Eight Peaks English Club + math

・幼児クラス・小学生クラス・中学生クラス・高校生クラス
・英検対策クラス(年間最大3回実施)

4月も終わりだというのに…

2011-04-26 18:46:39 | 日々のブログ

 ここのところ、お天気が安定しない八ヶ岳南麓地方。お日様が照って、暑くなったと思いきや、午後はヒョウが降ってきたり、寒い北風がピューッと吹き付けたり・・・。先日、教室に来てくれている生徒さんのママと一緒に、野菜の種まきをしたのですが、今のところ、まだこの気候の変化を警戒してしてか、芽を出してくれません。ポカポカお日様がず~っと照っているような日はまだまだ先のようです。


 さて、今日も同じく早めのレッスン。まずは4年生からスタート。
このクラスは3月にできた新しいクラスですが、すっかりこの教室のスタイルにも慣れて、レッスン前のウォーミングアップのフォニックスかるたが大好きです。少し覚えるのにも差があった4人ですが、今ではすっかりお互いに競えるほど音を覚えてきています。一つ下の3年生の妹さんも一緒に頑張っていますが、堂々としたものです


 レッスンでは、「世界の国とそのあいさつ」をチャンツで行いました。
‘This is China. Let's say Ni Hao. This is America. Let's say Hello....' といった具合に、タイ、ドイツ、アフリカ、日本などなど、いろんな国と挨拶をリズムに合わせていっていきます。これが少し早いペースなので、練習が必要ですが、この練習で、英語のリズムや語彙をたくさん吸収できるのです。


 またそのあとは、You are OUT! というゲームを行いました。前回もやって盛り上がりましたが、A~Zまでを順番に言っていくときに、一人3レターまで、というルールに沿いながら、アルファベットを口に出して言っていきます。3つまでなので、もちろん1つでも2つでもOK。最後に“U”を逝ってしまった人が、みんなから、「You are OUT!」と言われて、その人はゲーム終了~。最後まで”U"を言わなかった人が勝ちというゲームです。


 私は前回1回目か、2回目でOUTとなりましたが、今回は2回やって2回ともWinnerに。
少々大人げないと思いつつも、ガッツポーズをとる私に、「今度は絶対負けないもんね!」と息巻く子どもたちでした

 そのあとは中3クラス。学校の授業がまだ中2の残りをやっているということで、ワークも含め、ここでは今日すべて終わりにしました。もう4月なのに、大丈夫なのかしら…と思いつつも、確実な英語力の定着と理解を促すために、何度も練習問題に取り組みました。特にnot as ~as ・・・の構文は、日本語訳にとらわれ過ぎてわからなくなってしまいがち。「asasサンドイッチ」方式を確認しながら、スラスラと英文が書けるようになるまで、繰り返し問題を解きました。


 New Horizonのこの単元で取り扱われているCan anyone hear me?というお話、とっても意味深な、心に残るショートストーリーです。この物語の原作は、「ショートショートの神様」と言われている、星新一さんの作品、「おーい、でてこーい」の英訳版です。原文よりもかなり短くしてありますが、やはり内容はとても道徳的なもの。英語のテキストとはいっても、生徒たちに考えさせるお話、というものは、単なる文法の説明に終わらないで、一緒に考えてみたいものですね。


 特に、今、日本は原発の危機にさらされています。このお話を読んだとき、「どきっ!」とした場面がありました。


 They dumped industrial waste, nuclear waste and many other things.


 これは、嵐の後に、元々あった神社が流され、そのあとにできた大きな穴に、人々がどんどんいらないごみを捨てていき、ついには産業廃棄物や原子力の廃棄物なども投げ込むという場面です。結局この穴はいっぱいになることがなく、人々は「完璧なゴミ捨て場」を手に入れた、と喜ぶのですが・・・・。


 このあとの結末を見ると、今の日本の状況を想像してしまいます。本当に今、私たちは地球環境というものを真剣に考える必要があると、改めて考えさせられる作品です。 

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