ハンセン病問題を考えるネットワーク泉北

「外島保養院移転予定地」だった
大阪府(旧)泉北郡の地元からの発信

泉北郡忠岡町社会福祉協議会の研修に協力しました

2009年06月16日 15時08分41秒 | 日記
6月11日午後3時から、社協の会議後の人権講演会で「ハンセン病問題を考えるネットワーク泉北」として「大阪とハンセン病問題ー今問われているもの」のお話をさせて頂きました。1937年大阪府の資料によると患者のいる家をマークして今後訪問指導予定の●印がついた資料があります。忠岡町にも丸がついています。
手違いでDVDを使用できず、レジメと大阪府のパンフレットを使ってお話しました。関心を持って聞いてくださる様子が伝わってきました。大阪にあった「外島保養院」をどなたも知らないとの事でパネルを使いながら、大阪のハンセン病の歴史に触れ「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」施行後の今の課題もお話しました。関西退所者の会の方が地方公共団体に要求したいことを事前に知らせて下さったので表現は上手ではないですが分かって頂いた感じです。これから長島訪問なども企画されるのではないかと思います。

2009年度活動について会議

2009年06月16日 15時08分02秒 | 日記
6月8日、ネットワーク泉北の会議をしました。
1)12月5日には「第7回いずみ琉球フエステイバル」があり、宝塚の三木さんご夫妻が再度沖縄料理の講師で来て下さいます。三木美佐江さんご夫妻は、「ハンセン病問題を考える会尼崎市民の会」の方々と分かりました。楽しく交流できる機会となるでしょう。
2)12月6日は、ハンセン病問題・HIV・新型インフルエンザをテーマにしたシンポジウムを計画しています。沖縄から金城幸子さん、宜寿次政江さんが来阪して下さいます。
3)近藤宏一さんの半生を「ぼくのハーモニカ」の教材にしていますが、中学生に演劇として演じてもらうことになりました。これからシナリオを考えていくところです。
4)8月最後の29日(土)30日(日)には大島青松園を訪問予定です。

杉野ハンセン病資料室を訪ねる

2009年06月16日 15時06分30秒 | 日記
会員の三宅洋介・美千子は6月5日(土)福岡県鞍手郡小竹町御徳167-31の
ちくほう共学者学舎「虫の家」に設けられた「杉野ハンセン病資料室」を訪ね、高石伸人さんのお話をお聞きして楽しい一時をすごさせてもらった。「筑豊の強制連行を考える会」の柴田・山田先生が紹介して下さってのことである。かつて炭鉱の町だった小竹町だ。住宅街の一角にある資料室。「・・・菊池恵風園に入園されている杉野芳武さん、桂子さんご夫妻との出会いを通して、国家の人を人とも思わぬ差別政策と、結果としてその非道に加担した私達の犯した過ちを身に刻むために、2008年4月に開設したものです。」とパンフレットにあり杉野夫妻によって提供いただいた療養所でかつて手づくりされた家具など展示されている。また、10年かけて全国の療養所を回られて撮った写真展示もあり、小さな町の小さな資料室のふところの広さを感じました。虫の家の自主企画で20日には「長島愛生園」「邑久光明園」を遠路訪問されるとお聞きし、かねてより「ハンセン病問題を考えるネットワーク泉北」と交流のある近藤宏一さんをご紹介いたしました。共通の知人の多さに感動し、どこかでお目にかかることを願ってお別れしたのでした。