心理テストは仲間内の話題に最適で、「〇〇君は△△タイプ!」みたいなネタで盛り上がってたなぁ。
そう言えば、「犯罪心理学」や「プロファイリング」って言葉が一般的になったのもその頃かと。
論文テストに映画「羊たちの沈黙」の感想を書けば単位をやる!と法理学の教授が言ってたような時代でした。
ということで、自己実現を考える上で基礎となる『マズローの欲求段階説』を見てみます。
・5段階)自己実現の欲求
・・・自分が望む自分 ≒夢
・4段階)承認の欲求
・・・インスタとか =我
・3段階)社会的欲求
・・・所属する安心感、愛情 ⇔孤独
・2段階)安全の欲求
・・・生命の安全、生活の安定 ⇔不安
・1段階)生理的欲求
・・・食欲、睡眠欲、排泄など =生理現象
要約すると、
1段階目は、動物における本能的な欲求であり、
2~3段階目は、マイナスの心理状態で生じる欲求、
4~5段階目は、プラスの心理状態で生じる欲求となっているようです。
さらに先に「自己超越」という段階があるのを、今回調べていて初めて知ったのですが、ざっと見た感じ「禅の心」に近いイメージなのかなという印象。
この辺りについては、いずれ改めて考えてみたいと思います。
さて、
『自己実現』
夢という意味合いで自分の理想像をイメージしがちですが、ここでは別の意味で捉えたいと思います。
言い換えれば、
『自分らしい満足がある人生』
”満足する”ためには、自分が求めているものは何なのか?を知る必要があります。
他人と同じものごとに満足を感じるとは限らない。
むしろ、他人と同じであれば、それが自分の本心なのか疑ってみてもいいと思う。
幸せと思うのは頭で、幸せを感じるのが心です。
心は何を望んているのか?
おそらくそれは、これまでの人生の中に無意識に潜んでいます。
私の場合は、最近になって、自分が文章を書くのが好きという事に気づきました。
たしかに昔から読書は好きだったし、文章を書くのは苦にならない方でしたが、文章を書くという作業に対して「好き」という言葉を使うことがあるとは思いもしませんでした。
より正確に言うと、イロイロ考えることが好きで、それを文章で表現するのが楽しい。
記事1本書くのに2~3時間かかったりするのですが、時間を忘れて「満足できる」まで文章を推敲するので、完成したときは達成感や充実感に包まれます。
そうした満足感は、人体的に言えば脳内麻薬の働きかと思いますが、エンドルフィンだかドーパミンだかが出てるんでしょうね。
まずは、その状態を体の中に繰り返し起こすこと。
そうしたメンタルのコンディション作りが、自己実現に向けての第1歩になると思うんです。
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