花花ブログ

~NPO法人 花咲くしずおかフラワーネットワーク会議~ より季節の花の便りをお届けします

マツバボタン(ポーチュラカ)

2008年08月31日 | ガーデニングヒント
少~~し涼しい感じがしてきましたね。やっとやっと・・・しかし、昼間の太陽の熱さはまだまだ、、、です。
 暑い夏にお勧めの植物、ポーチュラカも、太陽に負けずにまだまだ咲いています。

 園芸店でいう ポーチュラカ、マツバボタンは、分類では共にポーチュラカとなります。
和名では「ツミキリソウ」とか、「ヒデリソウ」とも呼ばれます。
「ヒデリソウ」の名前のとおり、乾燥に強く、盛夏に次々と花を咲かせます。ポーチュラカは一重の花が多いですが、最近では「巨大輪種」や「八重咲き種」など多様な種類も出てきました。葉が丸く厚みのあるのが特徴です。対して「マツバボタン」は八重咲きで、葉がツンツンしているのが特徴です。「マツバボタン」は夜でも開花しているものが育種されて、一時ポーチュラカに奪われていた人気を取り戻しつつあります。
 ポーチュラカ(マツバボタンを含む)は乾燥した土壌を好みますのであまり頻繁にお水をかけないほうが良いでしょう。
 2004年の花博の会場でポーチュラカを花壇材料に使っていましたが、指示がうまく伝わっていなかったようで、他の植物と同じように水掛けをしてしまったところ、1週間後には葉が茂りすぎてしまい、急遽切り戻しを行った経験があります。
 肥料も少しずつ与えるのが良いですね。ただ、土壌は水はけの良いものに限ります。太陽が大好きですから、充分お日様に当ててください。

ハイビスカス

2008年08月17日 | ガーデニングヒント
毎日毎日どうしてこう暑い日が続くのでしょうか?いい加減、時折秋風が~~ということにならないのでしょうか?今回のご紹介は日本でももうお馴染みのハイビスカスです。

 ハワイを連想させるハイビスカス、日本では庭木は無理ですが鉢植えなら何年か楽しむことができますよ。
 ハイビスカスは5月頃から園芸店の店頭に並び始めます。日光が好きで毎日のように新しい花をつけます。ハイビスカスは肥料も多めに管理すると良いです。化成肥料を充分に与えてください。また、ムシ(アブラムシ、ハマキムシ)が付きやすいので定期的に薬剤を撒布してください。

 さて、ハイビスカスは夏の花ですが暑すぎる時期は花を止めます。期間にして7月後半~8月上旬くらいにその時期がきます。決して株が弱くなった訳ではありません。
 さて、越冬できた鉢植えの株は新しい葉をつける4,5月頃に植え替えてあげると良いでしょう。土は市販の培養土で大丈夫です。越冬した株は8月下旬頃になるまで花をつけません。ハイビスカスは元々日照時間が短くなると花を持つ性質があるためです。花の終ったハイビスカスの鉢は冬季には屋内で管理します。日光の当る場所で水掛け回数をかなり少なくしてください。(葉が落ちない程度)この時期に枝を半分くらいまで切り詰めてあげると翌年の木姿が良くなります。

季節の花 ---- ニーレンベルキア ----

2008年08月11日 | ガーデニングヒント
暑い日が毎日毎日続いています~~~フーッ
これから定期的に季節のお花の情報を投稿していきます。

まず第一弾は夏に白い花を咲かせるニーレンベルキア
20年前にはあまり知られていなかった花が今や寄せ植えなどの名脇役になりました。

 個人的にとっても好きな花なので 夏の花としてご紹介いたします。
ニーレンベルキアは和名では「ギンパイソウ」といいますが、日本のギンパイソウとはちょっと違いますね。秋蒔きの多年草、もしくは1年草に分類されますが、現在では春蒔きでもちゃんと花をつけます。種まきでも、と書きましたが、ここ数年は栄養系のニーレンベルキアが隆盛で花の数も段違いに多くなりました。
 ニーレンベルキアには、白と青紫しか色がありません。これは約20種類の原種がありますがそのいずれもが白か青紫だからです。(ピンクが出ることを期待しているのですが)

 ニーレンベルキアは花は小さいですがナス科の植物です。水はけの良い肥沃な土壌を好み長日下で花を咲かせる性質があります。刈り込みが容易で、あまりボサボサとしてきたら適当に切ってあげればまた枝を伸ばし始めます。
ただ、木化しやすいので、下葉を確かめて切らないと苗を傷めてしまいます。

直径30cm位の鉢に3株植えで2回ピンチをしてあげると立派な鉢に仕上がります。