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名古屋のステキ日記

名古屋をこよなく愛する私の、気まま日記。

名古屋能楽堂にて「平家物語」鑑賞

2006年04月08日 | Weblog

ご招待状をいただき、本日(4/8)友人と
「名古屋能楽堂」に行ってきました。


   午後二時開演

     筑前琵琶 久世旭如 「平家物語」 


流れは以下のとおりでした。

 ・祇園精舎
 ・維盛の都落
 ・鹿の遠音 二題
 ・横笛と滝口入道
 ・壇ノ浦
 ・耳なし芳一

以上、2時間の公演でした。


琵琶と尺八の音をじかに聞いたのは初めてでした。
なんとも素晴らしい音色ですね。
尺八の枯れた音は鳥肌が立ちます。

日本の怪談を思い起こさせますが(笑)

平安より八百年の時を超えた今もなお人を魅了し続ける
平家物語。耳で聴く文学。

すっかりはまってしまいました。

素人の私が特に惹かれたものは
・祇園精舎
・耳なし芳一

です。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
    紗羅双樹の花の色 ~~・・・・・・」

中学の古典で暗記させられた記憶があります。
当時、古典はお笑い的な存在でした。
言い回しが面白く、いつも大笑いで授業を受けていました。

その頃に琵琶と尺八での「ひき語り」を耳にしていたらどうでしょう。
少しは違ったのではないかしら。

「耳なし芳一」はあの有名な怪談ですが、
琵琶での「ひき語り」、「尺八」の他に「鳴物」が入り、
目の前で映像が流れているような感覚でした。

西洋の音楽をより好んで聴いていた私にとって、
日本の音の素晴らしさに感動するとともに、
今後長く受継がれて行くことを祈っております。


~掲載写真について~

写真中央に写っているのは、
「加藤清正」像でして、
その後ろにある建物が「能楽堂」です。
更に向こうに見えるのが「名古屋城」の「天守閣」です。

今日は満開の桜で、花見客が多く、お天気は当初雨だと言われて
いましたが晴れて、気持ちのいい一日となりました。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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名古屋人 (通りがかりの旅人)
2006-04-11 23:35:41
清正像に能楽堂、そして名古屋城と一枚の写真にしたカメラアイがいいですね。

また、尺八の音は旅人にとっても聞き惚れるものです。

ある時は風の音であったり、ある時は自然を称えるオーケストラだったり、その音色は心の叫びのようなもの。。。

また、時々通りがかったら投稿します。では。。。

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名古屋人さんへ (名古屋のステキ日記)
2006-04-12 22:40:26
ステキなコメントを有難うございます。



写真は携帯にて撮影したものですが、

綺麗に撮れました。

満開の桜がまったく入っていないのが

残念ですが。。



尺八はなぜあそこまで人の心を捉えて

離さないのでしょうね。

自然の力を感じます。



またのお越しをお待ちしております。
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