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ユッキーの改造車両

これまでの改造車両まとめです。
未追加のものは追々。。。

289系FG編成(交流機器撤去車)

2018-03-30 21:40:00 | JR西日本車両
289系FG編成こうのとり(交流機器撤去車)



"歴史は繰り返す"


1986年の福知山線・山陰本線電化に伴い、北陸を始めとした各地から485系が集められ、新たに設定された特急北近畿に投入されました。これらの485系は後年交流機器を撤去し、直流専用の183系となりました。その一部は2013年の183系完全撤退まで運用され、485系時代より183系時代が長い車両も存在しました。

2015年、北陸新幹線が開業し、北陸が大きく変わりました。その車両転配に伴い、それ以前にしらさぎとして運用されていた683系2000番台は編成組み換えを経て、交流機器を使用停止とし、新たな系列"289系"として再デビューを果たします。大先輩の485系が辿った道です。
さらに2016年以降、順次交流機器を撤去し完全な直流車とする工事が進められています。
大先輩の485系改め183系と同じく、683系時代よりも289系時代が長くなるのでしょうか。





我が地元を走るエース、289系FG編成を作製しました。
交流機器撤去・グリーン車の半室化が施された姿をプロトタイプとしています。




種車は新製品(当時)の683系にしました。
683系2000番台は製品になった0番台と相違点が多く、切り継ぎが多発します。
先頭・中間・後尾で断面の違う681系は使いづらかったのでこの際思い切って大量導入

1両ずつ紹介していきます。

1号車:クロハ288-2000

まずは福知山・城崎温泉方先頭車のクロハ288-2000
種車は先頭車×1と中間車×1


683系の先頭車をおろします。
先頭部も相まって魚の3枚おろしみたいになりますね。



そして、中間車からパンタ周りをもらってきます。


側面を左右で入れ替えて、えいやっ!と接合
しかし、683系の前面がなんか似てない気がしたので、ほくとくんの683系を参考に手を加えていきます。


スカート周りが外れるので、まずは薄切りに。


切り取った部位を少しずらして固定します。


おちょぼ口すぎる気がしたので、連結器周りを拡大。
また、鼻先もヤスリでゴリゴリしていい感じに整形。


切り取った部分から連結器だけパクってきて、♀連結器の先を切り落としたものに接合し取り付け。
スカート固定用のビスがちょうどいい位置にありました。
さらに実車を参考にスカートを斜めに削ります。


製品との比較。
割とリアルにできたのではないかと自画自賛←



交流機器撤去車なので、クロハのお腹にある主変圧器ゾーンを一気に切り取ります。


そして、プラ板入れて終わり

中間車を接合するだけでは、パンタ位置が後ろ過ぎる気がしたので加工します。

まずは屋根に穴を開けます。



そして、パン周りを切り出して…


前へ移設。
残りの部分はプラ板で埋めました。





半室グリーン車を再現するため、一部の窓モールドを埋め、彫刻刀で筋彫り。
…どうせ黒く塗るんですが()


683系2000番台→289系2000番台の特徴である、元喫煙室の窓は筋彫りで対応。


2号車:モハ289-3400


2両目のモハ289-3400
編成内で最も座席数の多い車両です。奥の扉は準備工事で、業務室として使われています。
加工は、中間車2両のパンタ無い側を切り継いだだけ。以上()
種車は中間車×2(うち1両はクロハと共用)


3号車:サハ288-2200


車椅子対応座席や対応トイレ、多目的室を備える車両です。
主に自由席に使われますが、車椅子対応席のみ指定席になるという変わり種
種車は先頭車×1と中間車×1


中間車に、先頭車から切り出した扉周りを切り継いで行きます。


先頭車の扉を切り出す前に、彫刻刀で幅広ドアになるよう加工


ほかの車両もそうですが、床下機器もできる限り使えるように切り継いでいますのでギザギザ


エイヤで組み込むとこんな感じ。
683系の特徴である扉近くの小窓は、切り継ぎで再現


2号車・3号車の切り継ぎ終了後の図。



多目的室は1号車のフリースペースと同様に彫刻刀で。
この車両は、面倒だったので床下機器の塗り分けを変えて交流機器撤去車っぽくしました。
そのうちプラ板に置き換えます←


4号車:クモハ289-3500

4両編成の新大阪方になる車両です。
この車両のみ、連結機構をつけたかったので681系から製作
種車:681系後尾車×1、683系中間車×1(余り物)


681系と683系のこの車の違いは、屋根上のビート…ということで、削りました。


そして、クーラーの室外機のモールドの形状が違うので、この部分だけ余剰になっていた中間車から頂戴。


加工はこれだけです。
種車との比較。大して変わりません()


そして塗装。クモハのみ、製品と同様に窓は誤魔化します()
今回は各車とも、黒(クレオス)→赤(クレオス)→グレー(サフ)→白(サフ)と塗装。


287系との並び。
289系は、運転台下のグレーの部分が特徴です。


今回は、各車にステッカーも用意。
作製当時はこうのとり限定運用だったのでこうのとり幕にしています。



2017年10月の彩都運転会でデビューしました。


そして早速鹿と衝撃()



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