
年末から頭の中をラテンミュージックが回っていたので、サルサを踊りたい

と思っていましたが、六本木のクラブに行くのは、煙草とお酒がダメな私としては

ダメです。踊りたいだけなんで、純粋に踊るということを楽しめる、しかも習うなら本物に習いたいと、1ヶ月ほどネットで捜していました。どのHPを覗いても、ピン

と来ず、たまたま検索した時に、新宿で本場のコロンビア人の男女が先生をしているサルサスタジオを発見

これだ

と思って、行って来ました。正解

でした。
男性の先生はこの写真のべトさんです。20代のコロンビアの一流チームに所属しているそうです。2年前に日本人のスタジオのオーナーに導かれて来日されたようですが、日本語はかなり上手です。頭がいいと、スタジオオーナーも感心していました。コロンビアのサルサはカリ・サルサと言って、流行しているサルサよりステップも動きもかなり早くて、すごい運動量と能力です。私は、まずサルサを上手くなりたいと訪問。
3時半からの初級なのに、2時半に到着

1時間も間違えましたが、日本人のペアダンサーがべト先生のレッスンを受けていました。ショーで踊る曲を練習していました。ラテンは初めてで、観るのも初めて

なんだか「へえ~」という驚きがあります

その後に時間が来るまで、DVDで自分達のパフォーマンスを見せてくれたり、サルサ競技会(これが世界大会とか色々なところで、かなり盛大にやっているらしい)のDVDを見せてくれました。す・・・すごい

と、ここでも驚きというかショック状態・・・。激しいというかすごい身体能力がないと出来なさそう

と思いつつ、でも・・・私もいつか出来るかも?とポジティブに思ったりして、とにかく私は踊りたいのだから、ま~やるしかない
サルサ初級のレッスン、これは踊った事がある人なら簡単に思えるかもしれません。しかし

観るより簡単ではなかったです。フラをやっていたことが、ステップには悪影響もありました。なぜって?サルサはつま先からステップを踏むから。フラは常にベタ足でしたので、つま先で踏む事がかなり違和感があります。ま~慣れれば大丈夫

つま先から出して、かかとをつける。この練習の後、暇なエレベーター待ちや横断歩道待ちでステップ踏んでいます。克服するぞ
レッスン開始にもう1人若くて可愛い女性が現れて、生徒は2人きりでした。最初、べトさんが基本ステップをどんどん踏んでいくのを、横目で一緒に踏みます。前後、サイド、後ろへ、ターンなど・・・今日の課題はターン

これまた、フラの癖が出てしまい、ターンの軸足を動かしてはいけないというのが身についているので、少し動かさないと上手くターン出来ないということが発覚。べトさんが「何かが違う・・・」と、観察して指摘してくれました。
サルサは簡単だと、クラブで習う人とかは口々に言いますが、私の感想は簡単そうに見えて、本格的に習おうとすると、基本はしっかりあるのだと思いました。私が、そう思うだけなのかもしれないけど、サイドにステップを踏んで居る時も、フラの腰が出てしまう・・・という感じ。身体に染み付いているフラの感覚

しかし、サルサ用の腰を指摘してもらった後は、大丈夫。べトさん曰く、こんなに腰が柔らかく、上半身も柔らかく動かせるのはフラをやっていたから、すごくいい

普通の日本の人はこんなに腰も上半身も動かせなくて、最初大変なんだよって。ま~今日、褒めてもらったのは腰と上半身のサイドの柔らかさです。
少しステップをやった後は、いきなりペアダンスです。サルサはペアダンスだって知ってましたが、もう1人の生徒さんとべトさんがペアで踊っているのを観て、「へえ~~~」とまた、思ってしまいました。男性が超上手いから、上達だって早いに違いありませんし、本場のプロなんですから違います。
私の番になって、さっきやった基本ステップを前後左右、ターンとすべてを2人でペアになってやることに・・・。
あの・・・手の位置とかホールドの位置とか教えてもらわないとわからないんですけど・・・って質問。左手は男性の肩甲骨付近に置く、右手は自然に繋ぐ感じ。先生のリードのままに、どんどん踊る

踊る

回る~

後ろに急に向きを変えて踊ったり、フロアじゅうを彼のリードのままにどんどん位置を変えていったり、それは楽しいです。これは男性のリードで踊るものなのだと知りました。肘や手で合図をしてくれるので、それで踊る方向を変えていきますし、付いていくだけでいいので、待つことが肝心なのだそうです。なんだか、男女関係の普遍の基本を教えてくれているようにも思えます。現代の日本とは様子が違うようですが。女性は待っていることが肝心で、リードされて踊るのですから。リードが上手だとどんどん楽しく上手く踊れるに違いありません。リードできない男性は

ダメでしょう。。。
私の今日の課題はターンです

次回までに上手く回れるようになりたいです。フラの癖を脱却して。
初めてサルサを本場の人に習えて、ラッキーだと思ったのは、ペアダンスで先生の本場のリズムを感じることが出来ること

これが今日の一番の収穫

というのは、下半身のステップは踏んでいるうちに誰もが踏めるようになると思うけど、上半身のリズムやしなりというかムーブメントはやはり簡単には身につかないだろう。でも・・・今日はべトさんのリードで、肘や手を伝わって、上半身のリズムを感じることができた。上手い人と一緒に踊ると、自然と自分も同じリズムを刻めると思った。しかも20代の先生ですから、自分のエネルギーを吸い取られることもありません

かえって、もらっちゃうというか

1時間のうち組んで踊ると、ほとんど手を繋いで踊っているんだと、気づきました。先生も大変でしょうね。
よくソシアルダンスでは、先生に恋しちゃう人も多いそうですけど、あまりに若くて、健康的でさっぱり明るいって感じですから、そんな心配?も皆無。人懐っこい好青年という感じでした。ただ、ちょっと驚いたのは、踊る前に先生がアルマーニのコロンをつけたと思ったこと。そのコロン、私も使っているのと同じで、今日はアルマーニのコロンをつけて行ったから、その偶然にびっくりした
ヘルシーに明るくサルサを楽しみます

サルサは世界的にブームですから、アメリカとか外国に行った時にサルサバーに行こう

って思ってます。煙草の煙のないフロアでしか踊りたくないので、ヘルシー志向サルサのフロアで踊りたいです。とりあえず、地道に毎週、レッスン通います。今日もほとんどマンツーマンですから、こんなにお得なレッスンで有難いというか、このチャンスに感謝しよう