザーも自分のパスワードは変更可能
この場合、ユーザーは自分しかいないので、[ユーザー名]はいらない

【useradd -uコマンド】
ユーザーIDを指定してユーザー名を作成
useradd -u [ユーザーID] [任意のユーザー名] 
※指定しない場合には存在するユーザーID+1で自動作成される

【useradd -dコマンド】
ホームディレクリ名を指定してユーザー名を作成
useradd -d [任意のホームディレクリ名] [任意のユーザー名]

【userdelコマンド】
ユーザーの削除
※ただしホームディレトクリは、そのまま残っている
userdel [ユーザー名]

【userdel -rコマンド】
ホームディレトクリ毎削除
userder -r [ユーザー名]

【ユーザー情報】
作成したユーザー情報は、/etc/passwdに収納される
1行目にはrootユーザーの情報
最後に新しく追加したユーザー情報
書かれている形式:
root:x:0:0:root:/root:/bin/bash

ユーザー名・・ユーザー全てにユーザーIDが割り振られている
パスワード・/etc/shadowの中に暗号化されて収められている。ここでは見えない
ユーザーID
・・rootは0、一般ユーザーは500以降等大きな数
グループID・・参加しているグループのグループ番号
その他の情報・・昔は電話番号を入力していたが、今は何もいれない
ホームディレクトリ
・作業等をする自分のロッカー
通常用いるシェル




【基本コマンド】ディレクトリ関連

2005年08月20日 | Linux【入門編】


注意) 今回よりコマンド入力後、Enterキーの表記を致しません。
     ご了承ください。

【cdコマンド】
違うディレトクリに移動するときに使用
cd [移動したいディレクトリ名]
※ディレトクリ名を指定しないと、ホームディレクトリに移動する

【mkdirコマンド】
ディレクトリの作成
mkdir [作成するディレクトリ名]

【rmdirコマンド】
ディレクトリの削除
rmdir [削除するディレクトリ名]
※ただし空ディレクトリのみ削除できます

【rm-rコマンド】
指定したディレクトリの中にあるディレトクリ・ファイルも全て削除
rm-r [削除するディレトクリ]
※中身全てが削除されるので、本当に削除していいのか十分に注意!!

【cp-rコマンド】
ディレクトリのコピー
※cpコマンドを使用して、ディレトクリをコピー使用とすると失敗する
-rは、全てをの意⇒今回は、ディレトクリの中身全てをコピーする

cp -r [コピーしたいディレクトリ名] [コピー先のディレトクリ名]

【cp-rpコマンド】
コピー元を作成した時間までコピーする
※cp-rでコピーすると、あくまでもコピーした時に、新しく作られたと認識される
cp - rp [コピーしたいディレクトリ名] [コピー先のディレトクリ名]

【mvコマンド】
ディレトクリの移動したり、ディレクトリ名を変更するときに使用
mv [移動したいディレトクリ] [移動先または変更後のディレクトリ名]

【基本コマンド】ファイル関連

2005年08月20日 | Linux【入門編】

【lsコマンド】
カレントディレトクリ内にあるファイル名が知りたいときに使用
ls と入力しEnterキー

【ls -lコマンド】
リスト表示されているファイルの合計サイズを表示する
ls - l

【ls -lR】
再帰的なリストを表示する
ls - lR

【cpコマンド】
ファイルをコピーする時に使用
cp [コピーしたいファイル名] [コピーした後のファイル名] を入力しEnterキー

【catコマンド】
ファイルの中身(内容)を見たいときに使用
cat [ファイル名] を入力しEnterキー

【lessコマンド】
ファイルの中身をcatなどで開くと、とても目では追えないスピートで最後のページまで情報が流れてしまう。そういう時は、lessコマンドで開くと、前後へ移動できるので、自分の見たい情報を確認することができる
less [ファイル名] を入力しEnterキー 
↓キーで下に移動
↑キーで上に移動
qでless機能終了

【mvコマンド】
ファイルを移動したり、ファイル名を変更する時に使用
mv [元ファイル][移動先または(変更後の)ファイル名] を入力しEnterキー

【rmコマンド】
ファイルを削除する際に使用
rm [ファイル名] を入力しEnterキー

※再帰的って何?!
辞書で調べても、それらしき意味が載っていなく四苦八苦していました。
どうも、「指定フォルダ以下の階層まで、全てを対象にする」という意味らしいです。

ファイルとディレクトリ

2005年08月20日 | Linux【入門編】

【ファイル】 
Windowsと同じ。プログラムやユーザーが作成する文章や電子メールなどは全てファイルという単位でディスク上に保存される。Linuxでファイル名をつける場合、アルファベットの大文字・小文字は区別される。また、「*」「?」「!」は、メタキャラクタと呼ばれる特殊な記号なのでファイル名には使えない

  1. テキストファイル  人が見て理解できる。
  2. バイナリファイル  機械語で書かれている。 
    ex) 画像や音声データを含んだファイル

【ディレクトリ】 
Windowsでいうフォルダー。ファイルを収納する入れ物。ディレクトリの中にディレクトリ(サブディレトクリ)を作ることも可能。

【ルートディレクトリ】 
ファイルやディレクトリーは階層構造で管理されている。その頂点にあるディレクトリー。つまり、全てのファイルとディレクトリがこのルートディレクトリーの中に収められている 《表し方》 / (スラッシュ)

【ルートディレクトリ以下の主なディレクトリ】

  1. bin    通常のコマンドなどのバイナリファイルが
          置かれる
  2. dev    特殊なデバイスファイルが置かれる
  3. home   一般のユーザーのホームディレクトリが
          置かれる
               (各一般ユーザーに与えられる、
               いわばロッカールーム)
  4. lib     ライブラリが置かれる
  5. root   管理者のホームディレクトリが置かれる
  6. tmp   一時的に作成されるファイルが置かれる
  7. var    ログファイルなど頻繁に変更されるファイルが
          置かれる
  8. boot    起動時に必要なファイルが置かれる
  9. etc    各種プログラムの設定ファイルなどが置か
               れる
  10. mnt       外部デバイスがマウントされる
  11. proc   動作中のシステムの情報などが置かれる
  12. sbin    管理者用のコマンドが置かれる
  13. usr     アプリケーションなどのファイルが置かれる

【パス】 
ファイルのある位置を示す文字列

【絶対パス】 ルートからの位置を基準にしたディレクトリの指定。そのパス名は、必ず/ (ルート)から始まる
        
【相対パス】 自分が現在いるディレクトリ(カレントディレクトリ)を起点とした、ディレクトリの指定

ex) 自分のホームディレクリが「/home/mizuki」だとし、カレントディレトクリがホームディレトリなら、「/home/mizuki/.cshvc」と「.cshvc」は、同じことを表す。前者が絶対パス表記、後者が相対パス表記

【pwdコマンド】
カレントディレクリの絶対パスを確認するときに使用
ツリー構造の中で迷子になったときに便利!!
pwd  と入力しEnterキー

【ファイルシステム】
OSは、ファイルがハードディスク上のどこに書き込まれているのかを管理しており、これを実現するのがファイルシステム
Windows・・ FAT16・FAT32・NTFS5.1等
Linux・・ ext2・ext3 (ext2と3の大きな違いは、ジャーナリング機能)

基本操作

2005年08月17日 | Linux【入門編】

【アカウント】  Linuxは、マルチユーザーシステムの為、システムを利用できる人は、予め登録されているユーザーに限定されている。この権利が「アカウント」。

【ログイン】 「私は、このコンピュータを操作する権限を持っていますよ」とコンピュータに知らせる
 ⇒コンピュータ立ち上げ後、ユーザー名とパスワードを入力
※パスワードは、他人に見らても大丈夫なように、入力しても表示されない

【ログアウト】 「いったん使用を終了しますよ」とコンピュータに知らせる
・ exit
・ logout
・ Ctrl+Dキー のいずれかを入力し、Enterキーを押す。

【ユーザー】
① 管理ユーザー(スーパーユーザー)#・・ 特別なコマンドの使用やシステムの設定を変更したりできる。
②一般ユーザー $ ・・使用できるコマンドが制限されている。

【Xwindow】 Xwindowを使用することで、複数のプログラムを表示したり、図形や画像の表示ができる。
⇒LinuxでもGUIが利用できるようになる。
startxと入力後、Enterキー


【コマンドの実行】
コンピュータにシェルを通して、作業させるには、コマンドを実行する。
基本構成:  コマンド名 オプション 引数 Enterキー

【switchコマンド】ユーザー権限を移行する。 ex)一般ユーザー⇔管理ユーザー
・ su - [スイッチするユーザー名]

【コンピュータ停止】 管理ユーザーとしてログインし、shutdownコマンドを入力後、enterキー

shutdownコマンド:
・ 今すぐ終了 shutdown -h now
・ 5分後に終了 shutdown -h +5
・ 再起動 shutdown -r now        Enterキー

【今日の用語】

ターミナル・・OS上でファイル操作などを文字ベースで行う為のアプリケーション。

はじめに

2005年08月17日 | Linux【入門編】

【Linuxとは】  OSのひとつ。(他のOSの例:Windows・MacOS等)

【OSの働き】 コンピュータの基本的操作やアプリケーションの作動させる為の仲介、またファイルの管理等を行う。

【Linuxの利点】 強力・安定・安価な「サーバー」を構築する為に最適

【WindowsやMacOSとの相違点】 ユーザーインターフェースの違い
⇒基本的にはCUI方式(キーボードからコマンド(命令)を入力する)     
① CUI(Character-based User Interface)
⇒キーボードから文字を入力し、命令(コマンド入力)する         
② GUI(Graphical User Interface)
⇒アイコンなどの図形化させたものをマウス使い操作する

【特徴】
① 強力なネットワーク機能 ⇒イーサネットというネットワークハードウェア上に、TCP/IPなどの通信プロトコルを用いてコンピュータ間の通信を行う    
② マルチユーザーシステム  ⇒複数の人がネットワークを通じて、1つのコンピュータを操作できる    
③ オープンソース方式  ⇒ソースコード(ソフトの設計図)を公開(誰もが見れるので、バグやセキュリティホールの発見が早く、修正も迅速)

【構成】カーネル・ライブラリ・シェルからなる    
① カーネル・・OSの核となるソフト。カーネルはハードウェアを直接コントロールしている    
② ライブラリ・・カーネルとアプリケーションを結びつける。    
③ シェル・・コンピュータと人間の通訳。

【今日の用語】
ディストリビューション・・Linuxカーネルと便利なソフトからなるパッケージ
ディストリビューター・・沢山あるソフトの中から選んで、カーネルとくっつける人や会社

学習計画

2005年08月17日 | Linux【入門編】
私は、7月末からLinuxの勉強を始めました。
最終的には、CCNA(2006年3月頃)とLPICレベル2(2006年5月頃)を取得する予定ですが、ひとまず2005年11月頃にLPICレベル1を受験できるように、学習を進めていこうと思っています。
このブログは、作者が学習の進行の見直しするために作成したものですが、同じ資格の取得を目標としている方のお役にも立てれば、幸いです。