昨年の大みそかの「第63回NHK紅白歌合戦」は、関東地区で第2部の視聴率が42・5%(ビデオリサーチ調べ)と、前年の41・6%を0・9ポイント上回って、年間ナンバーワン視聴率となった最年長初出場の美輪明宏(77)や“ビッグ”な矢沢永吉(63)の後押しもあっての「合格点」(NHK関係者)だが、テレビからは伝わらない苦労やドタバタ、ブーイングもその舞台裏をお届けする
■アフリカ巨額中継
最新のLED映像技術を駆使したステージは、「これまでにはないエキサイティングな演出」(舞台関係者)と評価は高かったが、総製作費は推定3億円と、巨額に中でも、目玉のひとつMISIA(34)がアフリカ南西部ナミビア共和国のナミブ砂漠から登場した衛星生中継は突き抜けていた
「アフリカからの中継は、わずか6分間のために5000万から6000万円かけたといわれる米ジャズグループのピンク・マルティーニとコラボした由紀さおりも米国からの生中継に1000万円は下らない予算を費やしたようだ」(舞台制作会社幹部)
番組制作費の約6分の1はMISIAに費やされたことになる
■カラオケの是非
巨額を投じた海外生中継のシワ寄せは、出場歌手の演奏に影響したようだ
「実は今回から一部のバンド演奏を除き、ほぼ全部がカラオケとなった紅白では初めてのケースだ」と明かすのは大手プロダクション幹部
この点をミュージシャンの向谷実氏(56)も生放送中にツイッター上で繰り返し指摘「カラオケってもう表示しちゃったっていいよ」「生演奏することが難しい歌合戦というのがそもそもわからない」と警告を発していた
近年の紅白では、ホールやスタジオに三原綱木とザ・ニューブリード、東京放送管弦楽団が控え、出場歌手の伴奏を担ってきた「時間が押した場合などは演奏で調整したり、歌手側のハプニングも職人芸で合わせられるメリットは大きかった」と元スタッフ
それがカラオケとなったのは、「最新LEDの映像と同期するため」と関係者が説明するが、別の事情もあるようだ
「本音は予算縮小でしょう楽団のギャラに加え、有料ネット配信での2次使用、3次使用の権利問題もある」(音楽関係者)
あ・うんの呼吸で歌うことができた楽団と異なり、残響が大きいNHKホールでの“カラオケ”には一部の歌手から「歌いにくい」とブーイングも実際、出だしの音を外すベテランもいた
■ダンサー代助かる
一方、アイドル全盛が思わぬ“予算カット”に貢献していた
「今回の紅白は、ポップスから演歌まで、バックダンサーにAKB48やももいろクローバーZらのメンバーを起用したとくに細川たかしと、ももクロの異色コラボでは審査員席の樹木希林らが大笑いするなどウケたNHKにとってはダンサーに人数をかけずに済み一石二鳥となった」(プロダクション関係者)なんて皮肉る声も
■永ちゃんもう1曲
ゆずが、昨年12月31日北海道・北海きたえーるにて年越しライブを行った
彼らがカウントダウンライブを開催するのは、2003年パシフィコ横浜で行われた『幸(せ)拍(手)歌合戦』以来2度目この日は12月8日からスタートした『YUZU ARENA TOUR 2012-2013 YUZU YOU~みんなと、どこまでも~』の2012年ラスト公演ということもあり、会場には北海道や東北はもちろん、九州や沖縄まで全国各地から大勢のファンが集結した
【その他の写真】9年ぶりの年越しライブを笑顔で盛り上げたゆず
リーダーの北川悠仁は「年越しってめちゃくちゃテンション上がるね!中学や高校生でも遅くまで外に出てられるっていうのがいいよねその気持ちをいつまでも引きずってるのかな(笑)」と笑わせつつ、開演から熱気で溢れ返るオーディエンスに「みんな元気いいな~今日は長いぞ」と呼びかける
年越しの瞬間が近づいたところで、モニター画面に表示された時計に合わせて全員でカウントダウンを開始年明けと同時に「祝!2013」の文字が現れ、新年一発目の曲として「夏色」が披露されると会場のボルテージは最高潮に北川は「最高の年越しになってます」と笑顔を浮かべ、「去年は笑ったこともあったし、泣いたこともあったよねでも今年はきっと良い年になると思いますなぜなら、スタートをゆずと切れたから!」と盛り上げた
アンコールでは、「僕らにとってまた新たな一歩を踏み出せた曲です」との言葉から、1月9日にシングルリリースされる新曲「REASON」をファンの前で初お披露目楽曲の世界観を忠実に再現した演出と幾重にも展開していくメロディで観客を魅了したゆずは「また、みんなで年を越せたらいいなと思います」と語り、9年ぶりの年越しライブを締めくくった
初出場の記者会見での「お○ん○ん発言」で下ネタが注目された“ヴィジュアル系エアバンド”のゴールデンボンバーは、「余計なことをしゃべる可能性があるから」と、トークを封印させられたという
また、矢沢永吉は当初2曲歌うプランもあったが、「本番直前になって、ご本人が『1曲でキメたい』と言い出した」(芸能ジャーナリスト)
斉藤和義(46)は、ギターのストラップに「NUKE IS OVER(核は終わりにしよう)」と反原発へのメッセージを書き込み、ネット上で話題になったものの、大きなハプニングもなく、関係者は胸をなでおろしていた
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「実は今回から一部のバンド演奏を除き、ほぼ全部がカラオケとなった紅白では初めてのケースだ」と明かすのは大手プロダクション幹部
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近年の紅白では、ホールやスタジオに三原綱木とザ・ニューブリード、東京放送管弦楽団が控え、出場歌手の伴奏を担ってきた「時間が押した場合などは演奏で調整したり、歌手側のハプニングも職人芸で合わせられるメリットは大きかった」と元スタッフ
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■永ちゃんもう1曲
ゆずが、昨年12月31日北海道・北海きたえーるにて年越しライブを行った
彼らがカウントダウンライブを開催するのは、2003年パシフィコ横浜で行われた『幸(せ)拍(手)歌合戦』以来2度目この日は12月8日からスタートした『YUZU ARENA TOUR 2012-2013 YUZU YOU~みんなと、どこまでも~』の2012年ラスト公演ということもあり、会場には北海道や東北はもちろん、九州や沖縄まで全国各地から大勢のファンが集結した
【その他の写真】9年ぶりの年越しライブを笑顔で盛り上げたゆず
リーダーの北川悠仁は「年越しってめちゃくちゃテンション上がるね!中学や高校生でも遅くまで外に出てられるっていうのがいいよねその気持ちをいつまでも引きずってるのかな(笑)」と笑わせつつ、開演から熱気で溢れ返るオーディエンスに「みんな元気いいな~今日は長いぞ」と呼びかける
年越しの瞬間が近づいたところで、モニター画面に表示された時計に合わせて全員でカウントダウンを開始年明けと同時に「祝!2013」の文字が現れ、新年一発目の曲として「夏色」が披露されると会場のボルテージは最高潮に北川は「最高の年越しになってます」と笑顔を浮かべ、「去年は笑ったこともあったし、泣いたこともあったよねでも今年はきっと良い年になると思いますなぜなら、スタートをゆずと切れたから!」と盛り上げた
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また、矢沢永吉は当初2曲歌うプランもあったが、「本番直前になって、ご本人が『1曲でキメたい』と言い出した」(芸能ジャーナリスト)
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