会員のつぶやき

愛知県司法書士会半田支部会員のつぶやきです

司通信第8号 【ご挨拶】 支部長 荒川正志

2013-06-21 08:30:08 | 司通信 

時の流れのままに」

 

半田支部   支部長  荒川 正志

   

  このたび愛知県司法書士会半田支部の支部長に就任することになりました。
  知多半島に来てもうだいぶ経ちます。この地に来て、大変多くの恩を受けたこともあり、少しでも返せればと思い支部長を引き受けることにいたしました。

 

  知多半島は、住んでみればみるほど住みやすいところで、私の第二の故郷になりました。この半島のどんなところがすばらしいかは、ずっと住んでいる人には意外に分からないのではないかと思い、私なりに感じているところを書きます。
  1つ目は、「誰でも受け入れる素地がある」ということです。私自身もここの出身ではないわけですが、いままで、そのことによって何か地元の人と違う 扱いを受けたことは1度もなかったのです。私にとりそれは本当に大きな安心でした。2つ目は「魚がおいしい」ことです。地元の魚を普通に食べられるのは私の元気のもとです。3つ目は「大都会名古屋に近く、南知多方面に行けばきれいな風景をいつでもながめられる」ことです。便利、かつ心がいやされるということですね。

   

(りんくうビーチ)


   さて、本題ですが、「支部長として何をなすか」ですが、やはり根本的には司法書士法52条の司法書士会としての目的の遂行のための活動を支部として支える、または推進することにつきます。司法書士自体の業務の目的は、司法書士1条後段の登記、裁判等の業務の適正な実施により「国民の権利の保護に寄与する」ことです。最近、「司法書士(業)の未来に対する不安」についてよく聞きます。もちろん、故意に司法書士の業務をおびやかすことには断固たる対処が必要です。しかし、いわゆる「既得権益」を守るだけの「守り」一辺倒の考えでは不安が深まるばかりだと思います。

  司法書士が「国民、市民の権利の擁護」のために真摯に取り組んでいることを国民、市民の方に理解していただければ、基本的に将来に対する不安はないものと思います。業務でかかわった国民、市民にはそのことを理解してもらっていると思います。しかし、まだまだ司法書士が正当に評価されていないことが多いのも事実です。正当な評価を受けるためのアピール・紹介を兼ねて広報、講演会、相談会にも力を入れてゆきたいと考えています。また、若い会員も増えていますので、法的、業務の知識の基本的なところからの向上のためにも内部研修・交流を充実していきたいと思っています。

   司法書士会も司法書士もタイトルの「時のながれのままに」にあるように、そのときどきのクライアント、取引先また国民の要請と期待に応える会となり、事務所を作り上げることが大事だと思います。活動を通して、司法書士に対する期待をより高めることも必要です。

   今、個人的に考えているのは、「司法書士」という名称は現在の司法書士の実態と少し離れてきたと思っており、そろそろ変更をすべきだと考えています。その議論だけでも支部でやれればと思っています。

  それでは、2年間、支部会員の皆さんのご協力をよろしくお願いします

 

まもる君の一言!!「支部長、2年間よろしくお願いします」



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