剛力彩芽主演でスタートした月9ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(三上 延/アスキーメディアワークス)原作は同名の人気シリーズで、古書をめぐる謎を古本屋の美人店主が明かしていくというミステリー小説だ『図書館戦争』(有川 浩/角川書店)や『舟を編む』(三浦しをん/光文社)などのヒット作からもわかるように、本を小説の題材にするのはいわば鉄板ジャンルで、この『ビブリア~』のように書店を舞台にした小説も少なくなく、人気も高いしかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだ
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『本屋さんで本当にあった心温まる物語』(川上徹也:著、須山奈津希:イラスト/あさ出版)は、そうした書店にまつわる“いい話”を集めた1冊たとえば、青森のある書店では、リニューアルオープンして数日後、参考書の棚の本と本のあいだに、1通の封筒がはさまっていた店長が封筒を取り出すと、そこには「店長様へ」と宛名が中の手紙には、高校時代にこの書店でどうしても欲しかった参考書を万引きしてしまったこと、希望の大学に入学し、就職して、好きな本を好きなだけ買えるようになったものの、ずっとこの書店で万引きしたことを忘れることができなかったこと、そして「私もリニューアルさせてほしい」という言葉が綴られ、1万円札が同封されていたそう万引きが犯罪であることは間違いないが、この手紙に店長は胸を打たれたようだ
また、読書感想文の本を探しに駅前の書店に出かけた母娘のエピソードでは、店員が中学生の娘のために文庫本をセレクトしかも即興で「読書感想文オススメ本紹介ミニフェア」を開催! 山本甲士『わらの人』(文藝春秋)に原田マハ『キネマの神様』(文藝春秋)、角田光代『さがしもの』(新潮社)という3冊を楽しくていねいに説明してくれたこのことをきっかけに、娘は積極的に書店に行くようになったのだとか別のエピソードでは、読書感想文の本を書店の店主が選んだところ、見事にコンクールで特選に店主がうれしさ余って著者に葉書を送ると、作家本人から「おめでとうございます」、「素敵な書店さんからのすばらしい便りに接することができ、書き手として、こんなに喜ばしく、ありがたいことはありません」という返事が本と読者をつなぐ書店の役割が、こうして見えるかたちになることもあるようだ
一方、『書店員が本当に売りたかった本』(ジュンク堂書店新宿店/飛鳥新社)は、昨年、惜しまれながら閉店したジュンク堂書店新宿店が最後に開催したフェア「本当はこの本が売りたかった!」で、棚を飾った本とその手書きポップをフルカラーで掲載各書店員の熱い思いが炸裂したポップは、ただそれだけで感動的だびっしり小さな文字で思いを書き綴ったものもあれば、た 豊島区民センター(豊島区東池袋)で2月1日~2日、「東京マンガ・アニメカーニバルinとしま」が開催される(池袋経済新聞)
豊島区内には「乙女ロード」があったり、昨年11月にアニメイト池袋本店がリニューアルオープンしたりするなど、漫画・アニメ関連の施設が多く集積する多くの漫画家が住んだトキワ荘(現存せず)、紫雲荘が同区南長崎にあることから、地元商店街が中心となって「トキワ荘文化」を伝える活動も行われているこれらを背景に「漫画の街豊島区」を発信するため今回のイベントが企画された
2日には、6階文化ホールでシンポジウム「マンガ・アニメを街づくりにどう生かすか」を開催パネラーが日本各地の漫画・アニメを活用したまちづくり事例を紹介するほか、今後の漫画文化の発信、地域活性化についてパネルディスカッションを行うコーディネーターに漫画家の牧野圭一京都造形芸術大学教授、パネラーに海洋堂の宮脇修一社長などを予定
1階では両日とも、各自治体の漫画・アニメを活用したまちづくりの展示、グッズ販売を実施ステージも設け、「声優による紙芝居、初心者向け漫画講座などの魅力ある企画を行うぜひお越しいただければ」と豊島区文化観光課の松田直也さん
開催時間は、1日=10時~18時、2日=10時~16時シンポジウムは2日13時30分~で、事前申し込み制入場無料問い合わせは豊島区文化観光課(TEL 03-3981-1316)まで 銀座の屋上でミツバチを育てる活動を屋上緑化や地域のネットワーク形成へと発展させたNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」理事長の高安和夫さんが、その活動をまとめた書籍「銀座ミツバチ奮闘記 都市と地域の絆づくり」(清水弘文堂書房)を出版した(銀座経済新聞)
【画像】 松屋銀座で屋上野菜「収穫祭」-ホテル西洋銀座料理長お手製カレーも(銀座経済新聞)
1965(昭和40)年千葉県生まれの高安さんは1999年、農業生産法人「アグリクリエイト」へ入社2003年に八丁堀に同法人東京支社を構えて支社長に就任したのをきっかけに、2004年に食や農をテーマにした勉強会「銀座食学塾」を設立活動を通してつながりを広げ、2005年に「ミツバチに屋上を貸してくれるビル」を探していた養蜂家・藤原誠太さんと巡り会った
勉強会を通してつながりのあった「紙パルプ会館」(中央区銀座3)専務の田中淳夫さんとともに養蜂活動をスタート会館屋上で採集された「銀座産」ハチミツは、松屋銀座、ホテル西洋銀座などでスイーツに盛り込んで販売され、「ミツバチが立ち寄れる場所に」と、マロニエゲート、松屋銀座などの屋上緑化にもつながったメディアにも数多く登場もともとハチを飼うのは(刺されたりすると)危険では」と不安視する声も当たったというが、徐々に地域住民からの理解を得、「街の構成員」として認知されるようになっていったという
「ミツバチの飼育を通じて銀座の環境と生態系を感じながら、採れた蜂蜜などを使って銀座の街との共生を感じたい」という思いで現在も活動は続いている昨年は840キロを採蜜その活動は、銀座に地域生産者を招き物販やシンポジウムを通して応援する「ファーム・エイド銀座」や、生産地へのツアー開催などへと広がりを見せている
同書では、7年目を迎えた銀座の都市養蜂と屋上緑化プロジェクトの舞台裏を紹介銀座、生産地とのつながりを、高安さんの熱意、関わりあったさまざまな人々の思いとともに具体的につづっている併せて、震災復興に向けた取り組みや、アジアへと舞台を広げる構想なども紹介
春になればミツバチの動きも活発になり、松屋銀座など屋上農園で飛び回る姿を見ることができるようになる「銀座のミツバチの姿を通して、自然や農環境を身近に感じていただければうれしい」と高安さん
うとしてその度に投げ出した」と正直すぎる事情を吐露したものや、『原水禁署名運動の誕生』(丸浜江里子/凱風社)のポップに「無礼を承知で言いますこの運動を始めた人は、すごい」と、直球のリスペクトを贈るものまで、さまざま「普段は日の目を見ない本たちが主役でいられた1ヵ月」だったこのフェアは、多くの人たちが詰めかけて幕を閉じたが、この本は「店はなくなっても思いは消えない」ことがよく伝わってくる1冊だ
前出の『本屋さんで本当にあった心温まる物語』にも、ユニークなフェアによって独自色を打ち出している熊本県の書店の話や、町から書店がなくなったことをきっかけに起こった、住民たちによる書店の誘致運動と、誘致後も地域で書店を盛り上げる活動を行っている北海道の留萌市のエピソードが取り上げられている本を仕入れて売るだけではない、本を媒介にして人々の交流が生まれる場所へ……書店にとっては厳しい時代だが、こうした取り組みが実を結び、“忘れられない本屋さん”が増えることを祈らずにはいられないしかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだレザー 財布しかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだiPhone 5 ケースコピーしかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだシャネル カンボ
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『本屋さんで本当にあった心温まる物語』(川上徹也:著、須山奈津希:イラスト/あさ出版)は、そうした書店にまつわる“いい話”を集めた1冊たとえば、青森のある書店では、リニューアルオープンして数日後、参考書の棚の本と本のあいだに、1通の封筒がはさまっていた店長が封筒を取り出すと、そこには「店長様へ」と宛名が中の手紙には、高校時代にこの書店でどうしても欲しかった参考書を万引きしてしまったこと、希望の大学に入学し、就職して、好きな本を好きなだけ買えるようになったものの、ずっとこの書店で万引きしたことを忘れることができなかったこと、そして「私もリニューアルさせてほしい」という言葉が綴られ、1万円札が同封されていたそう万引きが犯罪であることは間違いないが、この手紙に店長は胸を打たれたようだ
また、読書感想文の本を探しに駅前の書店に出かけた母娘のエピソードでは、店員が中学生の娘のために文庫本をセレクトしかも即興で「読書感想文オススメ本紹介ミニフェア」を開催! 山本甲士『わらの人』(文藝春秋)に原田マハ『キネマの神様』(文藝春秋)、角田光代『さがしもの』(新潮社)という3冊を楽しくていねいに説明してくれたこのことをきっかけに、娘は積極的に書店に行くようになったのだとか別のエピソードでは、読書感想文の本を書店の店主が選んだところ、見事にコンクールで特選に店主がうれしさ余って著者に葉書を送ると、作家本人から「おめでとうございます」、「素敵な書店さんからのすばらしい便りに接することができ、書き手として、こんなに喜ばしく、ありがたいことはありません」という返事が本と読者をつなぐ書店の役割が、こうして見えるかたちになることもあるようだ
一方、『書店員が本当に売りたかった本』(ジュンク堂書店新宿店/飛鳥新社)は、昨年、惜しまれながら閉店したジュンク堂書店新宿店が最後に開催したフェア「本当はこの本が売りたかった!」で、棚を飾った本とその手書きポップをフルカラーで掲載各書店員の熱い思いが炸裂したポップは、ただそれだけで感動的だびっしり小さな文字で思いを書き綴ったものもあれば、た 豊島区民センター(豊島区東池袋)で2月1日~2日、「東京マンガ・アニメカーニバルinとしま」が開催される(池袋経済新聞)
豊島区内には「乙女ロード」があったり、昨年11月にアニメイト池袋本店がリニューアルオープンしたりするなど、漫画・アニメ関連の施設が多く集積する多くの漫画家が住んだトキワ荘(現存せず)、紫雲荘が同区南長崎にあることから、地元商店街が中心となって「トキワ荘文化」を伝える活動も行われているこれらを背景に「漫画の街豊島区」を発信するため今回のイベントが企画された
2日には、6階文化ホールでシンポジウム「マンガ・アニメを街づくりにどう生かすか」を開催パネラーが日本各地の漫画・アニメを活用したまちづくり事例を紹介するほか、今後の漫画文化の発信、地域活性化についてパネルディスカッションを行うコーディネーターに漫画家の牧野圭一京都造形芸術大学教授、パネラーに海洋堂の宮脇修一社長などを予定
1階では両日とも、各自治体の漫画・アニメを活用したまちづくりの展示、グッズ販売を実施ステージも設け、「声優による紙芝居、初心者向け漫画講座などの魅力ある企画を行うぜひお越しいただければ」と豊島区文化観光課の松田直也さん
開催時間は、1日=10時~18時、2日=10時~16時シンポジウムは2日13時30分~で、事前申し込み制入場無料問い合わせは豊島区文化観光課(TEL 03-3981-1316)まで 銀座の屋上でミツバチを育てる活動を屋上緑化や地域のネットワーク形成へと発展させたNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」理事長の高安和夫さんが、その活動をまとめた書籍「銀座ミツバチ奮闘記 都市と地域の絆づくり」(清水弘文堂書房)を出版した(銀座経済新聞)
【画像】 松屋銀座で屋上野菜「収穫祭」-ホテル西洋銀座料理長お手製カレーも(銀座経済新聞)
1965(昭和40)年千葉県生まれの高安さんは1999年、農業生産法人「アグリクリエイト」へ入社2003年に八丁堀に同法人東京支社を構えて支社長に就任したのをきっかけに、2004年に食や農をテーマにした勉強会「銀座食学塾」を設立活動を通してつながりを広げ、2005年に「ミツバチに屋上を貸してくれるビル」を探していた養蜂家・藤原誠太さんと巡り会った
勉強会を通してつながりのあった「紙パルプ会館」(中央区銀座3)専務の田中淳夫さんとともに養蜂活動をスタート会館屋上で採集された「銀座産」ハチミツは、松屋銀座、ホテル西洋銀座などでスイーツに盛り込んで販売され、「ミツバチが立ち寄れる場所に」と、マロニエゲート、松屋銀座などの屋上緑化にもつながったメディアにも数多く登場もともとハチを飼うのは(刺されたりすると)危険では」と不安視する声も当たったというが、徐々に地域住民からの理解を得、「街の構成員」として認知されるようになっていったという
「ミツバチの飼育を通じて銀座の環境と生態系を感じながら、採れた蜂蜜などを使って銀座の街との共生を感じたい」という思いで現在も活動は続いている昨年は840キロを採蜜その活動は、銀座に地域生産者を招き物販やシンポジウムを通して応援する「ファーム・エイド銀座」や、生産地へのツアー開催などへと広がりを見せている
同書では、7年目を迎えた銀座の都市養蜂と屋上緑化プロジェクトの舞台裏を紹介銀座、生産地とのつながりを、高安さんの熱意、関わりあったさまざまな人々の思いとともに具体的につづっている併せて、震災復興に向けた取り組みや、アジアへと舞台を広げる構想なども紹介
春になればミツバチの動きも活発になり、松屋銀座など屋上農園で飛び回る姿を見ることができるようになる「銀座のミツバチの姿を通して、自然や農環境を身近に感じていただければうれしい」と高安さん
うとしてその度に投げ出した」と正直すぎる事情を吐露したものや、『原水禁署名運動の誕生』(丸浜江里子/凱風社)のポップに「無礼を承知で言いますこの運動を始めた人は、すごい」と、直球のリスペクトを贈るものまで、さまざま「普段は日の目を見ない本たちが主役でいられた1ヵ月」だったこのフェアは、多くの人たちが詰めかけて幕を閉じたが、この本は「店はなくなっても思いは消えない」ことがよく伝わってくる1冊だ
前出の『本屋さんで本当にあった心温まる物語』にも、ユニークなフェアによって独自色を打ち出している熊本県の書店の話や、町から書店がなくなったことをきっかけに起こった、住民たちによる書店の誘致運動と、誘致後も地域で書店を盛り上げる活動を行っている北海道の留萌市のエピソードが取り上げられている本を仕入れて売るだけではない、本を媒介にして人々の交流が生まれる場所へ……書店にとっては厳しい時代だが、こうした取り組みが実を結び、“忘れられない本屋さん”が増えることを祈らずにはいられないしかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだレザー 財布しかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだiPhone 5 ケースコピーしかし、じつは現実の書店も、こうした小説顔負けのエピソードが満載なのだシャネル カンボ