今日は久々に再会する生徒さんとのアポイントがある日。この生徒さん、昨年2月にAustralia にワーキングホリデーで旅立ち、一度帰国したものの、一か月の充電期間後にまた再度渡豪した、バイタリティあふれる女性です。
その彼女が、ビザの期限である1年を終え、先日帰国したのですが、今日は久々にお会いする日でした。一目見ただけで、威風堂々?というのは大げさですが、1年前の彼女とは違って、とてもキラキラと輝いてることがわかり、さぞかしいろんな経験をしたんだろうな、と感じました。「久しぶり~!!」から始まって、いろんな書き込みがある大きな地図を広げて、1年で訪れた場所やその時の面白エピソードを聞かせていただきました。
彼女は4カ月ほどSydneyの語学学校に通った後、WWOOF(ウーフ)で様々なFarmにステイをしながら、農業の仕事を手伝い、現地の人々と交流を深めたそうです。たいてい2~4週間くらいのスパンで次のステイ先を探し、自分でアポイントを取って、交通機関を探してそのお宅までいく、という経験をされたようですが、やっぱり若いっていいなぁ、と思いました。
私も20の時にAUSに旅立ち、初の海外生活をしましたが、仕事をしていたのでずっとSydneyでの生活で、環境的には便利なのが当たり前でした。彼女は田舎での生活。しかも日本人が全くいないような場所での経験ですから、それは本当に貴重な経験になったと思います。私もあと10年若かったらなぁ、と思ったりもしましたが、実は心の中で、40代のうちにホームステイをまたしてみたい、と考えていたりします。おばさんでも受け入れてくれるのかしら
彼女の話からもわかったのが、やっぱり英語は言語であるということ。当たり前のことなんですが、教科として組み込まれているいまの教育システムでは、実践する場所がないために、知識の蓄積だけで活かすことができない。それは本当にもったいないことです。せっかく学習た知識なら、どんな形にせよ英語を「言語」として使えるような環境づくりをしなくては意味がないのではないでしょうか。英語を指導している側としては、そこが今一番大きな課題だと感じています。
それにしても、久々にワクワクしたお話を聞かせていただきました。私も先日Sydneyにはいきましたが、次回はぜひ、ちょっぴり「未知」な体験もして、ワクワクした気持ちを味わえるような旅にしたいです。